日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

オール電化計画ーその後

2008-09-13 | 家計を考える

オール電化にしようと言い出して3か月。
家計が赤字だと言いながら電化計画を中止という話にはなりません。
今やらなければ、もうする事は無い。
ボイラーも灯油タンクも交換時期が来ているし、定期預金が満期になる今がチャンスなのは間違いありません。

電化工事の見積もりが出来上がったのは暫く前のこと。
金額はかなり違いますが、それよりも問題になったのは暖房の方式です。
今も一般的かどうか分かりませんが電化住宅の走りの暖房は蓄熱式暖房と言われるもので、暖房機内部にレンガが入っていて、そのレンガを夜間電力で暖め(蓄熱して)日中はそのレンガから放熱するというもの。
レンガが入っているので重いし大きいという難点がありますが、それ以上に季節の変わり目の気温に上手く対応できるかというのが大きな問題です。
寒いと思って10蓄熱して、翌日温かければ無駄に10の放熱がされる事になります。反対に5しか蓄熱しないで翌日寒ければ震えて過ごさなければなりません。
急な気温の変化に対応できない暖房器具なのです。

先に依頼したA社は給湯・温水一体ボイラーで各部屋に設置したパネルを温水で暖房するという方式を提案してくれました。
○電紹介のB社は蓄熱暖房機の他にオイルヒータを入れましょう、と。

どちらも同じ方式であれば値段で決めることになるのですが、提案される暖房方式が違うなんて想定外
灯油セントラルから電気に変えるのなら(灯油のパネルをそのまま使う事が出来るので)パネル方式を提案するのですが、と言うB社はランニングコストの低さとメンテナンスフリーということで蓄熱を勧めます。
パネル式の温水暖房にすると3年に1度くらい不凍液の交換が必要になるのです。
A社の話を聞けばこちらが良いと思うし、B社の話を聞けばこちらが良いと思う。
さんざん迷いました


現在の我が家の暖房はペチカ。
子供がいたときは2Fの子供部屋で過ごすのはチョット寒かったかと思うのですが、子供が出て行った現在、ペチカは快適です。
冬には、シーツを洗ってもレンガの部分に掛けておけば夜には乾いています。

主婦はIHコンロに憧れるそうですが、私は今使っているガスコンロに不満はありません。5年前に入れ替えたガスコンロはとても優れもの
IHはお手入れが簡単だけどガスのお手入れもそんなに大変と思わないし、何より我が家の炊飯はずーっとガスなのです。

電化はやめようか言った私に、夫は計画を進めることを主張します。
ゴルフに行く時は朝早くシャワーを使うのですが、その際の灯油ボイラーの燃焼音がとても気になるみたい
夫の気持ちは蓄熱に傾いているようで、その理由は全部の窓下にパネルがつくのはうるさいのではないかという事。そして来るべき年金生活に備えてランニングコストは低い方が良い。

一度やってしまえばやり直しは出来ません。「面倒だ、蓄熱で良い」という夫を引っ張って、時間の無いなか○電の電化サポートセンターへ出向いてみました。
閉店30分前に行ったにもかかわらず係りの女性は丁寧に説明してくれました。
単なるお留守番ではなく、電化の知識もきちんと持っているようでした。
決め手は暖房と給湯は別のほうが良いと言う方もいるんですよという言葉でした。
万が一、不具合が起きた時のことを考えればなるほど、そうかも

という訳で先日B社と契約を交わし、昨日電気工事が入りました。
何日も外出できないのは私が困りますから、機器の設置は日を空けて今月末になります。


コメント (4)
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