「信じなさい」と彼女は言った。「これはみんな過ぎていくことなのよ。悪いことはかさなるものなのかもしれないけど、いつかは終わることなのよ。永遠につづくことじゃないわ」
「信じるよ」と私は答えた。
しかしその穴は永遠につづくように私には思えた。まるでおなじところをぐるぐるとまわっているような気さえする。私はもう一度刷りたての朝刊のことを考えた。指にインクのあとがついてしまいそうなほど新しい朝刊だ。
(「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」下巻)
今年も色々あって、特にここ数か月は何かと悩まされる事も多い状況にあります。とはいえ、色々な方からのご助言、あるいは古い仲間との久しぶりの邂逅など、心励まされることもまた多く、やはり自分は恵まれているとも思いなおしたりもします。
もちろんそういう感謝の気持ちはありますが、しかしその場にいると、この状態は永遠に続くように思えるのもまた人情であります。ここは小説で「私」が暗闇のなかで思ったように、なにかこう、細胞のひとつひとつをうるおわせるようなことを考えることにしましょう。
で、それがレンズかよ、というのはどうもあれなのですが、考えてみると1年前に単焦点を立て続けに3本買ったのを最後に、カメラ関係はなにもしていないので。あ、春に安物のストロボは買ったけど。
ここでおさらいすると、Pentax KPの購入時に揃えたレンズは、DA18-135mm F3.5-5.6ED, DA55-300mm F4-6.3ED PLM, smc DA35mm F2.8 Macro Limited (名称はどれもやたらと長いので、適当に省略しています)の3本でした。1年前の暮れから正月にかけて、DA15mm F4, 21mm F3.2 のLimited レンズ、それからDA50mmF1.8と、単焦点を揃えました。
これらのうち、望遠は必須ですがあんがい使う機会は少ない。一番多いのはやはり18-135mm、次いでマクロの35mm。広角はそれなりに使いますが、50mm F1.8は安価な割に良く映って楽しいものの、使用機会は余り多くない・。
ボディはKPだけだし、大きなレンズは使いこなせないと思うので、望遠のほうは当面考えなくて良いでしょう。広角ー中望遠域で考えると、店頭でよくKPと組み合わせられているDA20-40mm F2.8-4が浮かび上がってきますが、焦点距離的にこれ、どのくらい使うかな、と考えてしまうところがあって。。たしかに設計思想を買う、ということはありだとは思いますが。Limited系をコンプリート する方向で考えるなら、あとは40mm,70mmと残っていますが、この辺の焦点距離もなかなか使いこなしにくそうですね。。
あとはちょっと変わった魚眼ズームとか、もう少し応用範囲の広そうな12-24mm超広角ズームとか。超広角はタムロンの10-24mmというのもあって、価格も安いのですが、うちにはQマウントの08(超広角ズーム)があるから、使用頻度を考えるとそれでもいいのかな、という気もしてきます。。同様に魚眼もQのレンズがあるし。。
マクロレンズも35mmだけは不便なので、50mmあるいは100mmがあったほうが良いかもしれません。ここでもタム9という選択肢がありますが、どんなものでしょうか。。
上の写真は50mmF1.8ですが、これ、最短撮影距離が45cmmなので、そこがね。。軽くて面白いんですけど。
本屋に寄って、本当は別のものを買おうと思っていたのだが、なんとなく手にしたカメラ雑誌をレジに持って行ってしまった。
カメラ雑誌というとさいきんは年末のカレンダーが欲しくて、DCM(デジタルカメラマガジン)を買うぐらいで、日本カメラとかもう7-8年は買ってないかな。。
旧宅にいたころはカメラ雑誌も結構ストックしてあったが、転居を機会にムック本を除いてほぼすべて処分してしまった。わずかに残ったのが、オリンパスOMシリーズ終了のときの特集(アサヒカメラ2002年2,3月号)と、上の写真右側にある、日本カメラ2000年12月号、これは最初に買ったカメラ雑誌だ。
