うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

Nikon Coolpix 4300

2021年04月13日 | カメラ、写真
日曜日にオークションで落札したカメラが届きました。
例の、フィルムスキャンに使おうと思って、使えないことがわかったカメラです。

ですが、これは昔愛用していたカメラであり、今こうして手にしてみるとひじょうにうれぴいです。

この気持ちは、ひとにはわからんだろうな。。ただの古いカメラですからね。それもファミリー向けの。

まず外観をざっと見てみますが、ご覧の通り驚くほど綺麗です。
ほとんど傷がない。グリップには出荷時に貼ってある、うたい文句の書かれたシールがついたままです。

ただ、ストラップやレンズキャップは前オーナーの手で取り付けられていますし、同梱されていたマニュアルには書き込みや付箋がつけられている。ので、未使用品とは思えない。カメラ本体の綺麗さとマニュアルの使い込み具合にはギャップを感じます。
試し撮りしたときの撮影番号はDSCN0019から始まっていました。
どういう前歴をもつ個体なのか、ちょっと想像が難しいです。

光学式ファインダー、小さな液晶(たぶん1.5インチくらいか)が時代を感じさせます。

大きさのイメージ。
Pentax Q10と、だいたい同じようなサイズ感です。
当時でも小さいカメラとは言い難いサイズでした。グリップがかなり大きくなっていますが、電池容量の確保や、ブレの防止(まだ手ぶれ補正はなかった)の面で役に立ったものと思われます。

メディアはコンパクトフラッシュです。
今見ると巨大ですが、当時はコンデジでもよく使われていました。

主にキヤノン、ニコンがCFで、コンデジにも一眼レフにも使われていました。
パナソニックは自社で推進していたSDカード、フジとオリンパスは初期にはスマメ、後にxDカード、ソニーはメモリースティックを使っていました。ので、デジカメを買い替えるとカードの使いまわしがしにくかったりしましたね。。

本体は綺麗だったのですが、流石に電池は抜けていて、充電しても10枚ぐらいしか撮れませんでした。

その撮影例なのですが、こういうときの吉例、アル・ココの写真を、撮ろうとしたんですが、なにしろISO感度が低く(100-400)、ぶれてしまって。。
なので、ストロボのたける鉄道模型の写真を掲げておきます。これ撮ったら電池残なくなりました。

ここから先は昔話です。

これは今日の写真ではなく、19年前の9月、自分が最初にこのカメラを買ったときの写真です。
この1か月前、うちに空き巣が入り、デジカメ(オリンパス)を盗まれてしまいました。かなりショックでしたが、再起をはかり?色々情報を収集してニコンに決定。発売日にヨドバシカメラ新宿店で買いました。

地下鉄高田馬場駅に掲げられた、このカメラのポスター。イメージキャラクターは藤木直人さん(だそうです。良く知らない)。のちには松嶋菜々子さんも出てた気がします。

この前に書いたように、この頃のクールピクス製品はアクセサリーがどの機種でも使えて、ちょっとしたシステムカメラになっていました。アダプターは必要で、機種別、あるいはコンバータによって間につける必要はありました。ワイコン、テレコンを買いましたが(今も持っている)、更に3倍テレコン、魚眼もあったみたいです。

あと、今そういう言葉があるのか知りませんが、デジスコという、単眼鏡にデジカメを付けて野鳥を撮る、という愛好家の方々がいて、それ用にこのカメラがかなり使われていました。

というわけで、また電池が届いたら、ちょっと使ってみようかと思います。

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リバーサルフィルムの現像、デジタル化

2021年04月11日 | カメラ、写真
昨年6月の、緊急事態宣言が明けた頃、有楽町のビックカメラでフィルムを買った。
一昨年にフィルムカメラのPentax MZ-3を譲っていただき、以来ネガフィルムでは何本か撮影をしてきたが、ポジはまだ試したことがなかった。
せっかくの一眼レフなので、ポジで撮ってみたい。。

昔と違い、フィルムでなければ撮れないということはないし、というよりむしろ、フィルムで撮るのはよほど趣味的な撮影のときに限られる。

コロナ禍で外出もままならず、以来冷蔵庫にしまい込んで使う機会を逸していた。

お正月に七福神めぐりをしたとき、ようやく開封してカメラに装着した。
ベルビアシリーズの中では感度の高いISO100の方だが、それでも日が短い正月は撮影時間が限られる。全部撮りきらずに、カメラに入れたまましばらく時間が経過する。。

春、梅が咲くころになってまた撮影再開。更に桜の季節までかかって、ようやく36枚を撮影し終えた。

フィルムを巻き戻して、現像に出そうと通勤カバンに入れたが、色々あってなかなか現像依頼ができず、ようやく持ち込んだのが今月の初め。

昔のカメラ入門書とか、雑誌とか読んでる人だったらわかるだろうけど、もうむちゃくちゃ、やっちゃいけないことやりまくってますね・・。

現像は職場近くのビックカメラに頼んだ。
カメラコーナーのレジ近くに、『フィルム現像プリント なんと!中3日で仕上がり』と高らかにうたいあげている?Popが見える。

なんと!というのは、びっくりするほど早いということを言いたいのかも知れない。
もう、ほんの15年ほど前までは駅前のラボに頼むと30分で仕上げてくれたり、コンビニやスーパーでも受け付けしてくれたりしていたことを、覚えている人はいないんだろうな。。

受け付けてくれたのは20代ぐらいの若い店員だった。「プリントしますか?」というので、「これはポジだから現像だけ」と答えたが、たぶん意味はわかっていなかったと思う。「マウントとスリーブどちらにしますか?」と聞かれることは、初めから期待していなかった。もっとも、マウントサービスはたしか終了しちゃったんだよね。。

金曜日に引き取った(正確には1日に受付、8日15時に受取可)。
1,493円。たぶん昔からそう変わっていないように思う。仕上がりまでの時間も、ポジは現像所送りのところがほとんどだったから、まあ良いほうだろう。新品のフィルムカメラが入手不可になった今となっては、現像受付してくれるだけで立派なものだ。

これをどうやって見るかだけど、とりあえず部屋のすみっこを探したら、ハクバのフォトビュアー(5700)が出てきた。
ルーペはコニカのものがあった。

ケースは多少黄ばんでいるけど、電源を入れると一応均質な光が出ているようだ。
こういうのはイラストのトレース用にまだ製品が出ているのかもしれない。

ルーペで覗くととてもきれいなんです。
うちにはスライドプロジェクターはなかったので、こうやってルーペで見るぐらいしか観る方法はなかったのですが、なんかいいですよね。。

昔、学校の先生が海外の遺跡とかを撮影してきたときは、みんなでスライドを見たりしていました。
でも、もうその頃は特に写真の趣味のない家庭では、カラーネガでプリントしたものを見るのが普通でした。。ネガは昔、性能が悪く、コダクロームなどのポジカラーが先行したと聞きます。

時代が下ってデジタルの時代になると、再びプリントから画面(PCやスマホ)での鑑賞になってきたというのが、興味深いです。


とはいえ、やはり常時画面で見てみたい。

昔はフラットベッドスキャナにフィルムスキャン機能がついていて、15年ほど前には手持ちのフィルムを大量にスキャンしまくったことがあった。複合機を買ってからもしばらく持っていたが、PCを替えたらOS(win8.1)が対応しなくなってしまった。
フィルムスキャナも大手メーカーが色々出していたが、今はもうないかな。

