般若経を一部でも
読経したり 聞いたり
写経したり 他者に教える事で
守護を受け 正法を受持し
阿耨多羅三藐三菩提果や 菩提記が得られるなどの
数多くの功徳が得られるとされ
また 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜多経」を誦した事による
様々な霊験や功徳が得られた事が報告されており
また 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜経」の印刷されたものに供養を捧げるならば
仏舎利に供養を捧げたのと同じ事になるとされます。
以下 「仏母宝徳蔵般若波羅蜜多経」の「不退地祥瑞品第十七此」です。
「時須菩提瞻仰問(じすいぼだいせんぎょうもん)
不退菩薩何殊勝(ふたいぼさつかしゅしょう)
離言声相云何説(りごんしょうそううんかせつ)
願仏説彼功徳蔵(がんぶっせつひくどくぞう)
不住沙門婆羅門(ふじゅうしゃもんばらもん)
及行十善離三塗(ぎゅうぎょうじうぜんりさんず)
大智離於種種相(だいちりおしゅじゅそう)
如山谷響声相応(にょさんごくきょうしょうそうおう)
若欲法無礙行化(にゃくよくほうむげぎょうか)
一向善説諸言教(いっこうぜんせつしょごんきょう)
行住坐臥四威儀(ぎょうじゅうざがしぎい)
一念観心悉通達(いちねんかしんしっつうたつ)
三業清浄如白衣(さんごうしょうじょうにょびゃくえ)
不為利養故楽法(ふいりようこらくほう)
降魔境界及化他(ごうまきょうかいぎゅうけた)
観四禅定而不住(かんしぜんじょうにふじゅう)
不求名誉無瞋恚(ふぐみょうよむじんい)
乃至在家塵不染(ないしざいけじんふせん)
或為富貴及脱命(こくいふうきぎゅうだつみょう)
不染纖毫之欲塵(ふせんせんごうしよくじん)
本来寂静無所有(ほんらいじゃくせいむそう)
男女互相業所縁(なんにょごそうごうそえん)
若求清浄不退時(にゃくぐしょうじょうふたいじ)
当行最上般若行(とうぎょうさいじょうはんにゃぎょう)
求正遍知心柔順(ぐしょうへんちしんにゅうじゅん)
不求二地離返地(ふぐにじりへんじ)
為法捨命如須弥(いほうしゃみょうにょすみ)
是名不退之菩薩(ぜみょうふたいしぼさつ)。」
「華厳経 四十二字(4)」
華厳経の 四十二字母の それぞれの文字を
読誦したり 他者に教えたりする事で
増上覚や勝慧や 無礙弁などの
20種類の功徳が得られるとされており、
また 一説によりますと、
42文字は それぞれ42本の 主要な霊的脈管に照応しており、
を受持する事によって
主要な 42本の霊的脈管の開発が得られるとされます。
以下 四十二字母の31~42です。

「サマ」(入現見十方諸仏旋般若波羅密門に入る)

「ハヴァ」(入観察一切衆生堪任力過生海蔵般若波羅密門に入る)

「ダルシャ」(入一切功徳海趣入修業源底般若波羅密門に入る)

「ガハ」(入持一切法雲堅固海蔵般若波羅密門に入る)

「タハ」(入願往詣十方現前見一切仏般若波羅密門に入る)

「ナ」(入字輪積集倶胝字般若波羅密門に入る)

「パハ」(入成熟一切衆生際往詣道場般若波羅密門に入る)

「サカ」(入無著無礙解脱地蔵光明輪普照般若波羅密門に入る)

「ヤサ」(入宣説一切仏法境界般若波羅密門に入る)

「シアジャ」(入一切虚空以法雲雷吼普照場般若波羅密門に入る)

「テ」(入無我利益衆生究竟返際般若波羅密門に入る)

「デハ」(入法輪無差別蔵般若波羅密門に入る)
「ルエシ仙師の加持を受ける」

(ルエシ仙師)
タイ仏教において信仰されている
ルエシ仙師には 108の姿があるとされ、
この辺りは ヒンドゥー教における
神や女神の108面の思想が混入した部分であるようです。
ルエシ仙師の図像や お守りに
礼拝や供養を捧げて誦す事で
ルエシ仙師の加持が得られるとされます。
3遍誦す。
「ナモ・タッサ・バガヴァト・アラハト
ハルラト・スムマ・スム・プッタサ。」
3遍か7遍誦す。
「オン・レ(Lの発音)・ル(Lの発音)
レ(Lの発音)・ル(Lの発音)
ナマパカワ・エティリ(Lの発音)・チャパタナン
マハラ(Lの発音)パン・アハン・ワタミ・ナモ・プタヤ。」