うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

AI 絵について

2024年11月10日 | デジタル・インターネット

少し前から、このブログで盛んにAI絵を使うようになっている。

AI画像の事を初めて知ったのは2年ほど前の事だが、その時は絵師の人が専用のアプリを使って、さいしょは人物のいない廃墟を中心とした画像をよく掲げていた。


昨年の春頃には自分でも無料のサービスを使って試してみたが、この頃には人物も描けるようになっていた。
また、そのアプリでは実在の人物をあしらうことも可能だった。
いわゆるフェイク画像がつくれる。以前紹介したが、P大統領とかE女王とかの写真風のイラストが作れてしまう。

ただし以前は指が6本あったり、顔の目鼻がとても変だったりすることが多かった。これらは急速に改善されたが、今も多少おかしな時はある。

今はMSのイメージクリエイターを使っているが、これは微妙な用語にはとても敏感で、実在の政治家の名前は禁止ワードになっていることが多い。
バイデン氏はもちろんだが、ケネディ大統領もリジェクトされる。エリザベス女王は禁止だが、イギリスの女王と書くと出てくる。

日本の電車に関する知識は殆どない(=まともな絵を出してくれない)。ほかのシーンでもそうだが、AIのベースはアメリカなので画風がどうしてもアメリカンになる。アメリカでは鉄道はそれほど身近ではないということか。

自動車は国際商品なので、そこそこそれらしく出てくる。

以前にモーツァルトやハイドンを書いてもらったことがある。

このモーツァルトには感心した。若く情熱的なモーツァルトと、その才能を見抜いたメンターのハイドン。非常に説得力がある。

しかしこんな風にうまくいくことはめったにない。たいていはどこか破綻していたり、ストレートには表現されないことがほとんどだ。


有名なマンガやアニメ作品をプロンプトにいれたらどうなるか。


ムーミン。そのまんまではないか。 

ただし、傍らにいるのはリトルミーのはず。


ドラえもん。 そのまんまではないか。 

ただし、傍らにいるのはおばけのQ太郎。

これなど、著作権がそうとうにやばいのではないかと危惧されます。

アスカとシンジ君。誰かのスピンオフ作品みたいに雰囲気出てる。

失敗例。 サザエさんとカツオくん。 
サザエさんは国際的には知られていないのであった。



本気でアート編。
ラファエル前派風、とはプロンプト打ってないけど、いい感じ。

これも詩集か何かの表紙に使えそうですね。

「アビーロード風味」

AI絵に著作権はあるのか。

法務省だかの見解では(プロンプトの)作者が一定の意図をもって作成したAI絵には、著作権が認められる場合があるという(但しまだ法的には固まっていないらしい)。

今のところ、一定のキャラクターを作って活躍させる、みたいな事は出来ないようだ。出力させたある絵の、特定の所だけ直してくださいという依頼もできず、いったんご破算にして書き直されてしまう。
但し僕が使っているのは無料のサービスなので、専門のイラストレーターは既に色々な使い方をしているのかもしれない。

僕はブログ記事のカット絵によく使っているが、じぶんなりにある程度プロンプトを工夫して、それなりの統一感、個性が出るようにはしている。

絵柄があんなかんじなのは、絵的にある程度安定する画風、キャラクター(少女)を選んでいる、と言う面がある。

いずれにせよ、この分野は進歩が極めて速いので、半年後にはまた違う使い方になっていると思われる。
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雑談

2024年11月08日 | 社会・経済

今週はアメリカ大統領選が終わりましたし、先日日本でも衆議院選があって、与党が大敗しました。

うさぎが人間の政治情勢を語ってもしょうがないのですが、今年のG7各国のリーダーたちの状況、どこも大変ですね。

6月のサミットに出た首脳たち、岸田、スナク氏は既になく、バイデン氏は後任を身内から出せずまもなく引退、ショルツ氏、マクロン氏、トルドー氏は連立が崩壊したりして政権が大変、メローニさんはまあ元気です。

2024年にトップが入れ替わった国はとても多いです。思い浮かぶのはパキスタン、バングラディシュ、スリランカ、タイ、インドネシア、ベトナム、台湾、イラン、メキシコ。トップが辞任した、事故死した、あるいは体制は維持された等事情は様々ですが、これらの国の国民を合計したら世界人口の何割になるのでしょうかね。

変わっていないのはあの辺の国々ですが、あっちはあっちでまた大変なのかもしれません。

考えてみると、日本の政治も世界の潮流に乗っているという事でしょうか。世間並みに?ポピュリスト政党も台頭しているようだし。


闇バイトによる一連の強盗が話題になったとき、これはヘイトクライムの一面がある、という意見をSNSで見た。若者世代のシニア層に対するヘイト。
そうでなければ、90歳の老婆を繰り返し叩くことの説明がつかないと。

そうなのかな・と思ったが、その後の展開を見ていると、自分たちに近い世代も襲われているし、また実行犯は意思を持って行動しているよりは、脅されてやむを得ず意思に反することをしている、という面もあるようだ。

判らないのは、主犯格がどういう目論見で事を起こしているかだ。
特殊詐欺は(遺憾ながら)一定の資金が獲得されることが見込まれるし、場合によっては複数回搾取することもある。強盗はリスクが大きすぎるし、実行犯を集めて行動させるだけでもかなり難易度が高い。いわゆる合理的期待に基づいた行動とはとても思えない。

