宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「サビアン占星術の魔術」

2010年03月07日 | Weblog




画像は、ホロスコープの各一度ずつにシンボルと意味があると解釈する、
「サビアン占星術」のシンボルを占いのカードしたものからの三枚です。

このサビアンシンボルを使って行う魔術と云うものが、近年アメリカの中で
紹介されていますので、今回こちらを抄訳して、抄掲させて頂きたく思います。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

①祭壇の準備
ローブを着用し、希望するならばワンドを持ち、祭壇には布地をかけ、
ベルとキャンドルと白檀香を置きます。
キャンドルに火を灯し、香をたきます。
長い紐やコードを用意し、祭壇と自分の周りを一周する円を作り、サークルとします。
祭壇は東に面するようにし、自分の願望に合ったシンボルを選び、
それとあなたの願望を紙に書きます。


②ベルを鳴らし、「この神殿は今開かれん」と宣言します。
変性意識に入るために、30から逆に1までを数えます。

次のように唱えます。

「我が前にラファエル、我が後ろにガブリエル、我が右手にミカエル、我が左手にウリエル、
我が前に五芒星は燃え上がり、我が後ろに六芒星が輝く。」



③目を閉じて、願いが叶えられた所を視覚化する(ハッキリとイメージする)。
そして次の祈りを三度繰り返します。
「わが前に、目に見ゆる形にて現れ、わが願いに応ずるよう、(各シンボルの数値・
金属・惑星・名前)の、この言葉の力によりて(呼び出すシンボルの名)を求め、訴えたり。」

変性意識に入るために、1から逆に15までを数えます。
なんらかのヴィジョンやエネルギーを得るまで、それぞれのシンボルの意味を繰り返し唱えます。

サビアンの霊と交流するために、目を閉じて、答えられる事を願います。
そうすると、五感のいずれかの形で、答えられます。
目を閉じたまま、あなたの願いが叶えられた所を視覚化する。


④退去の許可を出します。
「我は汝(シンボルの名)に感謝せん。
この式は、今果たされり。
一切の秘力、実存、力が、我が再び呼び求むるまで、かれらの務めに行かせ給え。
欠きたる事なきみ名によりて、わが命を為さんがために、平安のうちに行きたまえ。
愛し好みて、我の有するものが、いかなる者も、何事をも損なわざらんことを。
かくあれかし。」


ベルを鳴らし、「この神殿は、今閉じられたり」と宣言します。

この儀式の記録は、専用の魔術日記に記録しておきます。
この儀式を行って数日のうちに、何かの偶然の形(ふと耳にした曲や
言葉や兆し)、あるいは夢やアイディアの形で、この詩篇の儀式に対する
メッセージが与えられるでしょう。

これをしばしば、自分のエネルギーの調整のために行うならば、
初めのうちは容易ではないですが、何度も繰り返し行っていく事に
よって、更に発展し、より容易になります。

もし速やかに願いを聞き入れてもらいたいならば、毎日儀式を行います。

……………………

【牡羊座1】

シンボル:サイキック
数値:1
金属:鉄
惑星:火星
霊名:ビアエル
意味:宇宙より来たる霊知


【牡羊座2】

シンボル:笑い
数値:2
金属:鉄
惑星:火星
霊名:ゲジエル
意味:あなたの雰囲気を上げる


【牡羊座3】

シンボル:コミュニケーション
数値:3
金属:鉄
惑星:火星
霊名:ハエル
意味:他者と常により良くコミュニケーションする。


【牡羊座4】

シンボル:信頼
数値:4
金属:鉄
惑星:火星
霊名:ヴァエル
意味:関係を通じて、他者への信頼を学ぶ。


【牡羊座5】

シンボル:霊的意思
数値:5
金属:鉄
惑星:火星
霊名:ザチエル
意味:日々の状況おいて、霊的知を見出す。


【牡羊座6】

シンボル:コミュニケーション
数値:6
金属:鉄
惑星:火星
霊名:セグネル
意味:バランスを取るために、あなたの生活の中に霊的洞察をもたらす。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

