「遍照般若波羅蜜経」の経文の 4文字以上を誦すのみで
罪過が除かれ 阿耨多羅三藐三菩提を速やかに証得し
八万倶胝 那由他 恒河沙などの無数の如来を供養するのと等しくなり
もし この経文を他人に流布するならば
過去生を知り 魔に侵される事がなく
臨終において 諸仏の来迎を受けるとされます。
長文の経文ですので
一部を抄掲させて頂きます。
++++++++++++++++++++++++++
「如是我聞(にょぜがもん)
一時世尊(いちじせそん)
得一切如来金剛三昧智(とくいっさいにょらいこんごうざんまいち)
得一切如来種種具足最上宝冠(とくいっさいにょらいしゅじゅぐそくさいじょうほうかん)
得一切如来大自在相応金剛智(とくいっさいにょらいだいじざいそうおうこんごうち)
受三界灌頂一切如来智(じゅさんがいかんじょういっさいにょらいち)
印乃至円満一切衆生(いんだいしえんまんいっさいしゅじょう)
所欲之願種種変化(しょよくしがんしゅじゅへんげ)
大明平等智慧(だいみょうびょうどうちえ)
此大毘盧遮那(しだいびるしゃな)
常住三世平等一切如来(じょうじゅうさんぜびょうどういっさいにょらい)
金剛身語意業(こんごうしんごいごう)
称賛一切如来(しょうさんいっさいにょらい)
爾時(じじ)
世尊住欲界他化自在天宮(せそんじゅうよくがいたけじざいてんきゅう)
而此宮殿以種種妙色大摩尼宝(じしきゅうでんじしゅじゅみょうしきだいまにほう)
種種眞珠瓔珞(しゅじゅしんじゅようらく)
種種幢幡宝蓋(しゅじゅばんどうほうかい)
懸掛種種宝鈴(けんけしゅじゅほうりん)
如是具足一切庄厳(にょぜぐそくいっさいしょうごん)
有菩薩摩訶薩衆(ゆうぼさつまかさつしゅう)
其名曰金剛手菩薩(きめいわつこんごうしゅぼさつ)
観自在菩薩(かんじざいぼさつ)
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
金剛拳菩薩(こんごうけんぼさつ)
発同心転法輪菩薩(ほつどうしんてんぽうりんぼさつ)
ギャギャノウゲンジャク菩薩(ぎゃぎゃのうげんじゃくぼさつ)
破一切魔王菩薩(はいっさいまおうぼさつ)
文殊師利菩薩(もんんじゅしりぼさつ)
如是等六十八倶胝菩薩摩訶薩衆(にょぜとうとくじゅうはちぐていぼさつまかさつしゅう)
恭敬囲繞而為説法(きょうけいいじょうじいせっぽう)
初善中善后善(しょぜんちゅうぜんこうぜん)
其義深遠其語巧妙(きぎしねんきごこうみょう)
純一無雑具足清白(じゅんいつむぞうぐそくしょうびゃく)
宣説菩薩一切清浄法門(せんせつぼさついっさいしょうじょうほうもん)
若諸有情于欲清浄是菩薩故(じゃくしゅじょううよくしょうじょうぜぼさつこ)
愛纏清浄是菩薩故(あいてんしょうじょうぜぼさつこ)
一切行清浄是菩薩故(いっさいぎょうしょうじょうぜぼさつこ)
見性清浄是菩薩故(けんしょうしょうじょうぜぼさつこ)
愛楽清浄是菩薩故(あいらくしょうじょうぜぼさつこ)
貪清浄是菩薩故(どんしょうじょうぜぼさつこ)
嗔清浄是菩薩故(しんしょうじょうぜぼさつこ)
痴清浄是菩薩故(ちしょうじょうぜぼさつこ)
蔵清浄是菩薩故(ぞうしょうじょうぜぼさつこ)
文字清浄是菩薩故(もじしょうじょうぜぼさつこ)
意楽清浄是菩薩故(いらくしょうじょうぜぼさつこ)
観清浄是菩薩故(かんしょうじょうぜぼさつこ)
身清浄是菩薩故(しんしょうじょうぜぼさつこ)
語清浄是菩薩故(ごしょうじょうぜぼさつこ)
意清浄是菩薩故(いしょうじょうぜぼさつこ)
色清浄是菩薩故(しきしょうじょうぜぼさつこ)
声清浄是菩薩故(しょうしょうじょうぜぼさつこ)
香清浄是菩薩故(こうしょうじょうぜぼさつこ)
味清浄是菩薩故(みしょうじょうぜぼさつこ)
触清浄是菩薩故(そくしょうじょうぜぼさつこ)
于意云何一切法自性空自性清浄(ういうんかいっさいほうじしょうくうじしょうしょうじょう)
般若波羅蜜亦自性空自性清浄(はんにゃはらみつえきじしょうくうじしょうしょうじょう)。」