魂魄は 驚いたり 身体にショックを受けた場合などに散失してしまう場合があり、
魂魄の散失を防ぐ、
一度 散失してしまったものを取り戻すという事は 仙道においても非常に重要とされています。
また 台湾の修行者の方によると、
いじめや虐待など 他の生霊をいたぶる行為を繰り返しているうちに
魂魄に傷がつくので そこから魂魄が散失していってしまうようです。
ですので いじめやいびり 虐待を繰り返しながら仙道を求めるのは論外ですが、
ヒヤッとするようなスピードレースやゲーム 遊戯など、
そういったものも 魂魄を守るという点からは あまり勧められないようです。
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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マブイ、マブヤーは、びっくりした時とかにも欠片が落っこちる。
それを拾っておけば長生きできるけど、拾わないとそんなに長生きできない。
遠方の海で亡くなった人がいる時は、その人のマブイもそこにあるので、
沖縄まで呪術的手法で持ち帰ってやらないとならない。
そんな感じの考え方だと、民俗学の講座で聞いた覚えがあるな。
高橋 恵子の『暮らしの中の御願―沖縄の癒しと祈り』を読むと、
そういった考えの背景とかも判ってなかなか面白いと思う。
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実際にマブイを落とした沖縄県民が来ましたよ。
子供の頃、自転車に乗ってて安全確認せず車道横断しようとして見事車と衝突。
ドアにぶつかったためか、自転車のハンドルが少し曲がったのと腕に鈍痛覚える程度だったので、
顔面蒼白な運転手に「大丈夫」と言い残し、その場を逃げるように去った。
その数ヶ月後、朝起きるとまともに歩けない。足に力が入らない。病院に行くと『かっけ』との診断。
検査を受けると、なぜか心臓に異常(雑音がするとかなんとか)が見つかり即入院。
入院中に母親がなぜかユタ(沖縄のイタコみたいなもの)を呼んだ。
ユタに視て貰うと、病気の原因は俺が事故に遭ったときマブイを落としたせいだと言う。
子供だったから素直に信じた。
で、その場でマブイを戻すまじない(?)をして貰った。
マブイを落とした自覚も戻った自覚も何もない。今となっては眉唾モンだな後は思う。
ところで、そのユタに視て貰った日に俺は腹痛に襲われていたんだよ。
入院中で早く家に帰りたかった俺は、医者にも親にもその痛みを訴えることはなかった。
病院だし、絶対なんらかの検査受けることは分かってたからね。
検査は大嫌いだったし、もし病気が悪化してたら入院が長引くことになりかねないので黙ってた。
でも俺を視たユタは「今凄いおなか痛いでしょう?えぐられるような感じだね」
と痛みの感覚まで当てた。
これにはすげえ驚いたよ。