スキャナといえば、ドキュメントスキャナが欲しいと思ってまだ入手していない。。フィルムスキャナを買うのはちょっと勿体ない気がする。

とりあえず、スライドコピーアダプタ(デジカメでフィルムを撮影するためのアクセサリー)を持っていたので、それを活用してみよう。

といっても、昔のニコンのCoolpixシリーズのアクセサリー(ES-E28)で、当時のクールピクス製品と組み合わせて使う仕様になっている。当時(2000年代の初め頃)はコンデジ全盛で、ニコンのシリーズは入門用から高級機までアクセサリーが共用できた(ほんの数年だったけど)。うちにあったのは家庭向けのE4300という製品だったが、アダプターをかませると使えた。


装着時の写真がなかなか見つからなかったのですが、ようやく見つけました。
当時デジカメは1台しかなかったので、これはフィルムカメラで撮ったんですね。。


撮影するとこんな感じになるので、周囲をトリミングして整えるんですね。
E4300は400万画素ですから、トリミングすると300万画素ぐらいになったかもしれません。


E4300は長く愛用していたが、15年ほど前に父に譲った。先日実家を探して見たが、もう残っていないようだ。

それなら、当時のCoolpixをオークションで探せば安く入手できるかもしれない、と余計なことを考えだして、色々探ってみた。

どうせなら昔欲しくて買えなかった、スイバル式のE4500が良いと思った。ふだんは平たい板状になっていて、使うときは真ん中をねじってレンズを前に向け、液晶は自分の側に向けて使う。デジカメ黎明期に一時期はやった形式だ。

ニコンでは初期のころからこの形でデジカメを作りはじめ、とりわけE950は当時のマニアには評価が高かった。E4500はシリーズ最終型で、以後はごく一部を除き普通の形のカメラになっていく。

で、探したけど、いいものはなかった。古いせいもあるし、そもそもE4500はシリーズの中ではあまり売れなかったのかもしれない。デザイン的には惹かれるものを感じるんですけどね。。

より古いE995とかでもいいのだが、いまいちデザインがピンとこない。結局、昔持ってて懐かしさを感じるE4300を落札してしまった。。
来週、届きます。



それはそうと、スライドコピーアダプタを、手持ちのカメラで使えないだろうか?接合部をなんとかすれば、新しいカメラのほうが画質がいいに決まってる。

と、思って、防湿ケースとか、いろいろ探して見たのだが、見つからない。。

う~~ん・・・もしかしたら、
転居のときに・捨てた・かもしれないな。。

ほとんど使ってなかったし、対応カメラも持ってないから不要と判断したかもしれない。

かなり、がっくりきました。。





というわけで、オクで入手予定のE4300はフィルムスキャンとはなんの関係もなくなってしまった。。ES-E28も探せばどこかで売っているかもしれないが、そんなものを探すんだったら専用のスキャナを買ったほうがずっと効率的だ。

ちなみにニコンには一眼レフ用のアクセサリーとしてES-1というスライドコピーアダプターが現行(だと思う)販売されている。50mm等倍マクロレンズがあれば、それを使う手がある(300円程度で買える)。うちのマクロは35mmと90mmなので、延長チューブとかで調整が必要。

なので、やはりこの際、安いフィルムスキャナでもポチってしまうか。。
しかしなあ、ポジフィルム1枚単価100円じゃそうそう撮りそうにないしねえ。。
これはGX200でフィルムを直撮りしたものです。
わざとパーフォレーションを写しこんでますが、まあこれでもいいんですけどね。。
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とれちった

2021年02月17日 | カメラ、写真
在宅の勤務時間をずらして、朝眼医者に行こうとしたのですが、行ってみたら本日休診だった。
先週土曜に親を診てもらって、そのとき入り口の表を確認したつもりだったのだけど。。
仕方ないので別の医者に午後行くことにしますが、出たついでに神社に寄って、梅の花の写真を撮ろうとした。紅梅に続いて、白いほうも少しずつ咲いてきている。
カメラ(RICOH GX200)をケースから取り出したら、妙に違和感が。
ありゃ、接眼目当てのゴムがとれちった。
一眼レフのファインダーと違い、液晶保護の透明プラスチックが丸見えになって何ともカッコ悪い状態に。
カメラ本体に接眼ファインダーはないのですが(背面液晶で見る)、オプションで液晶ファインダー(VF-1)を取り付けられるようになっています。外付けのため、こんなふうに飛び出してしまします。


純正のケースはこんな特殊な形をしていて、ファインダーを付けたまま収納できるようになっている。ただ、飛び出しているだけに急いでしまおうとすると、ちょっと引っかかることがある。
こないだしまうときに引っかかる感触があったんだよね。。自宅室内だったけど。
あわててケースの中を覗いたんだけど、当てゴムは落ちていなかった。
家にあるかな、と思って車に乗り、途中まで帰りかけたが、いやまて、神社の地面に落ちてはいないかと思いなおした。
それで、引き返してみたが、やはり落ちていなかった。
家に帰っても、それらしいものは落ちていなかった。

さいきんの製品なら、量販店に補修部品も置いてあるだろうけど(運が良ければサービスセンターに持ち込んで直せるかもしれないけど)、なにしろ13年前の製品だからね。。

幸いアマゾンで検索すると、ファインダーそのものが適当な値段で出ている。
しょうがないからぽちしました。
後継機がないんですよね。。
あえていえば、工事用カメラ(WG-6など)が相当するのかな。
あとはスマホか。センサーサイズは大きければいいってもんじゃないというのが持論ですが、スマホですらセンサーサイズの大型化がすすみ、やんぬるかな感があります。あれとおなじです。昔の自動車の馬力競争と。いまの液晶テレビもそうかな。年々部屋が大きくなったりはしないのにね。。

相変わらず花の写真を撮ると(花だけ?)へたくそでやになります。。
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今年買ったもの カメラ他

2020年12月28日 | カメラ、写真
今年はスマホやパソコンなどのの買い物はなくて、直近でおおきなものというと車のバッテリーくらいかな。。

今回はさいごまでカメラ関係べったりです(あ、だったらカメラ他じゃないか)。

今年はコンパクトデジタルカメラ(GR 2)と、久々にMFTカメラ(E-PL9)を買いました。ダブルキットだったのでレンズ2本、それから中古ですがKマウントレンズが2本増えています。

冒頭の写真がペンタックスKマウントの布陣。
Pentax KPと、フィルムのMZ-3です。
今年増えたレンズはいずれも中古で、FA50mm F1.4 と、シグマ10mm-20mm。50mmはフィルムのMZ-3を意識したものです。

レンズの正式名はやたらと長いものが多いので適当に端折りますが、
DA18-135mm F3.5-5.6 WR
DA55-300mm F4.5-6.3 PLM WR
SMC 35mm F2.8 Macro Limited
HD DA15mm F4 Limited
HD DA21mm F3.2 Limited
DA 50mm F1.8
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (272E)
HD DA20-40mm F2.8-4 Limited
smc FA28-80mm F3.5-4.7 (MZ-3用)
smc FA50mm F1.4 (2020中古購入)
SIGMA 10-20mm F4.5-5.6 EX DC

3年半でこんなになってしまいました。
ほぼ購入順ですが、最初の3本はやはり使用機会が多いです。特に18-135mmは便利。一番使わないのは21mm F3.2かな。15mmと21mmは特に趣味的なレンズですね。50mmが2本あるのは、DAレンズには絞り環がなくて、MZ-3では絞り調整ができないからです。ただ、予算に余裕があれば43mm F1.9 Limitedをチョイスすべきかもしれません。

ニコン(キヤノンがいまどうなっているのか不明)がFマウントからミラーレスに移行しつつあるので、相対的にペンタックス一眼レフがクローズアップされつつある昨今ですが(ただの願望)、ペンタにはこの先も無理せず末永く供給を続けてほしいものと願います。。