20年ほど前にいっとき、カメラでも買うかと量販店を見に行ったことがあったが、その後まもなく家を買うことになり贅沢禁止に。2000年末頃は仕事が大変でひいひい言っていた。
のだが、たぶんふと何かのきっかけー昼休みにDPE頼みに行った写真屋で、フジのデジカメのパンフレットをもらってきたーで、そういえばさいきんのカメラはどうなってるのかな、と興味を持つようになった。とりあえずということで、雑誌を買ってきたのだと思う。
そういえば、何の機会か忘れたが、当時の上司(直属ではないが「支配人」という肩書のスイス人)と備品の整理をしていたら、古い一眼レフ(キヤノンEOS Kiss)が出てきた。お前にやるよ、と言ってくれたが、とっさの判断で遠慮していいっすよ、と言った。そしたら案の定といったらあれだけど、支配人氏、自分で持って帰っていった。。その少し前に会社でカメラが必要だといって、てニコンのF50だかを買ったばかりだったのだが。あのとき、EOSをもらっていたら、今でもキヤノンの一眼を愛用していたかもしれないな。。
話は戻るが、そのころはEOSがどうのというのは全然知識がなかった。ので、この号の特集「カメラ選び2000」は興味深く読んだ。。
のだが、この特集、各機種のスペックとか特徴の説明がなくて、選者のコメントぐらいしか書かれていない。基本マニア向けの解説なので「そうか、このクラスでは秀逸、なのかこれは」ということぐらいしかわからなかった。
そんなことを思い出しながら、2018年12月号を買ってみた。
やっていることは(市販のカメラのなかでどれが一番かを選考する)変わっていない。たぶんこういうのは、メーカーのお金がうごく性質のものなので、雑誌としてもやらないといけないんでしょうね。。昔は上級一眼レフ、中堅、初心者向け、などとクラス分けしていたが、今は無差別級というか、どう読んだら良いのかよくわからないです・。
もうひとつ気がついたのは、さいきんのカメラ機種、どこが何を出しているのか、すっかりわからなくなりました。ニコンも最近はだめだし、ソニーと富士は全く知りません。。ペンタキシアンになってから、もう完全に唯我独尊になってしまったので。。Qシリーズももう買うものないし、新型が出る心配もないので、らくだわぁ・。
冒頭の浅井慎平氏、中井精也氏の写真もいいけど、後半のコンテスト写真、特に若い人の写真が面白かったです。意外と年配の方の写真も面白い。自分じゃ写真を人に見てもらうなんて(ブログにのっけるとかいうのは別)まるっきり思いもよらないけど(いちおう本業は絵描きのつもりでいるので)、写真じゃないとできない表現もあるし、いいよな。。みんなごく普通のカメラで撮っているのも、カッコいいです。
♪用もないのに納豆売りが あ~あ~なっとぉ~!
というのは(歌詞をみてお判りになる方も限られているでしょうけど。世代的に。。)アッコちゃん見たさにそわそわする納豆屋の話ですが、こちらはウェブの記事を見てアマゾンなどを検索しているうちに、だんだんそわそわして、ついぽちってしまった。特別使う用もないのに。。というおはなし。
もともとはPentax Qシリーズを使って、通勤途中でマクロ撮影をする、という方の記事を見ていたのですが、記事によると最近の中国メーカーのストロボは非常に安価だが結構良いらしいと。調べてみるとたしかに。。国内メーカーのストロボはTTL自動調光できるタイプが数万円~で出ていますが、中国製は安いものでは数千円。日本メーカーは安価な汎用ストロボをあまり作らなくなり、そこに中国メーカーが入ってきているようです。
今はフィルム時代と違って、色々試してもすぐに失敗かどうかわかるし、失敗なら調整してやり直せばいいしで、マニュアルストロボを使って色々経験しながらコツをつかんでいくには、適した時代のような気がしてきました。
もっとも、そこまでのめりこむ気合いがあるかというと、あれなのですが。。
NEEWER(ニューワー)TT560という機種です。GN38、マニュアルモードの他、スレーブ発光モードあり。光量は8段階に調節可能。
