|妖術師の館|
|・)… (店番中)
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζつ|ガラッ
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…魔女っ子 クリーミーもみ、
今日は 桃の節句ですので
アナタに仙桃を持ってきたのです。
この3000年に1度の機会を 無駄にしないようになさい。」
|・)
|桃 1パック 198円|
|・)=3 何だい、これ。
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「ほっほ これはテストです。
アナタに本物を見分ける力を養って欲しかったのですよ。
真正の仙桃は 後でお出しします。」
|・) 西王母のなりすましが 何言ってるんだろう。
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…さて 今の世の中は、
自称謫仙が溢れている訳ですが、
本物を偽物、偽物を本物と信じてしまう人が多いのも事実です。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…謫仙は どのようなタイプに多いかという事に関しては
日本でテッシーが 片親の人に多いと言っていたそうです。
つまり人生の基盤となる 家庭環境が非常に恵まれない人に多いという事ですが、
確かに 清水宗徳氏も片親で、
清水夫人は 養女に出された人であったとのこと。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…そして 母大陸では 謫仙の判別法として
このような事が伝えられています。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…まず 常人以上に難や身体の不調を抱える事が多い、
急死に一生を得るような体験が多いという事、
一方 性格は善良で柔和で やや内向的、
殺生などを好まず 聡明であり 金銭的に執着する事なく
霊夢を見る事が多いという事です。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…そして 自覚のないうちに
天上の知識を得ていたりします。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…そして 人によっては身体のどこかに
白色 赤色 黒色などで七星の形の模様があったりします。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…また常人と異なり
身体の中で 陰陽が完全に分かれているという事があります。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…ですので 手を頭上に挙げ、
手の色が小指の先から ゆっくりと白くなってゆくのが常人ですが、
謫仙の場合は ある時 急に色が変化し
手のひらが赤、手の甲が白と完全に分かれます。」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζ 「…それでは 今度こそ真正の仙桃を…」
(西 王 母)
ζ~( `m´)~ζつ(仙桃) |・)
(大 物 主)
( `m´)つ | 車 |
|・) 何か エンジン音が聞こえるのだけど。
(大 物 主)
( `m´)つ | 車 | |・)!
|・) 薬入りの桃を食べさせて 車に乗せるつもりだったよ…!
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「早くトランクに入らないか!!!!!!!!」