画像は、93年に出版されたもので、いわゆる「臨死体験」や、世界中の伝統宗教の
来世観、また世界各地の霊的な話や前世などについて、学生を対象に書かれたものです。
現在は、幽霊と言っても娯楽的な本のほうが強く、こうした死後の世界について
真面目に考察しようという本は、非常に少なくなってしまいました。
以下、この本からです。
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【霊界に定員はないのか?】
もし、霊界の総人口を数えたら、もの凄い数字になるだろう。
専門家の話によると、霊界が霊魂であふれる事はないのだそうだ。
霊界は、途方もなく広いし、この世と違って、時間や空間の概念というものがないので、
大きさなどの単位のある考え方は、必要ないということだ。
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【墜落する夢を見やすい】
落ちる夢は、様々な不安を示している。
受験に失敗する不安、ストレスに押しつぶされそうな時など。
また、体調が優れない時にも、落ちる夢をよく見る。
もし、現実に思い当たる心配事やストレスが見当たらないとしたら、前世で自分が
感じていた恐怖心が、夢の中で蘇っていると考えられる。
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【バスや列車に乗り遅れる夢を見やすい】
バスや列車に乗り遅れてしまう夢の場合、折角順調な人生を送るチャンスがあったにも
関わらず、「そのチャンスを逃してしまった」と感じている証拠と考えられる。
あなたの場合、前世で大変大きな失敗をしたのが、忘れられないのではないだろうか。
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【道に迷う夢を見やすい】
道に迷って先が見えない、そんな夢を見るのは、人生の分かれ道で悩んでいる時に
多いと言われている。
心の強い不安が、道に迷うという夢になって現れている訳だ。
しかし、もしかしたらそれは、睡眠中に無意識に紛れ込んでしまった、前世の記憶なのかも
しれない。
あなたは前世で、進路の選択に失敗したのかもしれないのだ。
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【古代エジプトの死後観】
古代エジプト人は、一度死んでも再び来世で復活すると考えていた。
来世で永遠の生を得るために、肉体をミイラに加工した。
天国は、太陽神ラーが与えてくれた楽園だ。
パンは腐る事がなく、ビールも飲み放題。
ラーの天空船に乗って、宇宙旅行にも行けるとされた。
しかし、この楽園に来るためには、辛い試練の旅を続けなくてはならない。
蛇やゴキブリ、悪霊などと、息つく間もなく戦い、その戦いの末にやっと審判が待ち構えているの
だから、復活が認められるのは容易なことではない。
もし、この審判で有罪が決まれば、死者は恐ろしい怪物アミットに食べられ、魂は消滅してしまう。
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【ゾロアスター教の死後観】
死者の魂を迎えに来る使者から、既に善人と悪人の扱いが違う。
善人の場合は、よい香りのする南風と共に美しい少女が、悪人の場合は、悪臭のする北風と
共に、醜い老婆が現れる。
それから死者は、あの世とこの世の間のチントワ橋で、審判を受ける。
生前に善行を積んでいれば、橋の幅が広くなって天国へ渡れるが、反対に悪事を働いていると、
橋は糸のように細くなり、地獄に落ちてしまう。
天国・地獄・それぞれ三界に分かれていて、地獄は悪の大王アンマ・ランユと魔物が住む、
恐ろしい世界だ。
嘘をつくと、舌に悪い虫が食らいつくとか、火や水を粗末に扱うと、逆さに吊るされて
全身を動物に食われるとか、罪によって事細かに罰が定められている。
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以下、この本ではありませんが、90年のマイバースデイ系誌に紹介されていたものです。
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「西日本で豪雨」
http://www.youtube.com/watch?v=0ZU90__Jc-Y
被災されました方々には、心から御見舞い申し上げます。
政府は何か動いているのかと思ったら、
「菅首相、昼に出勤=「公務ないため」
http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20100715-00000072-jij-pol
首相は何もしていないようです。