続きはまた、他日とさせて頂きます。


*******

「【オレたちひょうきん族】~エンディング~【懺悔】西川のりお」
http://www.youtube.com/watch?v=wGSyhLZYUWo

「【オレたちひょうきん族】【ひょうきんベストテン】」
http://www.youtube.com/watch?v=ZbZw9d_8BN0

西川のりおが今回は、弟子と一緒に水をかぶっています。
コメント

「ドイツのタリズマニック・ポスター」

2010年03月06日 | Weblog




画像は、80年代に朝倉三心によって紹介された、ドイツの画家の
スタルチェスキー氏が描かれた、「太陽に向かって」という絵です。

精神治療センターを主宰され、そして信仰心の篤かったスタルチェスキー氏が
描かれた絵を飾る事によって、「苦悩する人々が救われている」という報告が多数あり、
そして色彩や筆の運びや受ける感覚などから、「この絵が心身を癒し、健康と幸運を
もたらす」と朝倉三心氏が判断され、誌上で紹介されました。

その後、この絵が誌上で販売されたり、



マイバースデイ系誌では、この絵のテレホンカードを製造して、読者プレゼントと
された事もありました。




この絵について、朝倉氏はこのように言われていました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

大きなオレンジ色の太陽が青い空にあり、緑色の草原を、素足の少女が帽子を
押さえながら、太陽に向かって歩いて行く。
この図柄は、一体何を意味しているのだろうか。
空の青と、緑の草原の間にある黄色は、単に少女の姿を浮き立たせるためだけに
使われているのだろうか。

(中略)

このスタルチェスキー氏の絵は、恐らく見た直後には何も感じず、しばらく眺めている
間に、なるほどとうなずく様な説得力を味わえる絵である。

まず、彼の色の使い方だが、これこそ最もパワーが出て効果のあるものとして、
筆写が推奨できるものの一つである。

筆写は、スタルチェスキー氏が、画家以上の存在であると直感した。
それは事実だった。
彼の起こしている数多くの奇跡を確認することができたのである。

ホルツ氏がわざわざドイツまで連絡を取って下さったおかげで、スタルチェスキー氏の
手紙を含めて、多くの資料を入手することができた。

まず驚いたのが、「ポルトレイツ」という雑誌である。
画家自身が編集者・オーナーとなって、すべての人に救いを与えるために出版していると
いう意図が、はっきりと読み取れる。
表紙に使われている絵も、タリズマニック・アートで、読者に多くの幸運をもたらしている。

また内容も素晴らしく、ドイツ的に物事を考究しながら、瞑想、心霊研究、病気治療に
ついて記してあり、画家が実際に病人の治療をしている写真も載っている。



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

*******

コメント

「11のプラクティス」

2010年03月05日 | Weblog





ノーシスのエクササイズの一つに、「11のプラクティス」があります。

このエクササイズの目的は、心身の健康と調和を計る事にあり、感受性の開発、
背骨の柔軟さを保つ、天地のエネルギーを受ける、肉体を繊細な状態に保つなどの
効果もありますが、同時に、性エネルギー昇華のエクササイズにもなっています。

以下、そのやり方です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【11のプラクティス】

このプラクティスの大きな特徴は、一つ一つの動きを意識的に行う事によって、
肉体ばかりではなく、意識をも活動させることである。
そうする事によって、感性を鋭敏にし、肉体を繊細な状態に導く事ができる。

同時に、地球の持つ地磁気エネルギーと、天空の電気エネルギーを吸収して、
自分自身を充電することができるのだ。
子供から老人まで、誰にでも短時間で無理なく出来、いつ行っても良いものである。


さて、このプラクティスには、全体を通して行う動作がある
それに、上体の動作を次々に組み合わせていくのである。
まず、全体を通して行う動作を説明しよう。


体がリラックスしている方が効果が高いので、始める前に、膝の屈伸運動を
二、三回行うこと。

◆全体を通して行う動作◆

①白い紙に、直径約1・5センチの黒点を書き、立った時の目の高さに貼る。
(壁などに集中できる点があれば、それを代用してもよい)