MFTの部。
オリンパスE-PL9とダブルキット同梱の14-42mm EZ、40-150mmが新顔です。14-42mmは最初思ったよりは使いやすいです。40-150mmはいささか安っぽい外観に似合わず描写が良い。
MFTレンズは多少整理してしまいましたが、レンズキット付属の14-42mm、45-200mm (Panasonic)、14-42mm (オリンパス)のほか、12-32mm F3.5-5.6、20mm F1.7、17mm F2.8があります。いずれもMFT初期の古いものが多いですね。

MFTは大きさと性能のバランスが良くて、使ってみると手放せなくなります。今は主流になった一眼レフスタイルはちょっと重い(重量というより存在感)ので、PL9のような箱型ボディの継続を希望。ただ、売れないんでしょうね。。G3もE-P3も、この形が好きなので永久保存です。
コンパクト系。GR2が3月購入の新顔です。
この種の高級コンパクトは色々出てはいるのですが、使ってみるとカタログスペックでは見えない本機の良さが良くわかります。買ってよかった。

3じゃなくて2にした、というより本機を買おうと思ったのは、中野のお店で店頭特価で売られていたから。なので3か2か、という比較はあまりしていないのです。3を買うのはあと何年かしたらでも良いでしょう。最初は初代GRリミテッド(グリーン。出たとき欲しかった)にしようかと思ったくらいですから。。

なので、性能は十分です。と、言いたいのですが、泣き所はAF性能です。起動は速いのに、ぴ~んとがあわない。。

なので、Pモードを常時マクロ設定にしておき、これで撮影することが多い。マクロの方が遅くても確実にフォーカス合います。

センサーがAPS-Cなのは良し悪しで、画質は良いのですがマクロ性能(近接距離)は犠牲になっています(いまさらの議論ですが)。
ので、その辺は古いGX200で補っています。これ、センサーさえリニューアルされればかなりいいんですけどね。

GR2、E-PL9投入により、長年日常撮影用に活躍してきたペンタックスQシリーズは相次いで定期運用を退きました。

先日書いたように、Qは早朝散歩等に使っていましたが、4月2日を最後に引退。休日用のカバンに入っていたQ10も引退。Q-S1のみ、04フィッシュアイや08超広角レンズをつけて、ときどき使用しています。

GX200もQシリーズも、きちんと手続きを踏めばきれいな映像が撮れます。とくにQシリーズは、努力すればそれなりの成果が出るので、それで今日まで使ってきたんですけどね。なので、Qも10も、時折引っ張り出しては使うことになるかと思います。

実はこのほかにオリンパスOMシリーズ(レンズ5本)、ニコンD70sとレンズ2本があります。Fマウントの初心者向けレンズとか、よさそうなので、安いボディでも買おうかと思ったりしましたが、もうきりがないな。。



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SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC

2020年12月13日 | カメラ、写真

先月少し触れた超広角レンズです。
Amazonで中古「非常に良い」を買いましたが、古い製品で価格相応かどうかは微妙。絞り開放で方ボケがあります。絞れば改善するので不良とまでは断定できません。撮影には注意が必要ですが、使ってみるとかなり面白いレンズであることは確かです。

以下写真はかなり多いです。後半はちょっと紅葉とかの写真を掲げているので、あまり興味のない方は中間飛ばしてご覧いただければと。

シグマの超広角ズームは、調べてみると結構種類があります。同じズームレンジでF3.5の製品は近年までカタログモデルだった(一部店舗に在庫在り)ので、中古もやや高めでした。更に広角端の広い、8-16mmというモデルもありました。
このF4-5.6のほうは2005年末の発売で一番古いらしい。
いずれもペンタックス用は既に製造終了、後継モデルはありません。

今回の中古品は元箱、ケース、取説までついていて、それゆえ「非常に良い」ランクだったと思われます。ただ、それなりに古く、使用感があることは否めません。ケースはともかく、なぜか元箱にも使用感があります。元のオーナーは普段元箱に入れて保管してたのかしら。

この時代のシグマは墨汁を塗ったような強い艶消し仕上げの鏡胴デザインでした。なので、使っているうちにスレが目立ってしまうのですね。とりわけフードはスレが目立ちます。

なので、新品のフードを別途購入しました。これだけで古びた印象はだいぶなくなりました。新しいフードは多少デザインが異なるようです。

フィルターサイズは77mmですが、重量は370gと上記3種類のシグマレンズの中では最も軽く、持ち歩きもあまり苦になりません。
但しこのレンズのみHSM(超音波モーター内蔵)ではありません(軽さの一因と思われます)。ので、使うとボディ内モーターがギュンギュンと鳴ります。。

マウント周りは綺麗なので、丁寧に使われていたものと思われます。

ファインダーを覗くと、視界が非常に広いので驚かされます。
絞り5.6。やや周辺光量が落ちています。
後で書こうかなと思ったけどこのレンズ、ある程度絞らないと画質的に厳しいようです。これはF10。
やはり設計が古いのか、こんにちの目で見ると画質的にやや辛いものがあります。
最初の試し撮り。
無造作に絞り開放に近い状態(F5.6のまま)で撮り始めたのですが、無限遠で撮ると左側に顕著な方ボケが見られます。これだとそんなに変じゃないけど、水平線上の建物とかがはっきりしない。

ただ、逆光にはそうとう強いんじゃないかと思われます。

方ボケはシグマに調整依頼しようかと、HP見たりしていたのですが、前述のように絞るとまあまあなので(それに古いから受け付けてくれるかどうか)、どうしたものかとは思っています。

少し慣れたので、第二次試し撮りをしてみました。
これも周辺の色にじみやらなにやら、かなり厳しい状態ではありますが、もうこの辺は価格相応と考えるしかない。

画面端の歪曲は出るし、他社レンズなので自動補正は効きません。
水平線がうねうねすることはない(もっと古いレンズだと出ますから)。

一般的な注意としては、画角が広すぎて空がたくさん入るので、露出設定が難しくなりますよね。室内とかだと関係ないですけど。

肉眼ではこういうふうには見えませんから、やはり面白い。

換算約15mm少々-30.5mm(いずれも概算)ということになります。
20mmは見慣れた画角なので、レンズを装着したままふつうのパースで撮ることも可能。逆に言うとテレ端は非常用というか、あまり使わない感じなのかも。



神社、七五三の親子がまだ訪れていた(12月12日)。
一方で初詣用の準備も(お焚き上げとか)進んでいた。

今が紅葉を見られる最後。
クリスマスが近いというのも、信じられない感じですけどね。

もう夕方近いせいか、見た目よりきれいに撮れなかった。



滅多に持ち出すレンズではないと思うけど、使ってみれば面白いということで。


正直画質は十分満足とは言い難い。ただ使用頻度を考えると、最新の11-18mmはちょっと手が出せない。純正12-24mmの方が安心だし画質も良いかもしれない。そこはちょっと迷うが、まあこれも縁か。。

というわけでした。。


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ちょう こうかく

2020年11月26日 | カメラ、写真

(すいません、カメラの話、たいくつだ、という方は上の写真と、最後のほうの写真をお楽しみください)。。

さっき ぽち・、 しました。

なにを ぽち・したかっていうと、それはタイトルにありますように超広角ズームレンズです。
中古でたぶんやや古いものだと思うから、値段はそれなりです。

超広角ってそう頻繁に使うものではないので、安いほうがありがたいです。どうせ世間様をうならせるような写真など撮ることはできませんので。


超広角レンズの定義は特にないらしいが、今日標準ズームとして各社が供給しているレンズはおおむね換算24mmぐらいから始まるものが多い。
ので、それより画角の広いものは超広角である、と呼んでもよいだろう。

