3月はライオンのようにやって来るというけれど、今年の3月は穏やかに始まった。
しかし、今日の夕方から12日の朝まで大荒れの天気になるらしい。
思い起こせば暴風雪に見舞われて車が立ち往生し、8人もの死亡者が出たのは2013年の事だった。中でも耳目をひいたのは、立ち往生した車から出て建物の前までたどり着きながら鍵がかかっていて建物内に入ることが出来なかった父娘の記事だった。父親は娘を温めるように抱きしめながら息を引き取ったらしい。当時9歳だった娘が無事に救出されたのが救いだった。
今回、太平洋側では40センチに達する降雪があるかもしれないという。また猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風、高波への警戒が呼びかけられている。
穏やかに始まった3月だけれど、穏やかなまま過ぎてはくれないらしい。