②そこから、1・5~2メートル離れ、黒点に視線を集中する。


③足を少し横に開き、爪先立ちと、かかと立ちを交互に連続して行い、振り子のように
前後にバランスを取る。





④黒点と自分の眉間を線で結ぶように想像し、爪先立ちで立った時、黒点に引き寄せられる
ような気持ちで行うと、バランスが崩れなくてよい。


※黒点を長く見続ける事で、集中力を養う。
そうする事によって想像力を増し、それが超視覚開発の第一歩となる。

※目を閉じていても、黒点をありありと想像でき、その方が集中しやすければ、
それでもよい。

※足の裏でバランスを取る動作は、全身の、特に脳細胞の血液循環を促進する。


※一つ一つの動作は、決してロボットのような、機械的・惰性的な動きにならないように
気をつける。
意識を目覚めさせ、「バランスを取っている」ことを、全身の細胞一つ一つが感じるように、
行う事が重要である。


次に、状態の動作の説明に入ろう。
8種類の動作を行うが、①から⑥までは、常に腕を胸より上に保ち、下げないように注意する。
動作(A)は、それぞれの、動作①から⑤の後に行うものである。


◆動作①◆



深くゆっくりと息を吸う。
図のように、両手を胸の前で向かい合わせる。
この時、指の間は軽く開く。
両手の指先は、決して触れないようにする。
腕に力を入れて、指先に近づけ、次に出来るだけ大きく離す。
この動作を繰り返しながら、黒点に意識を集中し、足でバランスを取り、息を吐きながら、
声を出して11まで数える。





◆動作(A)◆



深くゆっくり息を吸う。
両腕が肩の位置より下がらないようにして水平に伸ばし、手のひらを上に向ける。
この形のまま、足でバランスを取り、11まで数える。

※このポジションによって、天空からの電気エネルギーと、地球からの地磁気エネルギーが
我々の中で交差する。
そのエネルギーを全て吸収するために、二つのエネルギーが、体中に浸透していくことを
強くイメージする。

※この動作(A)を、それぞれの動作①から⑤までの間に行う。



◆動作②◆



深くゆっくり息を吸う。
図のように、左右の親指以外の四本の指を、手のひらはつけずに、胸の前に合わせる。
指が互いに反るように強く押し、次に指先だけはつけたまま離す。
これを交互に繰り返す。
この動作をしながら、足でバランスを取り、11まで数える。

※指を合わせる時に、親指だけは離す。
親指をつけると、外部からのエネルギーを受取れなくなるためである。

◆動作(A)◆を行う。



◆動作③◆



深くゆっくり息を吸う。
両手を胸の前で、図のように合わせる。
指の腹で、互いの手のひらを強く押して指を反らせ、手首の筋を伸ばす。
次に、手の合わせ方を逆にして、同様に行う。
これを交互に繰り返す。

この動作をしながら、足でバランスを取り、11まで数える。


◆動作(A)◆を行う。


◆動作④◆



深くゆっくり息を吸う。
胸の前で両手を組み、親指は離し、指の側面強く、何回もこすり合わせる。
この時、口を横に開いて、歯の間から強く息を出して、「SSS(スー)」と発音しながら、
メンタリーに(心の中で)、11まで数える。
足でバランスを取る。

※指の側面は鋭敏な部分なので、そこを刺激することによって、感受性を開発できる。

◆動作(A)◆を行う。



◆動作⑤◆



深くゆっくり息を吸う。
手を組み、手の甲の部分で、頭のてっぺんを強く圧迫する。
背骨に圧力を感じる程に強く押す。
この動作をいながら、足でバランスを取り、声を出して11まで数える。

※背骨を上から押すことにより、柔軟になるので、背骨の硬直化を防ぐのに役立つ。

◆動作(A)◆を行う。



◆動作⑥◆



深くゆっくり息を吸う。
手を組み、手のひらを首筋にあて、肘を前に強く出す
これに抵抗するように、首を後ろに引く。
この動作をしながら、足でバランスを取り、11まで数える。