KPをMモード、ISO100、1/60にして、とりあえず撮ってみました。バウンスさせるつもりでカーテンが光ってしまった。
少し落ち着いただろうか。。
色々具合を試してみないと。
白ちゃん。
参考書でも読んで、勉強しないとダメなようです。
一緒にこれも買いました。これは何かというと・。
内臓ストロボをコマンダーとして使うとき、光を直接被写体に当てないための「光よけ」です。
TT560には取り外し可能な足がついていて、自立可能なので、サイドから光を当てたいときなどに便利でしょう。
ちょっとテストしましたが、発光はちゃんとしてくれます。使いこなしはこれから勉強していかないと。
うちにあったストロボを引っ張り出してみました。
真ん中のサンパックauto22SRは、OM-1用に1998年だかに買ったもの。それより前に使っていたカコストロボが電池の液漏れでダメになってしまったので。
マンションの雨漏りの写真を撮りたくて買ったのですが、時間的に間に合わずにフラッシュ付き写ルンですを使ってしまった記憶がある。
右のNikn SB-400はD70s用に買ったもの。バウンス撮影をしたかったのですが、確かに撮影はしたものの、家族写真などを数枚とったぐらいで、その後はろくに使っていない。
当然他社のカメラでは使えないし、スレーブ発光もしないので、宝の持ち腐れ状態。
サンパックも液漏れでちょっと調子悪かったのですが、いまは問題なく使える模様。ただ、後で買った広角用ディフィーザーは、爪を割ってしまい使用不能に。
レバーを操作してISO100にして、下の表示を出すとF4で1mから5.5mまで使用可能と出る。昔はよく設定間違えて、失敗したものでした。
ま、そんなかんじで。
遅いので簡単に。
数年前に出たM5の後継でしょうか。名前がKissになって、いよいよキヤノンもミラーレスを主力に据えつつありますね。いずれAPS-Cのレフ機はなくなり、ミラーレスとフルサイズレフ機のラインナップになっていくのでしょうか。
EVF+バリアングルというのは、現時点では一番使いやすいのではないかと思います。
これ、いいのですが、レンズラインナップがミニマムで(ただしアダプターを付ければEFレンズが使えるけど)、なんというかわくわくしない。MFTは無駄にレンズが多いけど、安いし中古も豊富だし、いいよね。ただ、MFTはボディがどうもさいきん高すぎる気がする。入門機はどうも安っぽいしな。。
昨年6月に購入したペンタックスKPのレンズは、メインの18-135mm, 望遠55-300mmPLM, マクロ35mm(Limited 旧型中古)と揃えたところで実務上満足していたのですが、年末にDA15mm Limitedを購入したら勢いが止まらなくなってしまい(^^;、年明けに50mm F1.8、そして先週〈13日)にこのHD DA21mm F3.2まで一気に揃えてしまいました。。
今回は手持ち機材の整理の一環でして、MFTの2本の単焦点レンズと交換しました。
整理対象のうち、シグマ30mm F2.8 EX DNは、5年ほど前に購入しました。
ちょうどモデルチェンジ前で安く購入できましたが、その後光学系はそのままに外観をリニューアルしたモデルが、今も販売されているようです。
新しいほうはつるっとしたデザインで好き嫌いが分かれるきがしますが、こちらはオーソドックスな外観で、特に自己主張もしないのでカメラを選ばず使える気がします。強いて言えば、Lumixの初期の単焦点レンズシリーズによく似ています。
MFTでは60mm相当となります。描写は悪くはないと思いますが、これでなければ撮れないというレンズでもないので、やや運用がしにくいタイプのレンズでした。
余談ですが、下の45mmの装着写真を含め、外付けファインダーは画角が合わないので意味をなしておりません。ご了承を。
もう一本はM Zuiko Degitalの45mm F1.8。これもちょうど6年前の今頃購入しました。
前年にE-P3や、12mm F2.0あたりとたしかほぼ同時期に登場しましたが、当時ポートレートレンズとして非常に評価が高かったという記憶があります。