フィルムカメラの、OMシステムだった頃(親の持ち物)は28mmと50mmと望遠ズームしか持っていなかったが、大人になって自分の一眼レフ(ニコンFマウント)を買うと、レンズラインナップとして超広角も欲しくなった。
16,7年前のことだ。

純正は高いので、トキナーのAF193という19mm-35mmのレンズを買った。
たしか量販店で3万円弱だった。

作りはそれほど悪くなかったし、割とコンパクトだったがそれほど気に入って使っていたという記憶がない。

フィルム時代は撮影の機会そのものがあまり多くなかったし、使いこなすような腕も、とうぜん持ってなかった。


いつまで持っていたのか覚えていないが、たぶんデジタルに変えた頃かな。

デジタル(APS-C)になってから買ったのもやはりトキナーで、AT-X124と言ったかな。これは割と評判の良いレンズで、純正よりよく写るといわれていた。12-24mm ,F4で画角もちょうどよかった。

このレンズは、なんといってもあの3.11の時に、室内で使ったのが一番の思い出だ。


やや大柄だったけど、気に入ったレンズだった。
長いこと持っていたが、ニコンよりもMFTを使う機会が多くなり、整理のため手放してしまった。

そのMFTでは超広角レンズに手を出していない。


次に買ったのはペンタックスQマウントの08ワイドズームだ。

これはQ-S1だと17.5-27mm相当となる超広角ズームで、Qシリーズの中ではかなり力の入っていたレンズの一つだ。

シリーズの最後にリリースされたにもかかわらず、Qマウントレンズの中で一番最初に製造終了になってしまった。


AT-X124が575gあるのに対し、08は75g、フィルター径も49mmでしかない。超広角はおおきくて重いのが普通だが、このレンズはその概念をひっくり返した。

これは今でも持っている。焦点距離17.5mm相当は手持ちレンズでは最もワイド。


3年前にペンタックスKP(Kマウント)を買ったけど、超広角ズームはまだもっていない(だからぽちった)。

いちおうDA Limited 15mm F4は買った。換算22.5mmの単焦点レンズですね。

これはごく軽いので持ち歩くには便利だ。

ただ、12-24mmならずっとつけっぱなしにしてても、そこそこ普通のものが撮れる(36mmにできるから)。

15mm単焦点の場合、その場に応じて標準系のレンズと交換しながら使うことになる。



どのメーカーでも12-24mmとか10-18mmぐらいの、超広角ズームをラインナップしている。値段はどちらかといえば高めだが、印象としては一般向けには8万~10万程度の製品をラインナップしているところが多い気がする(松、竹クラスはもちろん相当高い)。

思い出すのはニコンFデジタル(DXフォーマット)を使っていた時代、初の超広角DXレンズとして出た12-24mm F4がたしか16万円ぐらいだった。
僕にとってはとっても高いレンズということになるが、Fマウントならトキナー、シグマ、タムロンが思い思いの超広角ズームを比較的買いやすい値段で出していて、選ぶに困らなかった(だからAT-X124を買った)。

その後ニコンでも10-24mmの安くて良質な製品が出て、選択肢が広がったことまでは覚えている・・。
そのあとはニコンから離れてしまったので、事情はわからなくなっていた。

それが、先日ビックカメラのワゴンセールで売られていたレンズを見て驚いた。

最新のニッコール10-24mmが3万円ちょっとで売られている!!(もともとそういう安い製品らしい)。

ショックだ。たまげた・・なんでそんなにしぬほど安いんだろう。。
あとからネットで調べると、画質も良好だとのこと。。うらやましい・・!

(ちなみにそのときニッコールレンズカタログ(F)をもらったら、製品写真も作例もないただの価格表になっていて、二度たまげた。
MFはもちろんDタイプレンズも根こそぎ消えちゃったのね・・Zシリーズがどうなっているのか見てないけど・・
ああ、ニコン様・・)。


翻ってわがペンタックスKマウント陣営ですが、昨年HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW が出て、入れ替わりにDA12-24mm F4がディスコンになった。

新製品は★つき即ち高性能シリーズで、量販店では18万ちょっとで売られている。
ネットではペンタックス渾身の力作とか言われているが、僕には無縁。。

12-24は8万円程度でで、値段も性能も折り合ったものだったのだが(たぶんトキナーのOEM)、これがなくなることでKマウントにリーズナブルな超広角レンズはなくなってしまった。

ニコンは前述の通り純正が安いし、キヤノンも含めシグマ、タムロン等が対応レンズをいくつも出している。

かつてはペンタックスもそうだった。多少選択肢は少ないが、シグマやタムロンのカタログを見るとKマウント対応の超広角レンズがいくつか選べた。しかし悲しいかな、これらのレンズも今は生産中止に。トキナーはもうKマウントレンズを作っていない。


と、いうわけで・・。

相変わらず話が長いですが、この先Kマウントの超広角ズームはますます入手難になるだろうと。11-18買っても宝の持ち腐れだし、中古でも今流通しているうちに押さえておいた方がよさそうだ。

と、いう結論にたっしたのでした。
すみません、長話で。

以下余談というか。

超広角をつかって、昔ちょっと流行った「鼻でか犬」を撮ろうとしたけど結構難しいです(冒頭の写真)。

こういう写真はやはり魚眼レンズで撮るのが本命です。
Qマウントの03Fish Eyeの出番。

Qマウントすごい。
色々遊べる。
ふっかつしてほしい。。

ついでなので他の子たちも撮ってみました。
ロップさんは目が隠れて、なんだかわけのわからないことになっています。

ラブちゃんは相変わらず迷惑そうな顔をしています。

ピカチュウは・ふだんとぜんぜん変わらないではないか。。

・・おしまいです。
レンズが届いたら、またここに書こうかと思います。





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じゃけっと

2020年07月25日 | カメラ、写真
コロナ後というか、自分の場合は1月に仕事が変わって以来、なんとなくとっちらかっていた部屋の掃除をした。緊急事態後は時間もあったし、事実掃除をした場所もあったのだが、長く手を付けていないところもあって。。
 空気清浄機のフィルターなんて、ちょっとやばかったですね。

それにしても今日は朝から延々と雨が降り続いていました。機会を伺って外に出ようかと思っていたのですが、午後遅くなってもますます雨足が強くなる状態。墓参りはあきらめて、ちょっと神社行って買い物して戻りました。

機会をうかがっていたのは、雨のせいもあるけどアマゾンから荷物が来ると思っていたから。結局来たのは夕方。
E-PL9のボディジャケットを買いました。
レンズかバーも一緒に買いました。本革製で作りは良いのですが、安くはないです。。だいぶオリンパス社に貢献してしまった。。
色が白なのは、本体付属のストラップが白色だった(ボディはブラウンですが、たぶん白と共通の仕様)から。ストラップも純正本革というのが売っていますが、それは買っていません。

このジャケット(CS-45B WHT)はE-PL7からPL10までのモデルに適合するとされていますが、ものが届いて装着したとき、一瞬間違えて買ったのかと思ってしまいました。
底板が細くて、ボディの形と合わないのです。上の写真でも、右下のボディ底板がはみ出ているのがわかります。
 ただし、底板はボディ下部にはまり込むようになっているわけではなく、ただ乗せているだけなのでこれでも問題ではない(とされている)ようです。
またこのカメラは液晶が下側に向かって回転するので、ジャケットがボディにはまり込むような作りになると、液晶と干渉してしまう可能性があります。

取付はストラップにホックでとめる方式です。昔のE-P3の純正ジャケットも持っていますが、あちらは三脚穴にねじ込んで止める方式で、ジャケットを装着したまま三脚が使えます。CS-45Bの場合、三脚を使うときは外す必要があります。
 どちらも電池、カードを取り替えるときはジャケットを外さないとダメです。

