昨日は台風のことを書いたので、この件を書きそびれた。
ニコン、「Nikon 1 V1」「Nikon 1 J1」など発表
満を持しての発表で、世間の期待も大きいようだ。ただ、マニアの間ではいろいろと賛否両論あるようだけど、その辺はよくわからない。
証券会社のレポートに、後発の割に新味は無いが、ニコンのブランドがあるので売れるかもしれない、というような趣旨のコメントがあったが、そんなところかもしれない。ただ、一つのジャンルが当たると各社似たような製品が次々と投入されて食い合う、という光景はいかにも日本的だ。カメラはまだ日本メーカーのシェアが高いから、そうなってしまうのかもしれない。
経済紙の記事では、コンパクト型のデジカメの価格が低迷したので、各社それよりは単価の高いミラーレスにシフトしている、とある。これも、これまでいろいろなジャンルで繰り返されてきたパターンだ。それでもついて行くユーザーがいるのが救いだけど。
アダプターが発表されている。少し高いが、絞り環のない最近のレンズを、AF,手ぶれ補正機能と共に上記1シリーズで使えるというもの。マニアは余り使わないんじゃ無いかと思う。ニコン一眼レフのダブルズーム・キットを買ったような人が、手持ちのDXレンズを流用できると思って買うかもしれない。しかしそれなら、同時発表の30-110mmを買った方が、軽いし小さいし、性能もおそらくいいだろう。価格もほとんど変わらない。
オリンパスMFTもそうだけど、ミラーレスを買った人が、もっといいカメラを使いたくて、上級一眼レフを買おう思っても、ミラーレスのレンズはそのまま使えない。逆は上記アダプタがあればできるんだけど、実用を考えたら純正のレンズに買い換えた方が手っ取り早い。
一時期オリンパスE-PL1が、フォーサーズレンズとアダプタをつけたレンズキットを売っていたけど、これは上位一眼レフにステップアップを促すにはいい方法だった(そうした人は少ないとは思うけど)。