日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

義兄逝く

2015-09-09 | 夫の実家

夫の兄の容体が悪くなったと連絡を受けたのは8月最終日曜日の夜だった。

一週間前にお見舞いに行った時はいつもと同じように会話もして、安定しているようだったのに。

翌月曜日、夫は「仕事帰りに兄の様子を見て来る」と言って出勤した。

私の体調は万全とは言い難い。何かあった時に動けないのでは困ると思い、その日の午前中に病院へ行った。病院内なので携帯はマナーモードにしていた。

気が付いたら夫から着信が

兄が危篤なのでこれから病院に行く。私にもすぐ来てくれとのメッセージ。

着信から時間が経っていたので 病院内であれば出ないかもしれない と思いながらも一応電話をしてみる。出なければすぐ病院へ向かうつもりでいたが、出た。

これから行くと言うと、

もう亡くなったので来なくても良い

その返事に言葉を失った。

8月31日。容体悪化の連絡を受けた翌日で、まさかこんなに早くその日が来るとは思っていなかった。

 

その日の夕方、義兄宅に弔問に伺った。翌日は仮通夜。2日通夜、そして3日に告別式を終えた。続く6日は初七日の法要を執り行い、四十九日となる10月18日に納骨法要を行う段取りとなった。

私の体調は万全とは言い難い。不安を抱きながらの参列でひどく疲れたが、何とか無事に義兄を送る事ができた。

七人きょうだいの五番目に長男として生まれた義兄。77歳を一期に、きょうだいの中で一番先に鬼籍に入る事になってしまった。

義兄が旅立って10日経った。穏やかで飾らない人柄の義兄にもう会えないのだと思うと、やっぱり寂しい。

コメント (8)
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