◆動作⑦◆



深くゆっくり息を吸う。
前屈姿勢を取る。
目を閉じて、両手と頭を下げて、力を入れずにブラブラとリラックスさせる。
ここでも足のバランスを取り、11まで数える。

※このポジションは、我々の肉体の振動数を変えていくので、指先がくすぐったく感じる人も
いるだろう。
ちょうど、幽体離脱の前段階で、振動数が変わるのと同じ状態になる。


以上で、プラクティスは終了である。
恐らく、肉体が大変繊細で、感受性が鋭敏になっている事だろう。

そのまま目を閉じて座り、瞑想に入ろう。
目を開けると、バイブレーションが元に戻ってしまうので、目を閉じていた方が良い。

瞑想に入ったら、白く輝くような光で、全身が満たされる事をイメージする。
そして、病気の箇所があれば、そこを治療するつもりで、エネルギーを集中させる。


また、この後に、性エネルギー昇華、超常感覚機能開発、幽体離脱などのプラクティスを
行うのも、大変効果的である。

なお、11まで数えるのは、秘教的な意味があるので、正確に行うことが大切である。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
コメント

「簡易魔術道具製作法」

2010年03月04日 | Weblog




「黄金の夜明け会」の流れを汲む魔術を行おうとする際、ある程度の
段階になってくると、画像のような剣、ワンド、カップ、ペンタクルの
「四大の武器」の製作が必要になります。

しかしこれらの道具を完全に製作する事は容易ではなく、もう少し簡単に
アレンジした武器の製作法が80年代に紹介された事がありました。

これらの武器は、他日に紹介させて頂こうと思っています、「黄金の夜明け会」の
流れを汲む、エノク魔術、精霊召喚魔術、タロット魔術を行おうとする際にも、祭壇に置いたり、
実際に手にして使用するものとなります。

現在はこちらhttp://www.ritual-magic.org/order-elemental-tools.htmlのように、
正式な四大の武器から、東旗・西旗、法衣までネット販売している場所もありますが、
(日本まで発送出来るようです)やはり自作するよりも、割高になります。

短剣は、現在は長めのペーパーナイフを加工して、ペンタクルは丈夫な厚紙を
加工して使われる事もあります。
以下、紹介されていた製作法です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【杖の作り方】



直径2~3センチ、長さ20~30センチの木の棒材を買ってくる。
表面をサンドペーパーで磨き上げ、絵具で赤く塗る。
両端は、2センチだけ黄色でポイントをつける。
そして赤地の部分に、次の文字を黒色で書き込む。

「IHVH TzBAVTh, MIKAL,DRVM, Ash, そしてあなたの魔法名」

最後の絵具が乾いた事を確認し、ニスの上塗りをする。



【杯の作り方】



青いガラス製の、チューリップ・グラスを用意する。
表面に、黄色の塗料で、次のように書く。

「ALHIM TzBAVTh, GBRIAL, MORB, MIM, 魔法名」



【短剣の作り方】



刃渡り20センチぐらい前後の短剣を準備する。
その際、ギザギザのついたものや、黒のコーティングを施したものは駄目だ。
握りとつばを黄色く塗り、紫色で次の文字を書く。

「ShDI, ALChI, RPAL,MZRCh, RVCH, 魔法名」


【ペンタクルの作り方】



直径10~12センチ、厚さ2センチぐらいの、円盤状の合板を用意する。
中心に六芒星、周囲に円を白く描く。
その内側は90度ずつ4等分し、レモン色、オリーブ色、黒色、あずき色に
塗り分ける。
最後に外周に、黒色で次の文字を書く。

「ADNI, HARTz, AVRIAL, TzPVN, ARTz, 魔法名」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

*******

「津波の恐怖」
http://www.youtube.com/watch?v=Hb9kV5e5Jh0

「TSUNAMI ATACK」
http://www.youtube.com/watch?v=9iq9zoQZgwk

逃げながらも津波の到達の瞬間を撮影されています。
コメント (2)

(もみじ詩集より)