それほどポートレートを撮影する機会もないので、マクロコンバータをつけてアジサイを撮ったりしていましたが、やはり活躍の機会は限られていました。
MFTは今残っているボディが少し古くなり、以前よりは使われなくなっては来ています。
なので、こうしたレンズ整理が必要なことも確かです。単焦点はまだこのほかにも、14mm F2.5、17mm F2.8、20mm F1.7があり、写真撮影自体が減っている今、なお余剰気味ではあるのですが、・・。
今回は購入記というよりは売却記みたいな話になってしまい、新レンズのことはあまり書けないのですが。。
一応上記のレンズはどちらも査定上限(Aランク)x 下取り購入15%増しで売れました。購入希望の21mmは偶々新品が在庫切れ、いくつかある中古Aランクは新品とそう変わらない値付け(ちなみに1週間後の今調べたら、新品在庫はあり価格は7千円近くアップ、中古は変わらず。なにかの都合で先週は特に安かったらしい)。あまり高い中古も考え物ですが、新品がないなら仕方がないし、状態自体は非常に良いのでと決断(その判断で結局正しかったわけですが)。
先週はその帰りに新宿に寄って、イルミネーションとかを撮影したのですが、その後は色々忙しくて、写真を撮る暇がありません(家族の写真とかは撮ったけど、ここでは掲げられないので)。アル君も家族の一員ですが、まあ掲げてもいいかなと。ただ、描写がいいも悪いもないですね。。
前回書きましたが、金曜日に量販店で購入しようとしたら、手元在庫がなくて倉庫から発送します、と言われたものです。
ウェブでは「ネットで注文、お店で受け取り」というサービスをしていますが、今回は「お店で注文、自宅で受け取り」だね、と。
待つこと2日、今日の午前中に届きました。
小さな商品を大きな梱包材でくるんで配達するのは、何もアマゾンに限ったことではありません。
実際、ある程度大きいほうが、運送上の取り扱いも楽なのでしょう。
こういうところを写真に撮るのは、元箱フェチが治っていないからです。。
これを言うのはさいきん2度目です。。
ネットでの評判通りそっけないのですが、個人的にはそれほど安っぽくはないと思います。
安っぽいといえば、オリンパスの初期のMFTレンズなんかは・。特に初代の40-150mmはすごかったな。E-PL1に40-150mmとVF-2をつけて、成田エクスプレスとかを撮りましたが、あまりにも不格好なので背徳的な気分になったのを、懐かしく思い出します。。
僕にとってはKマウント初のプラスチックマウントです。経験上、プラだから擦り切れた、ということはありませんが、使っているうちに白っぽくはなりますね。
メーカーがコストや耐久性のことをどの程度見積もっているのかは、興味があるところです。
今日は天気が悪く、午後になるほど雨風が強くなるというので、外出はできませんでした。ので、室内であれこれいじっておしまいにします。
KPに装着の姿。DA15mmとほぼ同じくらいのサイズ感ですが、Limitedシリーズとは別の方向性ながら、これはこれで結構様になっている感じがします。
実は50mm F1.8(フィルター径52mm)というのは、過去にはニコンFマウントで経験していて(Ai AF Nikkor 50mm F1.8D)、本体は売却済みですが関連アクセサリーは多少残っています(もっともフィルターは-色々持っていたはずですが-転居時にまとめて捨ててしまったらしい・)。
写真はhamaのフード(俗にHama角と謂われて一世を風靡?したもの)を装着した姿。hamaはドイツのブランドですが、もうずいぶん前に取り扱い終了になったようです。マニアさんの間ではカッコいいと評判でしたが、結構嵩張るし、広角24mmぐらいまでカバーできる設計なので、50mmではそれほど効果がないのかもしれません。