反社会的な意思がとても強く、自分の才覚に過大な自信を持っている人が、社会的騒乱を起こすことにカタルシスを感じて行動している、というのはあるかもしれない。

実行犯たちは家族に危害を加える、と指示役から脅されていたという。

「俺たちに明日はない」の最後のほうでたしか、逃亡の合間をくぐって家族と水入らずのひと時を過ごす、というシーンがあったと思う(うろ覚えだが)。ボニーとクライドは映画になったが、闇バイトもそのうち映画にする人が出てくるかな。かなり辛気臭い映画になりそうだけど。
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立冬

2024年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム

暦の通り寒くなりました。
日中は雲一つない青空がきれいでしたが、終日冷たい風が吹いていました。

少し迷ったけどコートを着てきて正解だった。


今年の世界の気温はこの130何年の間でもっとも高かったらしいですけど。
あの暑い日々を思うと、今こうして秋が来たのがしんじられない気がしますね。

備忘記録ですが、昼休み皇居外苑の売店に行って、来年の皇室カレンダーを買いました。例年通りです。
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地図

2024年11月06日 | うんちく・小ネタ

大統領選の報道を見てると、なんだか呼ばれているような。

みんな口々に「うさ!」「うさ!」って言っているから。

例によってAIに書いてもらいますが、特に指示がなくても国旗は出てきますね。
ちなみに「プラカード」は禁止用語らしく、リジェクトされます。


失敗例。キーワードを日本語で「うさ!」としたら翻訳されてしまった。

こっちにしようと思ったのだけど、うさぎ的要素が演壇の子のうさ耳しかないので却下。AI絵もなかなか難しいのです。



閑話休題。

ニュースでは盛んに激戦区の州名が出てきますが、ふと自分が地図を見て州の名前を答えられるか、と思い始めた。

じつはそうとう怪しいです。中西部とか、ぜんぜんわからない。メリーランドから北もダメ。

むかし映画で、トム・ハンクス演ずるお父さんが息子に「近頃の学校は何を教えているんだ」とかいいながらアメリカの地図をみせていたのを思い出す。

勉強したんですけどね・。高校の時地理研究会だったし、大学の教職課程で地理学取ったら、合格するまで毎週地名テストやらされたし・。

旅行や出張の多い人の方が詳しいですよね。友達で世界中旅行している子がいたけど、あの子コロナから後どうしてたのかな。
自分は最近ようやく国内は少し行くようになったけど、もう全米回るなんてこの人生じゃできないだろうなあ。


うちにアトラスは何冊かあるけど、いずれもかなり古いです。
一番最近のはタイムマガジンのおまけでもらったもので、2000年頃のもの。

貿易(金融)やってた頃職場においてたやつ。
ニューヨーク州って、京都府っぽいですね(いみふ)。

まだソ連でした。ゴーリキーも名前変わったんでしたね。

これは高校のとき支給された地図帳。
勉強したんですよ・丸暗記で。

アトラスって州境とか州の名前は埋もれちゃってわかりにくいですね。
選挙速報の地図のほうが形と名前がわかりやすい。

さいきん、この年になってこんなことも知らないや、ってのが増えた気がします。忘れちゃったのも相当あると思うけど。
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楳図かずおさん

2024年11月05日 | アニメ・コミック・ゲーム

楳図かずおさんはたぶん、物心ついたひじょうに早い時期に名前を覚えた漫画家さんかもしれない。
ドラえもんとかおそ松くんとかは読んでたけど、作家の名前はあまり意識していなかった気がする。。

小さい頃はよく従姉たちと遊んでいて、妹と共に色々可愛がってもらっていた。
ある日、従姉の家で楳図さんのマンガ本をみつけて読んでいたら、あげるよ、といってくれた。

たしか、「怪」というタイトルだったとおもうけど、一話完結のお話のオムニバスで、登場人物も都度ちがう。

覚えているのは、主人公のお友達がちょっといぢわるで暗い感じの、髪の長い少女で、たしか、いつも髪で顔をかくしていたのかな。。その子にまつわる話。

さいしょは顔に湿疹ができたんだか、なんだか忘れたが、とにかくある時、隠していた頬をはぐったら、そこに別の小さな顔がでてきた。

その顔(この絵が物凄くこわかったのだ)が「ほっほっほっほ・はっはっはっは!」と、高らかに笑いだすという・(だめだ、つたわらない)。

これがすごく怖くて衝撃的だった。
従姉に「うさ子ちゃん*、これ、すごっく怖い😰 !」とか言って震えていた気がする。(*仮称)

もう一話覚えているのは、何かの拍子に人の魂が見えてしまう人の話。

頭の後ろあたりにロウソクのような魂が見える。元気な人は盛んに燃えてるが、そうでないひとは消えかけている。

道を歩いている、着物を着た女性の魂が消えかけていている。
?、と思っていたら、なぜか急に「腕が勝手にカミソリを」とか言いながら、自分の首を切ってしまう(だめだ、伝わらない)。

ある時山間を走るバスに乗ってたら、運転手や乗客の魂がみんな消えかけている。主人公は愕然としてバスを降りたのかな。お察しの通り、バスは操作を誤って崖から転落してしまう、という話。

とにかくあの絵柄(冒頭のAI絵のような絵柄ではないよ)なので、怖かったのだ。伝わらんかもしれないが。

なので、楳図かずおさんは、とっても怖いことを描く漫画家だと思っていた。

ので、「まことちゃん」が流行ったときにはとても驚いた。しかも、画風が昔の怖い漫画とあまり変わらない(のに、ギャグが成立している)のにまた驚いた。

楳図さんの家の景観問題が出たころ、うちから自転車で行ける距離だった(場所は知らない)ので、そのうち見に行こうかと思っていたが、結局旧宅に住んている間果たせなかった。

色々と自由な方でしたね。
ご冥福をおいのりいたします。


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