日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

残された家

2012-05-10 | 実家に関すること

夫の両親が末娘の近くに転居してきたのは義父が92歳、義母が89歳の時だった。

集合住宅に住む事になるので家財の多くは古家に残したままの引越しだった。

その年の9月に義父は亡くなり、何年か一人暮らしとなった義母だったが掛り付けの病院がケアハウスを新築したのを契機にそちらに転居。

更に数年後、認知症の症状が出てきてケアハウスでの生活は出来なくなり末娘宅に居を移した。

1年半を娘宅で過ごしたが、療養病床に入院となり半月後に98歳で亡くなった。

徐々に身の回りを縮小せざるを得なかった義母だったが、ケアハウスに入居した頃から古家の処分料として100万準備してあるから自分がいなくなったらそれで家を解体するようにと言っていた。義母が幼少時から過ごし、結婚し、子供を育て、巣立って行った家だったが、築80年以上経つ事もあり、長男と末娘が相談して義母が存命中に取り壊した。家が家財もろとも取り壊された事を知らずに義母は旅立った。

 

 

私の実家の場合、母が亡くなった時に母の衣類、趣味のものなどのお焚上げはしたが、家財を片付ける事はせずにきた。

父が亡くなってお焚上げに出すものは割と早くに整理できたが日用雑貨はなかなか片付かなかった。最終的には家具類と一緒に業者さんに頼むつもりでいたせいもある。

 

息子がリフォーム業者を決め、考えていたより早く工事が始まる事になった。

まだ片付けは済んでいない。工事に際して家具は移動すると言うが、どうせ片付けなければならないもの。急遽業者に見積もりに来てもらった。良いものなら買い取りもするというのだが。

物置には冬囲いに使った木材やネットや、その他自分で捨てるには大変なものがいっぱいあるが、まずは家の中の物を見てもらった。

細々した物は自分で片付けたが、それでも良い食器などは捨てきれずに置いたまま。

和室用の座卓などは一枚物で良いものだし、サイドボードも処分するには勿体ない。

良いものだというのは分かりますがと言いながら、それでも値段は付かないという。無料で引き取って頂けるものも無いのと聞いても

結果、家の中のものだけでも片付け費用は概算で

物置の中も見てもらえば10万はかかる事になるだろう。

片付けの費用として10万は妥当な金額かとも思ったが、なんだか足元を見られたような気もする。

そんなにかかるなら自分で処分できるものはして、またご連絡させて頂きます

と言ったら、少し慌てたようにいや、自分でやるといっても大変ですからなどと言う。

この辺の物は無料でなどと言っても今更遅い

 

リフォームの工事責任者に(片付けるのが大変な)物置のものを工事で出た廃材と一緒に片付けてもらえないだろうかと聞いてみたら、工事用のカゴがひとつで

物置のものを入れても空きがありそうだから壊しても良いのなら家具も少しは入りそうだと言うのでお願いする事にした。

(結果、自分で片付けるには手間がかかる家の中の細々した物も片付いたので頼んで良かったと思う)

更に箪笥はどうせ移動させるのだからと、車庫の前まで出してくれるという

それならばと、市の大型ごみ回収に頼む事にした。

一番大変な箪笥が片付き、これはもう少し私に手をかけなさいという事かと思い、残った家具も自分で移動できるものは大型ごみに出そうと考えた。業者さんに頼むのはその後でも良い。

そういう訳で昨日も、簡単に解体出来そうだったベッドをドライバー片手に解体したのだった。

コメント (4)
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