知人とランチしながらそんな話をしていた。
上海自由貿易区は将来、金融面、その他で香港の脅威となり得る。
これまで大陸とくらべ様々な面で優遇されてきた香港だが、上海が同等の地位を獲得していくと、香港も北京の顔色をうかがわないといけなくなってくるかも知れない。
なるほど。それが狙いなのか・(何を今更?見方が浅いぞ!といわれるかな・。)。
良く思うのだが、色々問題を抱えながらも、北京の影響力は中期的には相当程度まで強くなっていくだろう。日本だって、影響を受けないはずはない。今の日本人がふつうに持っている価値観-おそらくは戦後アメリカの価値観の影響を強く受けてきた-や、いままで僕らが当たり前のことのように思っていたこと、色々な自由や公正さなども、将来はまた違った姿になっているかも知れない。たぶん自分たちも気がつかないうちに。
そういえば、米大手通信社が、中国指導部の親族の資産に関する記事を「自己検閲」の結果配信中止になった、というニュースを見た。ああ、アメリカのメディア・・・。