2010年03月03日 | Weblog

♪God
http://www.youtube.com/watch?v=N5SlzEwL-Es

(訳詩)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411933389

ヽ(゜∀゜)ノ♪

献金なんて
五郎たちが信者の忠誠を
はかる物差しなのだろう

くりかえして言おう
献金なんて
信者たちが五郎の野望を
満たす道具なのだ

ぼくは五郎を信じない
ぼくはアンジーを信じない
ぼくは青母を信じない
ぼくはド狸ノブ子を信じない
ぼくは黒父を信じない
ぼくはミノルを信じない
ぼくは西村を信じない
ぼくは田布施を信じない
ぼくは崩散会を信じない
ぼくは祭儀部長を信じない
ぼくは浸透体系を信じない
ぼくは会報「侵入」を信じない

ぼくは師仙だけを信じる
師仙と道だけを
それが現実なのだ

本部は終わった
何を言えばいいのだろう?
昭和は終わった
本部が閉じるまでは
ぼくも教えを受けていたけれど
でも事情は全て変わった
五郎は総務だったけれど
でも五郎は盗法者なんだ
だから親愛なる友よ
君たちもがんばろう
神宝は奪われてしまった
コメント (2)

「闇夜の宝石」

2010年03月03日 | Weblog





90年代初頭まで、「マイバースデイ」系誌では、月齢による、魔法やおまじないを
行う適不適の時期について、画像のような説明が毎月掲載されていました。
満月の日の場合、満月の日に行う指定のあるものは別にして、一般的には
あまり適していないとされているようです。

91年の記事で、「シリウスの精と話す」という御話しがありましたので、今回は
こちらを抄掲させて頂きます。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【闇夜の宝石】

この原稿を書いている冬の真っ只中の、ある寒い夜の事です。

私は、ちょっと遅めの夕食の為に買い物に出かけました。
その帰り道、フッと夜空を見上げると、なんと、満天に星座が素晴らしい美しさで
きらめているではありませんか。

「キャー、綺麗……」と、フードつきジャンパーを着た可憐な乙女(?)――実は私――は
一人たたずみ、喜びに胸を躍らせていました。

暫く見つめていると、私は一つの星から、あるインスピレーションを感じてしまったのです。

その星はシリウス。
勇者オリオンの狩りを助けた忠犬、「大犬座の一等星」。
色は、鮮やかなブルー。
北半球から見える星の中では、最も近い恒星。
そのシリウスに宿る精霊がいた!
年若き少年で、いたずらっぽい瞳でささやきかける、名をサファイア・シリウス。

「えっ?あの宝石のサファイア?」
「そうだよ。」
ちょっぴりナマイキそうだけど、明るい声で彼は答えました。

「天に行われしこと、地にも行われし。」
という言葉がはるか古代(昔)からあるように、地球上で発見される輝石も、実は夜空に
あったのかもしれません。
そう、私たちが気づかないだけで…。

「僕のお隣のリゲル(オリオン座の一等星)は、アクアマリン。
大人しくて気が弱い奴だけれど、イイ奴さ。
もう一人のペテルギウスはルビー。
あいつ、モテるんだよ。
そりゃ、男の俺から見ても、美しいと思うけどさ、自信過剰なんだぜ。」
でも、これって嫉妬してるのかなあと、一人でつぶやいているサファイア・ボーイ、とっても
可愛かった。

ダイヤモンドは、ぎょしゃ座のカペラ。
地上ではあまりお馴染みではないけれど、星座界では結構頼りになるリーダーだそう。
おうし座のアルデバランは、ガーネットでしょ、そして……そうそう、「すばる」で有名な
プレアデス星団たちは、シリウスの仲間で、やはりサファイア。
ただ、シリウスの方が、断然パワーは強いのだそう。

春になったら、しし座レグルスや、おとめ座のスピカが女王様。
レグルスはトパーズ、スピカはパールって事になるのかなあ…なんて夢中になってイメージして
いるうちに、気まぐれなサファイア少年は、もう違うものに意識を向けてしまっているようでした。

私は「またね」とソッとつぶやいて、部屋に入りました。
あなたも闇夜の宝石を信じて下さい。
美しい輝石の精が、ステキな星座の世界を見せてくれるかも…。





++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

コメント

(三月二日)