これはニコンのHR-1というラバーフードです。広げた状態ですが、使わない時は押し込むことで短く畳むことができます。当時、ニコンの50mm F1.4D、50mm F1.8D (S)の指定フードはHR-2でしたが、自分がなぜHR-1を持っているのかは不明です。HR-1のほうが多少先端径が小さいようです。と、思って元箱(転居時の元箱パージを生き延びていた)を見ると、表にFor Nikkor AUto 50mm f/1.4&50mm f/1.8とあります。ので、店員に聞いて選んでもらったのかもしれない。
ペンタックスのフードもこれと同じような作りのものらしく、ネットで見ていると「カッコ悪い」と言われている方が多いようです。。ニコンのレンズだとたしか24mmから50mmぐらいまではフィルター径52mmでしたが、35mmまでの指定フードは金属製でした。50mmをカバーするフードは、ちょっと大きくなってしまうので金属では実務上問題があるのでしょう。。もっとも、F1.8の場合、もともとレンズがかなり奥まっているので、大きなレンズが前まで出ているF1.4と同じだけのフードが必要か、という問題もあるかもしれません。まああとは各自の好みと必要性に応じて、ということになりましょう。。
今回HR-1を(たぶん10年ぶりぐらいに)出してみましたが、白くなっていたゴムを洗った程度で、まだ使えそうです。あとは外に出して使ってみて、様子を見たいと思います。
室内だけですが、少し試し撮りを。
アル君はいま換羽の最中で、ちょっとかわいそうな状態ですが。。
ココちゃんのケージは白色で切りにくいのでこんな感じで。F1.8。
開放でやわらかい、というレビューもありますが、蝋幕のあたりを見ると、素人目には十分シャープに見えます。
F8.0。ただ、無造作に絞ると今のカメラは感度を3200まで上げてしまうので、比較検討という意味ではちょっと参考になりませんね。。
F2.0。 実はフォーカスが目ではなく、胸のあたりに来てしまっているようです。
換算75mmという画角は、持て余しそうな感じもしますが、案外使ってみれば慣れてきそうな気もします。
以前使っていたニッコールは、フィルムのころからデジタルの確か後半ごろまで使っていましたが(いつ売ったか思い出せないなあ)、鉄道写真と相性が良くてよく使っていました。
鉄道だと絞り込むし、引きが取りにくいので、本来は向いてないと思うのですけどね。。
まあ、そんなことを言って遊んで、連休を過ごしたのでした。
これでうちのKマウントレンズは、15mm F4, 18-135mm F3.5-5.6, 35mm F2.8 Macro, 50m F1.8, 55-300mm F4.5-6.3 の5本となりました。
今年は曜日の並びが良いということで、多くの方が6連休、ぐらいになるのかな。僕の場合は27-8と休んで、29は出社、今日から3日まではカレンダー通りの5連休。
前半の休みは色々あって非常に忙しかった。今日は年賀状作りをするはずだったが、まだできていない。一応絵は描けたが。。
さて、休み中にレンズを一本追加したので、ご報告します。
例によって商品名がやたらと長いが、DA Limitedシリーズの超広角単焦点レンズです。このシリーズでは単焦点として 15mm、21mm、35mmマクロ、40mm、70mmをラインなっぷしています。HDではないほうですが、35mmマクロは既に所有済み。ほかに20-40mmのショートズームがあり、しばしばKPと組み合わせた作例や記事が掲げられるので、気にはなります。ただ、現状高倍率の18-135mmを便利に使っているので、焦点域の狭いズームをどれだけ使う機会があるか、確証が持てません。。15mmはその点、18-135mmの広角側を補うレンズとして、実務的に持つ意味がありそうです。。
一眼レフの超広角(ズーム)というのは、どうしても大きく重くなってしまいがちです。12-24mmのズームも、フィルター径77mm、重量430gと結構なサイズ(それでも小さいほうですが)。来年発売されるDA 11mm-18mm F2.8も、これと同じかたぶんもっと大きく重くなることでしょう。それに、焦点距離20mm以下の超広角は、それほど頻繁に利用するという訳でもありません。広い範囲が撮影したければ、現状手持ちのレンズでは08 Wide Zoom(17.5mm-27mm相当)がありますので。
