コーランの 包み隠す (アッ・タクウィール) の読誦によって
終末の最後の審判の日に アッラーより憐れみを示され、
また 視力・視覚の向上の功徳が得られるとされます。
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/81.htm
○包み隠す
「太陽が包み隠される時 諸星が落ちる時 山々が散る時
孕(はら)んで 十ヶ月の雌駱駝(めすらくだ)が等閑(とうかん)にされる時
様々な野獣が(恐怖の余り)群をなし集まる時 大洋が沸きたち (漆?)れる時
それぞれの魂が(肉体と)組み合わされる時 生き埋められていた(女児が)
どんな罪で殺されたかと問われる時
(天の)帳簿が開かれる時
天が(則?)ぎ取られる時
獄火が炎を上げさせられる時
楽園が近付く時
(その時)凡ての魂は 先に行(おこな)った(善悪)の所業を知るであろう。
私は 沈みゆく諸星において誓う。
(軌道を)運行して没する(諸星において)
暗闇を迎える夜において
夜明けを迎える朝において(誓う)。
本当にこれ(クルアーン)は 高貴な使徒(ジブリール)の(アッラーからの)言葉
(彼は)玉座の主の御前で(尊厳される地位の)座につく 力のある
従われ 信頼される(使徒である)。
(人びとよ)あなた方の仲間(ムハンマド)は 気違いではない。
彼は 明るい地平線上にはっきりと 彼(ジブリール)を見た。
彼は幽玄界(の知っていること)を出し借しまない。
それ(クルアーン)は 呪われた悪魔の言葉でもない。
それなのに あなた方は(それらのことを信用せず)何処へ行くのか。
これ(クルアーン)こそは 万人への教訓に外ならない。
それは あなた方の中 誰でも正しい道を歩みたいと 望む者のためのものである。
だが万有の主 アッラーの御望みがない限り
あなたがたは これを望む事も出来ないのである。」
「聖号」
一遍誦す事で 破戒の罪業が除かれるとされる。
・「頂礼(ちょうらい)
放射無量光(ほうしゃむりょうこう)
普香(ふこう)
香王(こうおう)
花自在力王如来(かじざいりきおうにょらい)。」
一遍誦す事で
諸仏の智慧と無別となり
八万四千の法門を誦すのと同じ功徳が得られるとされる。
「頂礼帰依(ちょうらいきえ)
薄伽梵(ばがぼん)
出有壊(しゅつうかい)
応正等覚(おうしょうとうがく)
南無(なむ)
毘婆尸仏(びばしぶつ)
南無(なむ)
尸棄仏(しきぶつ)
南無(なむ)
毘舎浮仏(びしゃふぶつ)
南無(なむ)
拘留孫仏(くるそんぶつ)
南無(なむ)
拘那含牟尼仏(こうながんむにぶつ)
南無(なむ)
迦叶仏(かきょうぶつ)
南無(なむ)
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)
南無(なむ)
賢劫千仏如来(けんごうせんぶつにょらい)
父母子等聖眷衆(ふぼしとうせいけんしゅう)。」
「大日如来の加持を受ける」
灯明や浄水 香や供物を捧げて行います。
7遍か21遍誦す。
「オン・アー・ウン。」
右手を 親指を手の中に入れて
親指の先を 薬指の付け根につけて
残りの四指を握って 7遍誦す。
「オン・シリン・ウン。」
右手を握ったまま
額→喉元→胸の中央→右肩→左肩の順序で触れて加持を与え
最後に 額の前に手を持ち上げて 手を開く。
合掌して誦す。
「那摩(なま)
十方三世常住(じっぽうさんぜじょうじゅう)
一切上師三宝(いっさいじょうしさんぽう)。」(3遍誦す)
「那摩(なま)
中央法界(ちゅうおうほうがい)
最勝クビロ遮那仏(さいしょうくびろしゃなぶつ)。」(3遍誦す)
「那摩(なま)
金剛上師(こんごうじょうし)
ノーナ・ホトグトゥ。」(1遍誦す)
「那摩(なま)
蓮華龍尊黄公念祖(れんげりゅうそんこうこうねんそ)
金剛上師(こんごうじょうし)。」(1遍誦す)
「那摩(なま)
具恩伝法尊師(ぐおんでんぽうそんし)
上一下聞長老(じょういつかもんちょうろう)。」(1遍誦す)
3遍誦す。
「我与無余衆有情(がよむよしゅううじょう)
直証菩提永帰依(ちょくしょうぼだいえいきえ)
仰懇時刻垂護念(ぎょうこんじこくすいごねん)
自利利他祈加持(じりりたきかじ)。」
胸の前で 「智拳印」を結ぶ。
目の前に 大きな黒雲が広がり
その中から 金色に光り輝く大日如来が現れる様子を視覚化する。
そして 孔雀明王の胸の中心には 白色の「ア字」があり
そこから 強烈な金色の光が放たれ
その光が 自分の頭頂から入って 全身を満たし
自己の悪障や煩悩 痛みや厄払などを洗い それらが全身の毛穴から排出され
自己が完全に清められ 安楽を得ていると感じる。
手印を結んだ両手を頭上にまで持ち上げ
頭上で印を解いて 両手を膝の上に降ろす。
そして数珠を取り 下の中から いずれかの眞言を108遍以上誦す。
「オン・アモガ・ベイロシャノウ・マカボダラマニ
ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン。」
合掌して誦す。
「光明遍照無不至(こうみょうへんじょうむふし)
不生不滅窮三際(ふしょうふめつきゅうさんさい)
尽破自他愚迷痴(じんはじたぐめいち)
願我速証同一如(がんがそくしょうどういちにょ)。」
合掌して回向と祈願を誦す。
どのような回向と祈願でもよろしいが
このような回向と祈願を誦す事もできる。
「弟子○○(でし 自分の名前)
今謹以此持誦(こんきんじしじしょう)
光明眞言之(こうみょうしんごんじゅし)
殊妙功徳(しゅみょうくどく)
至誠専伸回向(しせいせんしんえこう)
祈願(きがん)
那摩(なま)
大日如来(だいにちにょらい)
以同体大悲之光注照(じどうたいだいひしこうちゅうしょう)
以本初五智之力加持(じほんしょごちしりきかじ)
令使弟子○○(れいしでし 自分の名前)
身心康健(しんしんこうけん)
消宿現業(しょうしゅくげんごう)
増諸福慧(ぞうしょふくけい)
息災除障(そくさいじょしょう)
円成善根(えんじょうぜんこん)
道心不退(どうしんふたい)
現眷安楽(げんけんあんらく)
先亡超昇(せんぼうちょうしょう)。」