日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

大型ホテルを避けて

2022-08-19 | 趣味の時間
新聞の片隅に出ていた、胆振地区のバス会社が工場夜景を見学するバスツアーを8月に催行するというローカルニュースに夫が反応した。
19時過ぎに登別温泉を出発する2時間40分のバスツアーを、8月26日まで毎日開催するという。

夫の会社のお盆休みは11日から16日までの6日間。でも水曜日に休んでいる夫は10日から17日まで、8日間の休みになる。
例年なら何回か遊び仲間に誘われるのだが、みんなのスケジュールが合わないらしい。今回は日曜日のゴルフだけ。
コロナ禍でなければ北海道を出て旅行に行くのだが、今の状態では無理。
それでもずーっと家で過ごしたくない夫は「休日前の8月10日ならまだ混んでないんじゃないか」と言う。

仕方がない。大型ホテルは避けて、10日に宿泊できる宿をネットで探してみることにした。
宿が無ければ諦めることになると思っていたが、客室数41室の和風旅館が空いていた。
宿泊の際はワクチン3回接種済証が必要になる、と言うのも安心材料にはなる。
食事は部屋食だし、泊まるならここしかない。

工場夜景見学と宿の予約を済ませたのだが、8日にバス会社から連絡があった。
催行に必要な人数は8人だが、現在の申込者は2名だけ(つまり我が家だけ)10日の17時まで受け付けているのでまだ確定ではないが、中止になるかもしれない。

あと2日で6人の申し込みは無理だろう。行くのをやめようかと思ったが、宿のキャンセル料を払うのも勿体ないと、出掛けることにした。

到着したのは14時。
混まない時間にと思って早めに浴場に行った。
入浴客が一人いたけれど、私が入るのと入れ違いに出て行った。
温泉は浴槽が二つと露天風呂。硫黄泉で浴槽の底には沈殿物が多量にある。
ほかに入浴客がいなかったのでゆっくり出来た。
脱衣所で身支度を整えている時に入浴客がひとり入ってきて少し言葉を交わした。

食事は朝・夕ともに部屋食だったので、温泉に入った際に会った2人以外の宿泊客と会うことはなかった。


夕食は全13品。日本酒の飲み比べセットが2人に1セット付く。
 
(これは夕食。画像はホームページからお借りしました)

夕食は6時から始めた。
食前酒、先付、前菜と美味しく頂いたのだが、その後がなかなか来ない。
各客室に配膳するのは大変だろうと思ったが、それにしても長い。
結局食事が終わったのは8時すぎ。
食後はゆっくりしたいので「食べ終わった食器は私が廊下に出しておくので」と言って長盆を置いて行ってもらった。

↑の件が不満だったけれど(コロナのせいで客数が減っていたために仲居さんが足りなかったのかなと思う)雰囲気も良く、フロントの対応も良く、また行ってみたいと思う宿だった。

コメント (4)
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