2010年03月02日 | Weblog





あはれみたまへ 神宝の
今も戻らぬうつけさを、
わがたましひは、冒辱の
海路の様にあをざめり。

異説に迷えるたましいひは、
不義を重ねしたましひは、
ただ掟をば 振り捨てて
罪の穢れに染まりたり。

かかりしほどにわが心、
春日に夢の玉を吹き、
筑紫の道士のたましひは
日の光をば降り注ぐ。

日の光明に道といふ
霊花(りょうげ)の房を透き見れば、
日の光明に魔の影は
その身を隠すままとなり。
コメント (5)

「民話を超えた世界」

2010年03月02日 | Weblog




1926年生まれの、児童文学者である松谷みよ子氏は、多数の童話を書かれていますが、
他の児童文学者と少し異なる所は、日本を始めとする東アジアの民話を集めて
研究され、更にそれから一歩踏み込んで、霊的な世界に関しても数十年に
渡って熱心に調べられ、そして児童文学の本の世界でも、「幽霊屋敷レストラン」、
「金しばりレストラン」、「魔女のレストラン」、「幽体離脱レストラン」という、「怪談レストラン」
シリーズを出されました。

他に「異界からのサイン」という本も書かれていますが、、魔女や幽霊はともかく、
児童文学の世界に、「幽体離脱」という言葉が出てきたのは、世界でも初めてでは
ないかと思われます。

丁度80年代に行われた、松谷氏に対する短いインタビューが手元にあり、今回
こちらを抄掲させて頂きたく思いますが、戦前生まれの方だけあって、戦後の、
日本がそれまで持っていた精神的価値観の崩壊をわが身で感じられたという言葉には、
個人的に非常に重みを感じました。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

童話作家として知られる松谷みよ子さんの「現代民話考」全5巻が完結し、話題を
集めている。

その内容は、河童・天狗・神隠しなどの他、不思議な乗り物の話や、自動車の怪談、
夢の知らせ、火の玉、抜け出した魂、あの世へ行った話し、死者の話し、生まれ変わり
など、広範囲に渡る構成だ。

しかし、ここに収められた話しは、決して昔から民衆によって語り継がれ、既に固定化して
しまった民話ではない。

「民話というのは、20世紀の現在でも、ふつふつと生まれ続けているんです。」

と力説する松谷さんが、昭和30年代初めから、全国を旅して聞き集めた各地方の記録や、
村の古老の体験談など、いわば<今生まれつつある民話>が収められているのである。


その中には、怪談や霊界の体験談も多いが、例えば第5巻だけでも、400字詰め原稿用紙で、
ゆうに700枚を超え、その後も次々と多くの体験談が寄せられているという。

「本当に沢山の人達が、不思議な体験をしているんですね。」

松谷さん自身が驚くほどの、膨大な手紙の山なのだという。

「それも、単なる作り話や嘘ではないんです。
誰もが、『現実にこういう事があったのだよ』と語ってくれる。
つまり、<あったこと>として、話してくれるんですよ。
だから私自身も、あの世と云うのは必ずあるんだと思えるし、何だか救われたような気持ちにも
なるんですよ。」

と、松谷さんは言う。

松谷さん自身は、少女時代から、命の流れというものがあると考え、「二人のイーダ」という
作品の中で、主人公ゆう子の祖父言葉を借りて、次のように言っている。


「命の流れというものがあるように、わしは思う。
そこにポッカリ浮いた泡のようなものが、人それぞれ、生きとるという事じゃ。
死ねば、その流れに帰っていく。
自分でも知らん、長い時の流れの一部じゃ。」


しかし日本の敗戦後、唯物的な考え方、アメリカ的合理主義の時代になって、松谷さんの
心の中で、昔から持っていた考え方が、知らず知らずのうちに壊れてしまっていたと言う。
その事に気づいた時、松谷さんは、凍るような恐怖を感じたという。

「死んだらそれで終わりというのは、とても悲しいですからね。」


その為、「現代民話考」で、「夢の知らせ」や「あの世へ行った話し」を集めていくうちに、
松谷さんの中で、再び少女時代の死生観が、よみがえったと言うのである。

「例えば、一度死んで生き返った人達が、死んでる間に、例えようもなく美しい花野へ
出たという話だけでも、数多くあるんですが、それを聞くにつけ、凍りついていた恐怖が、
温もりに溶けていくように感じたんですよ。
もしかしたら私も、美しい花野を歩けるのではないか……そんな風に思えますからね。」


