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コーランの 「 部屋 (アル・フジュラート) 」 を読誦するならば
地上の信仰者と不信仰者を合わせた数の 更に10倍の功徳が得られ
聖なる預言者を訪れた人の中に数えられるとされる。
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/49.htm
○部屋
「信仰する者よ あなた方は
アッラーとその使徒を差しおいて 勝手な振舞いをしてはならない。
アッラーを畏れなさい。
本当にアッラーは全聴にして全知であられる。
信仰する者よ あなた方の声を 預言者の声よりも高く上げてはならない。
また あなた方が 互いに声高に話す時のように
彼に大声で(話して)はならない。
あなた方の気付かない中に 自分の行いを虚しくしないために。
本当に アッラーの使徒の前でその声を低くする者は
アッラーが その心の敬虔さを試みられた者である。
彼らには 赦しと偉大な報奨があろう。
本当に 部屋の外から大声で あなたを呼ぶ者の多くは 思慮分別のない者である。
もし 彼らが あなたの出て来るのを待つならば
それは 彼らのためにも良い。本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。
信仰する者よ もし邪(よこしま)な者が 情報を あなた方に(湾?)したならば 慎重に検討しなさい。
これは あなた方が 気付かない中に 人びとに危害を及ぼし
その行った事を 後悔する事にならないためである。
あなた方の間に アッラーの使徒がいる事を知れ。
彼が もし多くの事柄に就いて あなた方に従ったならば
あなた方は きっと不幸に陥った事であろう。
だがアッラーは あなた方に信仰を好ましいものとなされ
また あなた方の心を それに相応しくして
あなた方に 不信心と邪悪と反逆を嫌うようになされた。
これは正しく導かれた者である。
それも アッラーからの御恵みであり 恩恵である。
アッラーは全知にして英明であられる。
もしも 信者が二つに分れて争えば 両者の間を調停しなさい。
もし 彼らの一方が他方に対して (一方的に)無法な事をするならば
無法者が アッラーの命令に立ち返るまで戦いなさい。
だが 彼らが立ち返ったならば
正義と公平を旨として 彼らの間を調停しなさい。
本当にアッラーは公正な者を愛される。
信者たちは兄弟である。
だから あなた方は兄弟の間の融和を図り アッラーを畏れなさい。
必ず あなた方は 慈悲にあずかるのである。
信仰する者よ 或(あ)る者たちに 外の者たちを嘲笑させてはならない。
それら(嘲笑された方)が 彼らよりも優れているかも知れない。
女たちにも外の女たちを(嘲笑させては)ならない。
その女たちがかの女たちよりも 優れているかも知れない。
そして互いに中傷してはならない。
また綽名(あだな)で 罵り合ってはならない。
信仰に入った後は 悪を暗示するような呼名(よびな)はよくない。
それでも止めない者は不義の徒である。
信仰する者よ 邪推の多くを祓え。
本当に邪推は 時には罪である。
無用の詮索をしたり また互いに陰日(かげび)してはならない。
死んだ兄弟の肉を 食べるのを誰が好もうか。
あなた方はそれを忌み嫌うではないか。
アッラーを畏れなさい。
本当にアッラーは度々赦される方 慈悲深い方であられる。
人びとよ 我は一人の男と 一人の女から あなた方を創り 種族と部族に分けた。
これはあなた方を 互いに知り合うようにさせるためである。
アッラーの御許で最も貴(たっと)い者はあなた方の中 最も主を畏れる者である。
本当にアッラーは 全知にして 凡(あら)ゆる事に通暁(つうぎょう)なされる。
砂漠のアラブたちは
「私たちは信仰します。」と言う。
言ってやるがいい。
「あなた方は信じてはいない。ただ『私たちは入信しました』と言っているだけで
信仰は まだあなた方の心の中に入ってはいない。
もしあなた方が アッラーとその使徒に従うなら
彼は その行いに就いて 少しも(報奨を)軽減されることはない。
本当にアッラーは 寛容にして慈悲深くあられる。
本当に信者とは 一途にアッラーとその使徒を信じる者たちで
疑いを持つ事なく アッラーの道のために
財産と生命とを捧げて奮闘努力する者である。
これらの者こそ真の信者である。
言ってやるがいい。
「あなた方は自分の宗教を アッラーに教えようとでも(思うのか)。
アッラーは 天地にある 凡てのものを知っておられる。
本当にアッラーは 凡ての事を熟知しておられる。
彼らは 自分がイスラームに帰依して あなたに対する恩を施したように思っている。
言ってやるがいい。
「あなた方の帰依は 私ヘの恵みとはならない。
もしあなた方が真実(帰依した)なら アッラーは
あなた方を信仰に導く事を あなた方への恵みとなされるのである。
本当にアッラーは 天と地の奥義を知っておられる。
アッラーは あなた方の所行をよく洞察なされる方である。」