12月議会一般質問報告は、建築労働者の皆様の声にこたえる、景気効果抜群の「住宅リフォーム助成制度」です。
熊本市でも「住宅リフォーム助成制度」の創設を!font>
住宅リフォーム助成制度は、今や全国各地で実施され、抜群の効果に絶賛の声が上がっています。県下でも、菊池市・人吉市・宇土市・山鹿市・上天草の5市で実施されています。特に、宇土市の制度は、建設業の仕事起こしと地域の商工業の活性化を兼ねて、地域で使える商品券を支給しています。予算1000万円でスタート、利用が予想を大きく上回り、9月補正でさらに480万円が上乗せされました。お隣の県庁所在市・鹿児島市でも、住宅の長寿命化・質の向上と合わせて地域経済の活性化・雇用安定のため、「安心快適住宅リフォーム支援事業」が取り組まれています。20万円以上の工事に、一般世帯の場合は上限10万円、子育て世帯・高齢者世帯の場合は上限20万円の補助で、今年度3億円の予算が計上されています。住宅リフォーム助成制度のいいところは、言うまでもなく、少ない予算でも大きな効果が得られることです。全国どこでも財政の厳しい自治体にとって、うってつけの制度です。切羽詰まった建設業従事者の実態を見るならば、わずかな額からでもスタートさせるべきです。
3月議会で、市長が「導入する自治体がふえてきているので、その状況をしっかりと把握したいと考えている」と答弁しながら、その効果もまともに説明できない熊本市、一方で、鹿児島市長は、今年9月議会で「多くの市民に利用され、2回目の募集も2週間で予定件数に達し、市民の関心の高さを感じる。1250社の地元中小零細業者に制度を活用していただき、2700件を超える受注につながったことで、大きな経済波及効果が生まれ、地元経済活性化に寄与している」と答弁されていました。市長の姿勢が問われています。
【建設業従事者の実態】
不況の中、建設業従事者の方々は、食べていくため、仕事の確保に必死です。熊本市内では仕事がなくて、早朝4時起きで毎日人吉まで通い、帰りは10時・11時という人もざらです。それだけでなく、県外、福岡・大分・宮崎・鹿児島までも出かけていく、もちろん経費は出ないので、高速に乗れば日当が吹っ飛んでしまうと、一般道を夜明け前から走っていくのだそうです。しかも、以前は1日13000円程だった日当が、今や8000円から1万円、「いやなら仕事はしなくていい」といわれる世界ですから、それで受けざるを得ないといわれます。毎日必死に働いても、以前より給料は減っているそうです。一人親方さんなどは年収200万から300万円、とても家族を養っていく、子どもを上の学校には行かせられないといわれます。絶対的な仕事不足が、労働力のたたき売りになっています。これで、消費税でも上がれば、もうアウトです。font>
熊本市でも「住宅リフォーム助成制度」の創設を!font>
住宅リフォーム助成制度は、今や全国各地で実施され、抜群の効果に絶賛の声が上がっています。県下でも、菊池市・人吉市・宇土市・山鹿市・上天草の5市で実施されています。特に、宇土市の制度は、建設業の仕事起こしと地域の商工業の活性化を兼ねて、地域で使える商品券を支給しています。予算1000万円でスタート、利用が予想を大きく上回り、9月補正でさらに480万円が上乗せされました。お隣の県庁所在市・鹿児島市でも、住宅の長寿命化・質の向上と合わせて地域経済の活性化・雇用安定のため、「安心快適住宅リフォーム支援事業」が取り組まれています。20万円以上の工事に、一般世帯の場合は上限10万円、子育て世帯・高齢者世帯の場合は上限20万円の補助で、今年度3億円の予算が計上されています。住宅リフォーム助成制度のいいところは、言うまでもなく、少ない予算でも大きな効果が得られることです。全国どこでも財政の厳しい自治体にとって、うってつけの制度です。切羽詰まった建設業従事者の実態を見るならば、わずかな額からでもスタートさせるべきです。
3月議会で、市長が「導入する自治体がふえてきているので、その状況をしっかりと把握したいと考えている」と答弁しながら、その効果もまともに説明できない熊本市、一方で、鹿児島市長は、今年9月議会で「多くの市民に利用され、2回目の募集も2週間で予定件数に達し、市民の関心の高さを感じる。1250社の地元中小零細業者に制度を活用していただき、2700件を超える受注につながったことで、大きな経済波及効果が生まれ、地元経済活性化に寄与している」と答弁されていました。市長の姿勢が問われています。
【建設業従事者の実態】
不況の中、建設業従事者の方々は、食べていくため、仕事の確保に必死です。熊本市内では仕事がなくて、早朝4時起きで毎日人吉まで通い、帰りは10時・11時という人もざらです。それだけでなく、県外、福岡・大分・宮崎・鹿児島までも出かけていく、もちろん経費は出ないので、高速に乗れば日当が吹っ飛んでしまうと、一般道を夜明け前から走っていくのだそうです。しかも、以前は1日13000円程だった日当が、今や8000円から1万円、「いやなら仕事はしなくていい」といわれる世界ですから、それで受けざるを得ないといわれます。毎日必死に働いても、以前より給料は減っているそうです。一人親方さんなどは年収200万から300万円、とても家族を養っていく、子どもを上の学校には行かせられないといわれます。絶対的な仕事不足が、労働力のたたき売りになっています。これで、消費税でも上がれば、もうアウトです。font>