キャップのほうは標準ズーム14-42mm EZ専用ですが、レンズ全体を覆ってしまうのが変わっています。こちらのほうはレンズにぴったりのサイズで、はめ込むだけで緩まないようになっています。

なかなかおしゃれな感じでいいのですが、ますます女子カメラっぽくはなったので、その辺がどうかな。。



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E-PL9の試し撮り(川越)

2020年07月20日 | カメラ、写真
日曜日は久しぶりに青空が姿を見せてくれました。
少し気持ちが晴れてきますね。ここのところずっと雨だったから。。
ので、E-PL9の試し撮りを兼ねて、出かけてみました。
うちからいちばん近い、いわゆる観光名所ですが、あんまり良くは知らないんですよね。
昔は埃っぽくて排ガス臭い、ごたごたした街、という印象だったのですけどね。。平成の30年間でだんだんと変貌して、今みたいになったような気がします。

ここ(川越氷川神社)も、初めて来たのは2年前のことで、それまでは知らなかったというか、意識したことなかったな。。
あ、この辺は40-150mm F4.0-5.6で撮っています。
これを見ても描写がいいか悪いか、わかりませんが。。
 この日、お昼前頃に駅に着いてスタバでちょっと作戦を練っていたのですが、偶々川越七福神めぐりをしてみました、というSNSの投稿を読んで、これも何かの縁だからと自分も廻ってみることにしたのでした。氷川神社は関係ないのですが、途中まで来たので。。
 ただ、途中福禄寿、弁財天、布袋様あたりまでは、フィルムカメラのMZ-3とGR2で撮影していて、今回のテーマであるE-PL9は使っていません。ので、今回七福神のことはあまり触れないようにします(この辺はまだいいんだけど、お寺によってはあまりフォトジェニックじゃないところもあったりして・・)。
ちょうど結婚式があって、宮司さんとか新郎新婦さんがみんな(普通の参拝客)の前を行進、じゃないですね行幸、とはいわないのか、歩いていました。この時期、本人たちもお父さんお母さんも、たいへんでしたね。。おめでとうございました。。
E-PL9を野外で使ったのはここが最初でしたが、このカメラタッチパネルが敏感で、両吊りのストラップで首からぶら下げていると、出っ張った腹にぶつかってあちこちタッチしてしまう。勝手にシャッターを切ったり、なぜかデジタルテレコンがセットされたり。。道中設定の直し方がわからなくて往生しました。電源入れたままぶらぶらできないので、撮影が終わったらいちいちメイン電源を切っていました。

電動ズームレンズは、電源入れると多少タイムラグはあるのですが、まあまあ便利です。ズーム方向が直感的にわからなくて、つい逆に回したりしていましたが、これは慣れれば問題ないと思います。
うさぎって実は結構こわい。
触れると御利益があることになっていますが、時節柄触れてはいけないそうです。
2時間ほど歩いて疲れたので、成田山分院の前で食事にしました。
ゴマをすって、そこにたれや豆腐その他の具をいれて食べます。
たれはみそだれで、薄く切ったきゅうりと良く合っておいしい。

こんなに凝ったものではないのですが、父の実家(埼玉中部)で出されるうどんがこれ系のたれでした。子供の頃行くといつも出してくれて、とてもおいしく感じていたことを思い出した。
これはこの地域の風習だったのかしら。こんど自分で作ってみよう。

喜多院の境内は広々としていますが、正月になるとだるま市があって大変賑わいます。
歩いている人を見ると若い人たちが多い。先のうどん屋にも奥の席にわかいカップルさんがいて、話の様子がどうも初デートっぽかった。男性はなんかテレビ関係のひと?らしかったが、女性のほうはどうも多趣味らしく、海外旅行や釣りが好きらしい。友達とハリセンボンをたくさん釣って、食べたらおいしかった、みたいな話をしていた。

面白い。。けどやはり、若い子たちは自粛で家にこもるなんて、我々よりもっと辛いことなんだろうなあ、とか考えてしまった。。

話をカメラに戻しますと、14-42mm EZレンズの逆光特性。
市販のフードは探せばありそうですが、嵩張るのとどう折り合いをつけるか。。
買ってすぐに液晶保護フィルムを貼って、きれいに貼れたのですが、この日撮り歩いていたらこの辺で一部がはがれかけていることに気がついた。
端が液晶からはみ出ていたみたいで、中に埃をかんでしまった。。とりあえずいいけど、気になるようならそのうち貼りなおそうか。。

ここまでずっとオートで撮っていますが、逆光時のフレアとタッチパネル以外気になるところはありませんでした。
タッチパネルを全く使えないのも不便ですが、普段スマホのように敏感だとちょっと困ってしまうね。。コンデジでしたがキヤノンのIXY31Sなどは、わざとパネルの感度を落として、不用意な動作がないようにしていましたが・。

というわけで、E-PL9については設定などもう少しいじってみます。




 
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オリンパスPen E-PL9

2020年07月19日 | カメラ、写真
しばらく迷ったのですが、オリンパスE-PL9を買いました。

 EZダブルズーム・キットで、色はブラウンです。E-PL9は2018年3月の発売、既にその後継機のE-PL10が、2019年11月に出ていますが、カタログでは両方記載されているので、型落ち品ではないようです。
 PL9とPL10の違いはわずかな機能面の変更と色合いぐらいしかありません。現状PL9の価格はPL10の半額ぐらいまで下がっていて、在庫があればPL10を買うまでもないでしょう。

 もともとこの時期にカメラを買う予定は全くありませんでした。
 フィルムスキャナの適当な奴があれば買おうかなとか、考えていたのですが、それを覆したのは6月のオリンパス社の発表です。同社の映像部門を分社化し、事業再生を専門とする会社に譲渡するという話、以前にここでも取り上げたことがあります。

 オリンパスの発表では製品開発、メンテナンスは引き続き継続していくので、安心して製品を買ってほしいとのこと。ただ、同じ再生会社に事業譲渡したソニーのパソコン部門の例を見ると、ソニーのブランド名は使われなくなり、販路や製品分野を絞って事業を再開しています。

 想像に過ぎませんが、現行のオリンパスカメラも、ある程度ラインナップを絞り込み、限られたターゲット向けに製品をフォーカスしていくことが考えられます。

 そうなると、おそらくベーシックブランドとなっているペンシリーズなどは、このさき作られつづけるのかどうか、わからない気がします。
また、もし継続したとしてもオリンパスペン、とは呼ばなくなるでしょう。

 もともと僕はペンシリーズに少し思い入れがあり、10年前にE-PL1を買ったのがMFTの最初です。その後Lumixも買っていますが、7年ほど前に買ったPen E-P3を今でも使っています。
 MFTはペンタックス(Kマウント一眼レフ)を買ってからは使う頻度が減りましたが、サイズと画質がちょうど見合っていて、使い続けています。

 僕はフルサイズ至上主義?というか、小さいフォーマットはフルサイズの廉価版、みたいな考え方はどうかしらと思っていて、小さいフォーマットには独自の存在意義があるものと思っています。APS-CとMFTだと大してサイズは変わらないのですが、それでも室内での撮影のとき、取り回しの面でMFTは便利です。
 本当は1/1.7とかの小サイズもいい(ペンタックスQシリーズとか)のですが、そうなるとスマホとの競合が入ってきちゃうのか、あまり流行らないようです。

 話が脱線しましたが、E-P3の代わりになるカメラ、探してはいたのですがなかなか手が回りませんでした。LumixGX7MK3あたりも考えてはいたのですが、まだE-P3も使えるし(というか、古いLumixG3も現役です。あの系列は本当に便利です)、そんなに急ぐことないかなと。