ネットでレビュー記事や購入記を見ると、ねじ込み式のキャップが面倒だからプラキャップに替えた方がよいという意見が複数出てきます。ので、一緒に買いました。
こういうところを写真に撮るのは、元箱フェチが治っていないからです。。
装着するとこんな感じ。格好いいです。惚れます。
プロテクトフィルタもつけたので、余計キャップが分厚く見えてしまいますね。。
その辺の部屋の中とかを試し撮りしましたが、結構広々とした感じに撮れます。。(その写真は・、お見せするようなしろものではございません)。。
まあそういうわけで、今年はKマウントに初めて手を出して、KPと4本のレンズとともに、年を越すのでした。
それでは恒例の年末棚卸を。
KPについてはこの6月に購入以来、基幹機種として定着。撮影の機会は減っているが、比較的軽いので気軽に持ち出せる点が良い。おかげで、下のMFTたちを持ち出す機会がへってしまっている。。
MFTは今年、Lumix G6とOlympus E-PL1を手放しました。残るはE-P3とLumix G3。ペンのほうは常時机の上に置いてあって、物撮りとかにも結構使っています。
G3はモダンでやわらかい感じが好きで、一眼レフだと大げさに感じるちょっとした旅行のときなどに、持ち出したりしています。
ただ、全体に稼働率が減ったことも確かで、もしかしたらレンズを多少整理したほうが良いのかもしれない。。
通勤時の常用カメラはQ-S1で決まり。
Q10は先日とうとう「電池交換時に日付がリセットされる」問題が発現してしまいました。。基盤に内蔵された、日付記憶用の電池が古くなって動作しなくなったのが原因らしいです。修理に出すと基盤交換となりかなり高額。ので、気にせず使うしかありません。
Qも、使用機会は少ないですが元気です。01 STANDARD PRIMEはもっぱら本機につきっぱなし。今年はこれが故障して、修理に出しました。
もう一本、黒でも買おうかしら。
高齢化の進む我が家のカメラたち。。このIXYも動作に問題はありませんが、先ほどカードを見たら、最後に撮影したのはちょうど1年前でした。
デジタルマクロにして模型を撮るなどすると、結構便利です。
というわけで、すっかりペンタキシアンになってしまった今年でありました。
ちなみにPC、タブレット、携帯等は今年は買っていないのですね。スマホは、現状ソフトバンクに買いたい機種がなくて・・。
今朝の日経新聞で、ニコンが中国にあるカメラ工場を閉鎖し、コンパクトデジタルカメラも外部調達に移行する、という記事が載っていた。記事にはデジタルカメラの出荷台数という統計が出ていたが、これを見て驚いた。2012年以降の減り方が半端ないのである。各年の数字が示されていないので、正確にはわからないが、レンズ交換式、固定式合わせた出荷台数が2012年ごろから1億台を割り込み、昨年あたりは3千万台ぐらいまで落ち込んでいる。
まあ、スマホだね。いまさら何を、と言われるかもしれないが、こうして数字で見ると、急な変わり具合に驚く。ほんの少し前、コンデジはそれこそ1年に2,3回モデルチェンジして、分厚いカタログが数種類配布されていたこともあった。テレビCMはもちろん、電車の車内や駅の看板にまで広告が出されていた。残念ながら、そんな時代はもう戻ってきそうにない。保守的で、できれば写真はカメラで撮りたいと思っている僕でさえ、日常の撮影はスマホを使うことが多くなった。
そういえばこのブログでも、昔はカメラのことをよく書いていた時期があったが、それもすっかりなくなってしまった。6月にPentax KPを買ったとき、ちょっとだけGRに関心を持ったこともあったが、手はだしていない。GR2とてもう発売から2年だ。買えるうちに買うべきなのかもしれない。。
ここ数年でコンデジを探した記憶としては、2年前に家族向けにキヤノンのカメラを買ったことがある。この頃既に選択肢が狭くなってきたなあ、と感じていた。
