
(金剛薩た)
「本浄深明即法身(ほんじょうしんみょうそくほうしん)
任運明力受用円(にんうんみょうりきじゅようえん)
無別慈悲幻化身(むべつじひへんけしん)
了知本面即帰依(りょうちほんめんそくきえ)。」
「忽然迷乱諸衆生(こつぜんめいらんしょしゅじょう)
本初清浄法界中(ほんしょしょうじょうほうがいちゅう)
智慧明覚解脱故(ちえみょうがくげだつこ)
広大直定而発心(こうだいちょくじょうじほっしん)。」
自己の主要な3つの霊的脈管とチャクラを観じ
中央の霊的脈管の 下丹田の部位に 金剛薩たが坐しておられるのを視覚化し
金剛薩たの仏身より火焔が生じして 一切の業障が焼き尽くされる様子を観じつつ誦す。
【百字眞言】
オーム・ヴァジュラサットヴァ・サマヤマヌパーラヤ
ヴァジュラサットヴァ・テノパティシュタ・
ドゥリド・メ・バーヴァ
ストシュヨ・メ・バーヴァ
スポシュヨ・メ・バーヴァ
アヌラクト・メ・バーヴァ
サルバシッディム・メプラヤッチャ
サルバカルマス・チャ・メ・チッタム
シュリーヤム・クル
フーム・ハハハハホー
バガヴァン・サルバタターガタ
ヴァジュラ・マメ・ムンチャ
ヴァジュリバヴァ
マハーサマヤサットヴァ
アー フーム ペー
「熾燃智慧火焔故(しねんちえかえんこ)
頂上カン字降甘露(ちょうじょうかんじこうかんろ)
依次滴落四脈輪(いじてきらきしみゃくりん)
供養四輪諸壇城(くようしりんしょだんじょう)
四喜生起大安楽(しきしょうきだいあんらく)
将成無別四金剛(しょうじょうむべつしこんごう)
マハシカ・ベンザ・サッタ・アー・カン。」
自己の頭頂に蓮華があり その中に上師が坐しておられ
頭頂穴から 自己の上丹田に進入され
更に 自己の目の前に根本上師が坐しておられる様子を観じて誦す。
「四相究竟上師尊(しそうくきょうじょうしそん)
没有離合而頂礼(ぼつゆうりごうじちょうらい)
心気清浄供雲献(しんきしょうじょうくうんけん)
罪堕無為而懺悔(ざいだむいじざんげ)
遠離二執而随喜(おんりにしつじずいき)
請転無説勝法輪(せいてんむせつしょうほうりん)
広大遍成請常住(こうだいへんじょうせいじょうじゅう)
善根回向光明界(ぜんこんえこうこうみょうがい)。」
「光明四相究竟後(こうみょうしそうくきょうこう)
明智不変成五身(みょうちふへんじょうごしん)
大遷虹身水晶体(だいせんこうしんすういしょうたい)
無死ポマムザ尊(むしぽまむざそん)
対我慈悲恒記念(たいがじひこうきねん)
現前加持請賜予(げんぜんかじせいしよ)。」
「オン・アー・ウン
グル・ポマラミザ・ウン・ウン。」(何遍も誦す)
上師の 頭頂・喉元・胸の中央の三箇所が光り輝いてから
自分の頭頂・喉元・胸に融け入り 灌頂を授けられ 身口意の業が清められたと観じ
三摩地に入る。
(回向)
「我願以此善福力(ががんじしぜんふくりき)
速成具徳上師尊(そくじょうぐとくじょうしそん)
一切衆生皆無余(いっさいしゅきょうかいむよ)
悉皆安置於果地(しつかいあんちじんかち)。」