 オリンパスのほうは4年前にかなり力の入ったPen Fというのが出ましたが、つくりもお値段もかなり立派過ぎて、なかなか手が出なかった。時折価格を調べたりはしてましたけど。Penシリーズは本家E-P系が5で途絶えてしまい、先のPen Fを除くとベーシック版のE-PLシリーズがモデルチェンジを繰り返していました。

 のですが、PLシリーズはなんとなく興味がわかなくて、ニュースを追うこともしていませんでした。量販店で偶に手にすることもありましたが、特に欲しいとも思わなかった。売り方も、カタログなんかすごい女子カメラ的だしねえ。。

 ああ長くなった。
ですが、とにかくもしかしたら、今がオリンパスペンを買う最後のチャンスかもしれないとなると、一応手に入れておこうかと。

 
そのあともかなり迷いましたけどね。。
E-P5の中古を探そうとか(玉数が少ない)、Pen Fの中古を探そうとか(意外と使いこんだものが多く、良品は高い)、PL9でもレンズはいらないんじゃないかとか(これはかなり検討した。最初は付属の電動ズームも、望遠も要らないと思った)。

 ただこういうときの通例で、在庫が残っているのはたいていダブルズーム・キットなんですよね。それもかなり割安で、差額で計算するとレンズが1万円するかしないかという状態。それだったら。。

 というわけで、3色の中で値段の安かったブラウンのダブル・キットと、液晶保護フィルム、128GBのカードをご注文。。

開封の儀ってやつですね。
ブラウンは新型になって少し色味が変わっていますが、これはこれでいい感じです。ストラップはなぜか白なんですね。
ストラップは他機種で多用しているAki-Asahiのを注文しようかなと思っっていたのですが、付属品もそんなにシャビーなものじゃないので、しばらくこれで使うことにします。
 ジャケットは買わなかったけど、あったほうがいいかも。その際色はストラップに合わせて白にしようかしら。。


M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZというレンズです。
電動ズームで、電源を入れるとちょうどコンデジのように自動的に鏡胴が出てきます。焦点距離が合わせにくい感じがするし、ボディだけ買って手持ちのPanasonicの12-32mmを付けておこうか、とも思ったのですが、あればあったで案外便利に使えるかもしれないと、思いなおしてキットにしました。。

ちょっと鏡胴が太い感じがしますね。全体的にはこれでボディとのバランスが取れて、おさまりが良い印象もあります。
ちなみにGR2とはそれほど大きさの差はありません。ちょっとPL9は重たいかな。。
レンズを繰り出すとこんな感じ。ごくふつうのコンデジっぽい感じで、違和感ないです。

右に回すと焦点距離が伸びるのですが、どうも感覚的に間違えます。
ふだんそういうことは意識しないんですけどね。。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R 
キットに入っているもう一本のレンズです。これも、要らないと思っていました。というのは昔のLumixG3のダブルキットに入っていた、45-200mmという望遠ズームを持っているからです。
ただ、45-200mmは380gと、40-150mmの倍の重さがあり、ペンシリーズには似合わないかもしれない。実際E-P3につけたことはないです。。なので、着いているならそれもいいかなと。

 実はこれの前身のレンズ(末尾にRがついてないほう)は暫く持っていたことがあります。E-PL1の時代に使っていました。現行のレンズとは光学系は全く同じみたいです。
 そうとは気がつかなくて・・、店頭でPL9の展示品を触った時、ズームリング回しても鏡胴が伸びませんでした。
 あれ?、インナーズームに変わったのか、これなら使いやすそうだな、と思ったのですが、たぶん展示品は壊れてたのかもしれません。。
 実際は鏡胴がながーく伸びてしまいます。だから安っぽいということはないのですが、見ればわかるけどなんかださい。
 
40-150mmの装着姿。こういうのはコンパクトにまとまっていると勝ちみたいな感じがあって、その点Lumix 35-100mmはいいですよね。
ただこちらは軽いのが取り柄で、重くて手に余るということはなさそう。
 それと前持ってたやつの記憶で言うと、描写性能はかなり悪くないというか、なかなか良かった記憶があります。
PLシリーズは途中からアクセサリーポートを廃止してしまい、EVFがつけられなくなりました。外付けEVF自体、もうカタログに載っていないのですね。
いちおう、17mm F2.8と外付け光学ファインダーは取り付け可能ですし、ちゃんとファインダーとして役に立ちます。17mm F2.8自体がもうディスコンですが、これはこれでカッコいい感じです。

17mm F2.8というの一時期はほとんど風評被害と言っていいぐらい、ネットで叩かれたレンズですが、実際そこまで悪くない、というか結構好きなレンズです。これとLumixの20mm F1.7は、MFT初期のカジュアルなムードを思い出させてくれる、お気に入りのレンズたちです。

長くなってしまったので、今日出かけて試し撮りした話はまた次回に。
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おりんぱす

2020年06月24日 | カメラ、写真
カメラ関係の記事を続けて書いたのでそろそろ別の話にしたいのだが、こんなニュースを聞いてつい。。

オリンパス株式会社は同社の映像事業を分社化の上ファンドに譲渡するという方針を発表した。映像事業は現在同社の売上高の5%を占めるが、スマホなどの台頭でデジカメ事業が縮小する中、20年3月期までに3期連続の営業赤字を計上していた。

ぴえん。なにしろこのコロナ騒ぎでカメラ関係の売り上げ不振が繰り返し報道されていたので、こんなこと起きたらやだなあ、と思っていたところだった。。
のだが、見方を変えれば、まだ傷の浅いうちに組織を再編して、事業を継続しようという努力の現れとも言える。3期連続赤字ということは、コロナのせいばかりとも言えないし、会社は株主のものである以上、ある程度思い切った判断も仕方ないのかもしれない。。
ちなみにミラーレスカメラの一番の売れ筋はオリンパスらしい。

前にも書いたけど親がOM-1を持っていたので、オリンパスは昔からなじみがある。小さくてシンプルで、手になじむ。上の写真は2004年4月。ぼろぼろだったストラップを取り替えた直後の姿。

初めて買ったデジカメがこのオリンパスD460だった。2001年春のことで、たしか2万7千いくらかだったと思う。オリンパスは一眼レフのAF化に乗り遅れて、いちどレンズ交換式カメラから撤退している(2002年)。代わりにブリッジカメラ(レンズ交換はできないが、本格的な写真も撮れる、すこし大きなカメラ)やコンパクトカメラに力を入れていた。デジカメも早くから積極的に取り組み、かなりのシェアを占めていた。CAMEDIAというシリーズでしたね。


2003年にフォーサーズ規格で一眼レフに復帰し、2008年にはマイクロフォーサーズも登場、いわゆるミラーレスのはしりだ。カメラを出したのはパナソニックが最初だが、翌年ペンシリーズをリリースし、こちらが主流になった。
E-P3は、度々書いているが今でも好きで、時々使っている。

オリンパスの(今の)代表的製品といえば内視鏡や顕微鏡などだが、これらにふつうの人がふれる機会はすくない(胃カメラ飲むときお世話になる。あれはくるぴいので、ほう、ここにもオリンパス・などと余裕こいている暇はない)。
やはりカメラと、それからなぜかレコーダーもけっこうシェアが高い。マイクロカセットだったころからオリンパスは有名だった。カメラとレコーダーって、あまり被っていない気がするがなぜなんでしょうね。。

というわけで、あたらしいオリンパスカメラの門出をおうえんしたいです。。

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ふいるむ

2020年06月23日 | カメラ、写真
昨日に引き続いて丸の内界隈に行ってしまった。。
夜の予定まで少し時間があったので、ビックカメラ行ってフィルムを買ってきた。