高価なモデルは結構売れていたようだが、年配者には機能、重量ともに相応しくない。あまりお上品ないい方ではないが、「カメ爺」さんは別として、ごく普通の、悠々自適でよく知人たちと旅を楽しむような人たちには不自由な時代が来たな、と思ったものだ。
そういう、製品のライフサイクルというか、時代の流れみたいなものは、適価で使い勝手の良い中級品をまず消していき、高機能だがコスパの悪い高額品と、激安品が残る。高いものは第一にまず買えないが、昔を知っている身にはどうもオーラが足りない気がして魅力に欠け、安いものは値段の割にまともではあるものの、昔普通にあった機能が省かれていたり、外観が愛用に堪えない安っぽいものだったりして、これまた魅力に欠ける。
こうした傾向は様々な製品ジャンルで見られる。レコードプレーヤー、カセットステレオ、セダン型自動車なんか、そんな感じだ。
もっとも、一度廃れかけてもレコードなどは一定の需要があるみたいだし、チボリオーディオなど、新興のメーカーが新しいブランドを立ち上げて、しっかりした製品を作る、というケースも出てきたりする。
というわけで、メーカーさんには機能と作りのしっかりした製品を、末永く供給してほしいものだ。などと、なんだか固い話になってしまった。。
この週末は所属している音楽サークルのイベントで、写真撮影を担当した。お陰様で、雨にもかかわらず、たくさんの方にご来訪いただいて、大変盛況だった。
撮影担当はここ15年ほど、だいたいやっているが、昔に比べれば確かに楽になった。昔はフィルム一眼レフと、補助でクールピクス4300にテレコンつけて撮ったりしていた。ネガがISO800,デジカメはISO400でしかなかったが、今思うほどには大変ではなかった。とはいえ、今は随分と便利になったな。今回からKPでの撮影になったが、手持ちでも撮れるし、小さくて軽い。隔世の感があるねえ。
カメラの購入記を書くのって意外と難しくて、そのカメラの姿をカッコよく撮影しなければとか、作例を上手に撮らなきゃ、などと考えていると、なかなか書くのが億劫になってしまう。
どうせ化けの皮は剥がれているのだから、気取って撮影などしようとするだけ無駄なのだが。
それはともかく、本機は先月15日に購入した。ちょうどイベントを控えて忙しかったこともあり、ひと段落してから使い始めようと思って、箱のままにしていた。
レンズ(Kマウントは初めて)も一通りそろえた、うちとしては結構おおがかりな購入だったのだが、その割に試し撮りなどはさっぱり進まなかった。
交換レンズのうち、望遠ズームを箱から出したのは実にこの月曜になってからだ。
うちのミラーレス(MFT)の歴史は2010年からで、導入はまあ早いほうだったかもしれない。
当初は一眼レフ(そのころまだニコンD70sを使っていた)を止める気はなかった。MFTはサブのつもりで、いずれD7000あたりを買おうかな、などと思っていた。
それが、つなぎのつもりでLumix G3を買ったら、これが意外とよかったり、レンズも色々増えたりして、事実上MFTが我が家の標準になった。
写真のLumix G6なんて、ちょっと安っぽいというところはあるが、性能は折り紙付きでとても使いやすかった。
しかし、やはり透視ファインダーの良さというのも捨てがたい。一眼レフも今味わっておかないと、これから使うチャンスが減っていく可能性も否定できない。
撮影の対象としては主に電車あたり。今回のKPはキヤノンで言えばEOS80Dあたりに相当するか。ニコンはD5600なのか、D7500なのか、よくわからない。ニコンは特に研究しなかったが、キヤノンは下位の8000D(9000D)を含め、多少調べはした。一眼レフが欲しいといいながら、OM-Dあたりも魅力は感じてはいたのだが、今回は対象外。
前からペンタックスの一眼レフには気を惹かれていたのだが、今回満を持しての導入となった。
今掲げたカメラたち、Olympus E-PL1+14-42mm, Lumix G6そしてMicro Nikkor 60mm F2.8Dは望遠とマクロレンズ購入時の下取りとして手放した。
