あれから一ヶ月が過ぎて血圧は安定したようだ。少しゆったりと過ごす時間を持つようになって、読書の時間も増えたように思う。
先日読み終えた深緑野分氏の「ベルリンは晴れているか」
作者は1983年生まれ。まだ若い彼女が選んだ作品の舞台は、1945年第二次大戦後のドイツのベルリン 。
実はこの本はミステリーに分類されていたので、戦時下のドイツが舞台だとは知らなかった。
2019年の本屋大賞にノミネートされた作品で、評判が良いので図書館に予約したものだ。
本を手にして舞台が戦時中のベルリンだと知って、それで思い出したのは往年の米仏合作映画、ルネ・クレマン監督の「パリは燃えているか」
第二次世界大戦で連合軍の反撃が始まっていたころ、パリを破壊しろというアドルフ・ヒトラーの命令が下った。将軍は命令に従わずに連合国に無条件降伏し、パリを破壊から守った。パリ側のドイツ軍本部内で電話機から聞こえたのはヒトラーの「パリは燃えているか?」との声。
映画の内容は殆ど覚えていないが、終盤のヒトラーのセリフは映画のタイトルになったこともあって鮮明に覚えている。
NHKスペシャル「映像の世紀」で「20世紀の記録映像」が放映され、メインテーマ曲として使われたらしい下の音楽「パリは燃えているか」は映画で使われた曲とは違うが、とても心にしみる名曲だと思う。
NHKスペシャル「映像の世紀」より「パリは燃えているか」作曲 加古隆