フィルム売り場は昔からー少なくともここ10年ぐらいは変わっていない気がします。モノクロも結構種類があって、思ったより賑やかな感じでした。
ただ、値段はどうしようもなく高くなりましたね。。

写真のフィルム(富士ベルビア100)は税込1,650円でした。標準的なPROVIA100Fはもっと高くて、コダックのエクタクロームに至っては2,550円だったかな。まあ、売っているだけありがたい(エクタクロームは一度消えていたのが復活したらしい)。しばらく売り場に立ちすくんで、考え込んでしまった。。

もっとも、高いか安いかは相対的な問題だし、初めからこんな値段しか知らなければ、驚きもしないかもしれない。
フィルムは昔は非常に高価だったらしいです。
そういう時代を偲びながら、1枚1枚大切に撮ればよろしいかと。

ふと気になって、昔の写真データを探したら出てきました。2003年ごろ。なぜか箱を捨てないで集めていた?みたいです(元箱ふぇち)。
フジのネガはメリハリがきつすぎて、コニカのほうがやわらかい感じで好きでした。アグファもちょっと派手でしたね。アグファは割と安く売られていた。
コニカインプレッサ50は非常に繊細な描写だけど、やや地味。リアラ100もそうですが、感度低めのフィルムは繊細な一方無造作に撮れない。
左端のポートラ400BWというのはカラーネガの現像処理で白黒に写るという変わり種。
2006年。コニカシンビ200は、3本で1,974円!当時でもこれは安かったと思います。コニカはけっこう早くポジをやめてしまいましたね。右のコダックは一般向けの製品で、このあとエリートという名前に変わったという記憶があります。
コダクロームはもう僕が知ったころはかなり特殊なイメージが強くて、現像にも時間がかかるのであまり使いませんでした。地味というか、独特の色合いですよね。販売終了になったころ、古いOM-1で使ったら案外きれいに撮れて、フィルムとボディが時代的に合ってるからかな、と思ったことがありました。
そのころ撮った写真(2007年3月)。OM-1、コシナ24mm F2.8。
話はだいぶ飛びましたが、2020年に戻って。
前職でよく訪れたお店に行ってみました。
ずいぶんと人が少なかったです。席も間隔があいています。
午後は晴れてきました。

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smc PENTAX FA50mm F1.4

2020年06月21日 | カメラ、写真
DFA50mmではありません。昔からある変形ガウスタイプのほうです。
アマゾンで中古格安品をぽちしました。
来たのは少し前でしたが、試し撮りとかするのに時間がかかりました。と、いう割に試し撮りできてなくて、フィルムで撮ったやつはまだ大半現像できません。。
 うちでも親が買ったOM-1がそうでしたが、昔は一眼レフを買うとたいてい50mm F1.4かF1.8がついていました。1.4のほうが竹クラスで、多少筐体の作りが良かったりする。F1.8は廉価版の位置づけでしたが、案外こちらの描写もよかったりする。MF時代はオリンパスや、たしかペンタックスにもありましたが、松クラスにF1.2があったりした。
 AFになってからもそれは多少受け継がれていて、各社F1.4と、F1.8を両方揃えることが多かったようです。

 このレンズ、実は昨年フィルム一眼レフのMZ-3を譲っていただいた時、一度中古を探してみたことがありました。そのときはうまく折り合いがつかなかったのですが、さいきんまた萌え初めて。。
 買うのは少し迷いがあったのです。
 というのは、同じ焦点距離のDA50mm F1.8を持っていたから。
本来はAPS-Cサイズのデジタル一眼レフ用のレンズですが、フルサイズにも一応使える。ただし、絞り環がついてません。K-1ならそれで問題ありませんが、フィルムのMZ-3では絞り優先AEができない。
 FA50mmには絞り環があるので、これを本来の絞り調整に使って撮影できる。明るいレンズの使い方というのは絞りを調整するのが基本ですから、これは大事なことです。
 ただ、それ以上になんとなくモノとして欲しかったというのはあります。
ま、とにかく、価格的に折り合う中古を見つけることができました。。
ちなみに1.4のほうのフードはついてきました。DA1.8のラバーフードは、実はニコンの製品です。ちょっとださめですが、フードとしての機能はしっかりしています。
DA1.8の作りは安っぽいといわれますが、まあ現代のレンズとしてはふつうかもしれません。FA1.4もプラスチックが多用された時代の筐体ですが、これもこんなものです。雰囲気はニコンの同時代のレンズとよく似ています。
後玉が大きいのがこのタイプのレンズの特徴。
FA50m F1.4で撮影。 Pentax KP 絞り2.0 1/100 ISO800

DA 50mm F1.8で撮影。 Pentax KP 絞り 2.0 1/100 ISO800
手持ちで撮ったので厳密ではありませんが、気持ちF1.4のほうが焦点距離が長いような気もします。

新しいレンズを買ったときの吉例、鳥たちの撮影。
このタイプのレンズは最短撮影距離が45㎝ぐらいなので、ケージ越しの撮影には向いていません。
色乗りは割と鮮やかなほうではないかと思います。
これなんかそうですね。絞りは以下も2.0、KPで撮影してます。
それなりにシャープに撮れるのですが、ものの本とかウェブとかを見ているとくせ玉だ、と書かれています。
なので引き続きF1.8のほうも売らずに使おうか、と思っております。
続いて、通常はこちらで使おうと思っているフィルム一眼レフ、MZ-3での試写ですが。
実はこの1月からフィルムを使い切ってなくて、カメラ取り出してカウンター見たら残り2枚でした。
本当は4月に撮りきって現像出そうと思ってたのですが、キタムラ通りがかったら、当分の間営業休止だったのですね。なので、今回2枚を撮って現像に出し、残り19枚はまだカメラの中です。
それで、のっけからいきなり絞り開放で撮ってみました。
こんな風に夢の世界風になってしまいます。
これは普通の写りですが、ちょっと白飛びしてますね。。
本題からずれるけど、頂いた時に一緒についていたレンズ(FA28-80mm)、gんぞうした写真見る限り、かなり描写良いです。

というわけで、引き続きフィルムで色々撮ってみたいのですが、フィルム、今結構高いんですね。。



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RICOH GR2

2020年03月25日 | カメラ、写真
以前からちょこちょこ触れていましたが、先週の連休前木曜日に写真のカメラ、リコーGR2を買いました。
カメラ本体の写真もさらっと撮れればいいのですが、なかなか満足の行くものが撮れなくて、かといってちゃんとした物撮りの準備をするのは嫌で、ここに書くのも遅くなってしまいました。。

ご存知の方には釈迦に説法ですが、GRは換算28mm相当の単焦点レンズを持つコンパクトカメラで、いわゆるスナッパーの方や、少し前だとデザインやクリエイチブ方面の人たちがこぞって使っていたという、そんな位置づけにあるカメラです。
かつてはマクロに非常に強かったので、例えば僕の知人のジュエリー製作者の方たちはGRDか、より一般向きのRシリーズを使っていました。
さいきんはソニーとかも画質のいいコンデジを出しているので、よりユーザー層が限定されてきているのかもしれません。。

フィルム時代の末期、高級コンパクトカメラがブームになった時期がありましたが、そのころコンタックスT2/3、ミノルタTC-1などとともに、独自の個性でファンを獲得していたのがGRです。2005年暮れにはフィルム時代のコンセプトを引き継ぐ形でデジタル(GR Digital)になり、改良を重ねながら4世代作られました。