E-PL1には色々思い出もあり、そのうち甥にでも上げようかとも思っていたが、さすがに古くなってしまい。。
下取り値はボディ、レンズとも数千円だが、誰かしら手にすることもあるかもしれないし。
Lumix G6は都合2年半使った。使っている頃から思っていたが、軽くて小さくて性能も満足、UIもよくできているのに、大メーカーの陰に隠れて、あまり目立たない存在に終始してしまった。特に小ささ、軽さは印象的だ。もう慣れてきたが、最初は(G6に比べ)KPがやけに重く大きいと感じられていたほどだ。
Micro Nikkor 60mm F2.8Dは、8年間うちにいた。最盛期には8本ほど持っていたFマウントレンズの、最後の3本のうちの1本だ。近年はほとんど使われず、たまにアダプタをつけてMFTで使うくらいだった。
G3は残留。6年前の発表だが、今でもこのカジュアルなボディは好き。
これと比べればKPはやや大きいが、それでもそんなに大きさが違わないところがすごい。
でもさすがにQ-S1と比べればだいぶ大きい。
KPのUIはQ-S1と似ているので、違和感なく使うことができる。とか言いながら、まだ使いこなせてはいないけど。
一応、こんな形でそろえた。
ボディと18-135mmは量販店(ビックカメラ)で購入。
本予算としてはここまでだったのだが、先ほどのように手持ちボディやレンズを整理して、HD PENTAX-DA 55-300MM F4.5-6.3ED PLM WR RE (なんて長い名前なんだ。。)を新品で、DA 35MM F2.8 Macro Limited (HDになる前のもの)を中古で買った。望遠側を長めにしたいのは鉄道撮影時の要求から。マクロは先のNikkor 代替。
今後の展開としてはもう少し広角側を広げていく(純正12-24mmは高いので、シグマ10-20mmかタムロン10-24mmだっけ)か、軽いパンケーキ40mmあたりを追加するか。。
なんだかんだいって、ズーム倍率の高い18-135mmはちょっと重たい(405g)のだ。ただ、広角など、Qシリーズのボディとレンズを持っていればそれで済むかもしれない。50mmF1.4を色々絞りを変えて楽しむ、ということも考えたりする。
ま、それよりも今買ったものを使わないと。
みんなよくこんな画像を掲げるよね。開封の儀。
だしたところ。
ちなみにボディは銀と黒があるが、迷った末黒にした。
18-135mm。久しぶりの高倍率ズーム。
ストラップはこの時点ではまだつけてない。後に純正の革ストラップを買ってつけた。これも前から欲しかったアイテム。
18-135mmについては、既にこのレンズで撮影した写真を何度か本ブログに掲載している。。失礼、あっちむいちゃった。
この辺の写真ではわからないが、多少周辺が甘い感じもする。とはいえ、普段はそんなこと気にしないのだけど。
まあこんな写真を掲げても、勉強にはならないとは思うが、いちおう。
35mm F2.8 Macro Limited 作りはよく、コンパクト。マクロなので本体は比較的重い。
さっきと同じだろう、といわれればまあそうですね。。
Qシリーズもそうですが、ペンタックスの色づくりというのは記憶色寄りで、特に黄色に多少癖があるようです。
オリンパスとは出方が違いますが、記憶色という点では通じるものを感じます。
等倍まで寄れるはずなのですが、そういうことを考えて写真撮らないといけませんね。。
55-300mmF4.5-6.3 PLM ED
18-135mmとともに欲しかったレンズで、世評も良いようだ。ボディを買ったとき応対してくれた、ペンタの販売員の方も「ペンタックスとは思えないほどAFが早いです」などと言っていた。
沈胴式になっていて、とてもコンパクト。
ただ、遠くを狙おうとこれだけにょきっと伸びてしまう。
・・・何で撮っても同じですね。。
ボディにも色々特色があるのに、紹介しきれなくて申し訳ないですね。。ISO819200まで対応できるとか、グリップが交換できるとか、カスタムファンクションが色々あるとか。。
時間がないなどと言わず、少しずつ楽しんでいきましょうか。。