「現代民話考」では、「民話の手帖」という雑誌で、今なお続けられているが、次から
次へと体験談が寄せられてくるというのも、多数の読者が、松谷さんの感じた情念の世界と
同じものを感じ取っているからではないだろうか。


それだけに、終わりの無い仕事だとも言える。
しかし精力的な松谷さんは、すでに「現代民話考」第二期の編集準備に取り掛かっている。
学校の怪談とか、文明開化の資料など、沢山集まっているという。
貴重な仕事だけに、大いに期待したい。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

心霊研究家であった佐藤有文氏は、松谷氏に対して、以下のようなコメントをされていました。

「松谷みよ子さんは、単なる童話作家に留まらず、この『現代民話考』収集によって、柳田国男
以来の、大変に貴重な民俗学者という事になるだろう。

松谷さんは、死者の住む霊界、怪談にとりつかれたように全国各地からの多くの体験談を
収集しているが、この事から、今の若い人達が忘れかけている、日本の死生観の流れを、
改めて見直す時代がやって来るだろう。
きっとあの世の守護霊たちも、松谷さんを尊敬するに違いない。」


*******

「【テキサス親父】 トヨタ問題に怒る 字幕つき」
http://www.youtube.com/watch?v=oSCcC42G9DA

トヨタの会社の経営・社内管理の問題は以前からよく聞かれますが、それとは別に、
現在アメリカで同社に行われている糾弾は、全く公正さを欠いており、リンチに
近い印象を受けました。

公聴会のニュースがあり、一人の女性は、スピードが加速して止まらず、
死を覚悟して、携帯電話で夫に電話し、それから神の力によって減速したといった
事を証言しましたが、死を覚悟するほどスピードが加速している間、普通の人は
携帯電話を持つ余裕すらないはずで、またその後の減速も、全く証明が出来ないもので
ありましたが、社長に「恥を知れ」などと言っており、どこかからお金を受取った人ではないかと
思われました。

「テキサス親父」はこの件についても、現アメリカ政府の利害に直接関連のある、
アメリカの自動車産業と密接に関わる問題であったという事を、鋭く指摘されています。
コメント (2)

「ルーン・マジック・エクササイズ(ダガズ)」

2010年03月01日 | Weblog


先日の「ルーン・マジック・エクササイズ」からの続きです。
こちらも、ノーシスとは別体系のものですので、御注意願います。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【ルーン・ダガズ:(画像向かって左)】

【このルーンの魔術的効能】

・オーディンのパラドックスの秘密の浸透による、神秘の時への到達。
・オーディンからの賜物である、神秘のインスピレーションの受け取り。




【ルーン・ダガズのサインマジック】

【姿勢】

(画像のように)直立し、両腕を曲げて、胸の前で交差させて、両手の指は
それぞれの肩に触れるようにして、このルーンのポジションを取ります。
この姿勢をとったまま、次の「ルーン・ダガズ」のフォーミュラを唱えます。

【魔術のフォーミュラ】

ダガズ ダガズ ダガズ
ドー ドー ドー ドー ドー ドー ドー ドー ドー ドー
ダアアアアアガアアアアズズズズ
ドゥ ダ ディ デ ド
オドー エドー イドー アドー ウドー
オド エド イド アド ウド
ダアアアアアガアアアアズズズズ

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

*******

「アグネスポヤジュ マザーテレサ 1/3」
http://www.youtube.com/watch?v=6fahALFd_8U&feature=related

マザーテレサの一生の紹介です。

「Mother Teresa: How to Love God」
http://www.youtube.com/watch?v=-yFzCBIK-PY

こちらはマザーのスピーチの映像です。
「キリストは、私は空腹である。食べるものを与えよ、と言われたのは、食べ物だけなく、
愛に飢えておられるという事であり」、いかに愛するかについて話されています。
コメント