GRDはコンデジの中では比較的大きなセンサーを使っていましたが、他社が1インチという大きなセンサーを使うようになると、これに呼応する形で一気に一眼レフと同じAPS-Cサイズのセンサーを持つモデルが登場。これがGR(名前からDigitalが外れた)です。
 今回購入したのはその2代目、レンズやセンサーなどは初代GRのものを踏襲し、小改良を施したモデルです。現在はセンサー、レンズ、ボディも一新したGR3が、最新型として店頭に並んでいます。
GR3が機能強化でかなりの高価格(家電量販店などでは12万円少々)となったため、GR2も当初は併売されていました。ただ、流石に在庫は少なくなってきているようです。
 今回中野のカメラ屋で買いましたが、店員さんに声をかけてモデル名を告げると、棚にある「GR2」と書かれた箱から一個出してくれました。のこりはあと3つらしい。このお店、ウェブで在庫があることは知っていましたが、値段はそこそこのものでした。ところがお店に行くと、店頭特価としてかなり安い値段で出ていて、それが今回購入したきっかけです。

 もちろん背景には、購入後4年以上経過したQ-S1の置き換えという目的があり、色々探してはいたのですが。。コンデジ、思ったより各社から出ていますが、どれも値段はけっこうしますね、今。。

お店で買ったのは本体と液晶保護フィルム。保護フィルムは店員さんがその場でつけてくれました。帰宅してから連休の間に、ケース(マンフロット
MB SCP-5BB)、純正の本革ハンドストラップ(GS-2 写真)、SDカード(サンディスク Class 10, 64GB)などをアマゾンで揃えました。

ハンドストラップはカメラ付属のものよりも大きめで、しっかりした作りです。ケースはちょうどぴったりのサイズ。ちょっとマジックテープがべりべりいうのが、場所によっては気になるかも。

右のGX200は12年前に出た、GRDの派生機種で24-72mmのズームレンズを持ち、当時は珍しかった着脱式のEVFを装備したモデルです。11年前に新品で買い、昨年オクでもう一度買いなおした話は以前書きました。

ご覧のようにデザインは最新のGR3に至るまで基本的には同じスタンスのものです。昨年からこれを使うようになったのも、今回のGR2購入のきっかけの一つですね。GX200にはこの子なりの良さがあるので、これからも使い続けます。

とりあえず、ニュース性がなくなるまえにここに掲げておきます。これで何を撮影したか、どういう感じだったかのはなしは、また今度ね。

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白組

2020年03月18日 | カメラ、写真
とくにふかい意味はありません。。

たまたま並んでいたので・。
視線を合わせるの、意外と難しいです。

ちんぴらの文鳥さんには勝手にしてもらっています。

アルココの写真を撮るとき、特にそう感じますが、二人にフォーカスを合わせるのはなかなか難しいです。。
Lumix G3 20mm F1.7 
1/60 F1.7  ISO160
カメラも白いです
20mm F1.7は久しぶり。

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常時携帯するカメラ

2020年02月16日 | カメラ、写真
例の新型ウィルスの影響で、今年はCP+(カメラ、映像機器の展示会。毎年2月に開催)が中止になった。報道を見ていると、実機展示しているカメラを、多くの人が手に取り接眼して操作を確かめたりするので、感染の影響が大きいと判断したという。なるほど。
 毎年7万人近くの来場者がいるそうで、ウェブ上でも無念だがやむを得んという論調が目立つ。

 僕はここ数年は行っていないが、今年はちょっと行こうかなと思っていたので、やっぱり残念だ。。

 現状、フィルムカメラは別として、普段使っているカメラは以下の通り。
1. Pentax KP
2.Olympus E-P3
3.Lumix G3
4-6 Penax Q, Q10, Q-S1
7.Ricoh GX200
(このほかにもコンデジはキヤノンのものがいくつかあります)。

ずっとここで同じようなこと書いているので、もう耳タコだという方もおられるかもしれませんが、KP以外はかなり古いカメラです。GX200は2008年発売のカメラで、10年ほど前に一度買って使いましたが手放し、昨年オクでまた買いました。
昔使っていたころは色が暴れたり、色々苦労した記憶がありますが、設計思想通りに動けばこれは理想的なカメラで、換算24mm-72mm で広角も十分、中望遠辺りまでズームできるし、その状態でマクロモードにすると何センチだったかな、とにかくすごく寄れる。自分じゃやらないけどRAWモードでも撮影できる。
問題は高感度が効かないこと。ソニーが裏面照射技術を開発したのが発売1年後なので、世代的にやむを得ないのですが。

それで、普段は通勤カバンにQ-S1を入れているのですが、さいきんはこれを取り出すのがちょっと面倒になり、スマホで撮影することが多くなっています。SNSに掲げるにはそれもいいのですが、XPERIAのカメラはタイムラグが大きくて、シャッターボタンを押してもすぐに反応してくれない。

なので、もうちょっと今風ですぐに取り出せるカメラがないかな、と。

携帯性、画質と速写性の兼ね合いは難しいです。
Qシリーズはご覧のように大変可愛いのですが、これは本来遊び心を持って使うもので、あまり画質を求めるとちょっと期待外れになる。

Q-S1はそれでもこの4年間ずっとカバンの中に入っていますが、それはなんといっても08Wideレンズ、換算17.5-35mmというレンズが使えるから。広角専用というコンデジはあるけど、こっちは交換して207mmまで使えますからね。
Qは今でも、早朝散歩に行くときに持っていきます。Q10のご覧の色(ミクカラーと言われた)は自分で選んで注文したもので、愛着もひとしお強い。Q-S1のこの色(赤とガングレイ)も、おしゃれで気にいっています。

なんだけどね。

E-P3も画質は少し気になるところもあるのですが、日常使うには十分で、親族が集まるときはたいていこれを持っていきます。一眼レフは大げさでちょっと合わないから。それにこれはデザインが大人で、そういう場に似合う。
フィルム時代、コンタックスT3というのを持っていましたが、コンセプト的には(設計者の意図はまた違うでしょうけど)それに近いものがあります。

これの近代版である、Pen Fも欲しいとは思ったのですが、いかんせんちびっと高いなと思っているうち、手に入らなくなってしまった。。

これもこのブログではおなじみのLumix G3。
画質そのものはペンよりも上です。
ペンは室内で物撮りによく使ってますが、こちらは定期運用がいまありません。昨年、ブロムシュテットのコンサートに行ったとき、原宿駅を撮ろうと持ち出したことがある。Qシリーズでは夜景の撮影に不安があったもので。雨にけぶるイルミネーションもきれいに撮れたので良かったです。

後継のG6も持っていましたが、今手元にはこちらを残してあります。というのは、このつるっとしたデザインが結局好きなんですね。各部の質感には不満はありますが、いかにもパナソニックらしい、親しみやすいデザイン。他社がおっさんくさい、いかついカメラばかり出しているところに、さりげない洗練されたたたずまい。
残念ながらGシリーズはその後、他社とおなじいかつい真っ黒なカメラになってしまった(結局市場に認められなかったのでしょう)ので、これの真の後継機はないですね。

いずれにしてももう古い機種ばかりなので、普段使いのできるコンデジはないものかと。というと、RX100とか定番はいくつかあるのですが、こういうのは機能もさることながら、相性もありますからね。。

なので、CP+の開催中止はちょっと残念。

真面目な話、GR3はいいと思うのですが、約12万円は流石に高いな。。RX100も使っている人は多いし古いモデルは安いけど、今のところどうも気が進まない。キヤノンも同様。

中古でいいなら、GRのグリーンリミテッドなど、昔欲しかったモデルが今中古で安いので。。
むしろ自分に正直なのはそっちの方なのかもしれないですね。。別に最先端の機種じゃなくても十分満足だし。

それだったら、今手持ちのを使えばいいんですけど、という風に話は戻るのですが。。


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