8月6日、市議会本会議場で、市内の中学生代表(53名)による「子ども議会」が開かれましたので、傍聴しました。
整然と座って、背筋を伸ばした中学生の皆さんの緊張した様子、質問の準備は、事前に2回の打ち合わせが行われています。
今年は、17回目。6つの班で担当したテーマは、
①防災「備蓄の拡充や応急手当の啓発」、②教育「わくわく基金の周知、スクールカウンセラー・心の相談員の活用」、③健康福祉「ジュニアヘルパーの活用と、障がい者への理解の促進」、④環境「ごみ減量と、地下水保全」、⑤経済「農業の後継者対策、観光客誘致」、⑥都市建設「熊本駅周辺整備と、公共交通機関の利用促進」
でした。
「子ども議会」とはいえ、私たちの市議会にならってすすめられています。きちんとしていい面もありますが、形式にとらわれずに、中学生らしさを出して、自由に意見を述べ合ってもいいのではとも思いました。
県立聾学校の代表で参加していた中学生の「障害への理解をすすめてほしい」という発言は、胸に残りました。
傍聴席には、保護者だけでなく、中学生の姿がたくさんありました。
子ども議会の提案によって、実際に実現したこともあります。「子ども議会」の開催を通し、多くの子どもたちが熊本市のことに関心を持ち、将来の有権者として、市政の様々な課題について理解を深めてくれるといいなと、思いました。
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