ペンタックスQ10のファームウェア・アップデートが発表された。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/q10_s.html
更新内容は;
- 「PENTAX-08 WIDE ZOOM」に対応しました。
- 全般的な動作安定性が向上しました。
ということらしい。
Q10の動作が不安定になった経験はないし、ワイドズームを買う予定もない(Q10では21mm-32.5mmになってしまい、価格の割にいまいち)が、やはりアップデートはしておこうと思い、先ほど実施した。
圧縮ファイルをダウンロードして解凍したが、パソコンのCドライブのどこに入っているかわからない。ちょっと困ったが、結局SDカードに直接解凍した。
Q10はサブカメラとして重宝している。通勤カバンに入れて、ちょいちょい撮影するのには便利だ。ただ、そういう使い方をしていると、せっかくたくさん用意されているエフェクトの使い方を覚えないな。
よくコンデジ並とか、コンデジそのものと揶揄されたりしているが、画質はなかなか立派なものだ。高感度のコントロールも大したものだと思う。E-P3では高感度の偽色に四苦八苦しているが、Q10では問題はなく、暗いところでのAFも合格点がつけられる。
ISO3200。
しばらく使ってみて困ったのは、電池の減りやすさ。メモリが減り始めるとすぐになくなってしまうタイプのようだ。何枚か撮ってケースにしまい、次のチャンスがきてカメラを取り出したら、もう全く動かなくなっている、という経験を何度かした。
また、ペンタックスはレンズ取り外し用のボタンが正面から向かって左側にあるが、これが結構使いにくい。MFTでは左手でボディを持ち人差し指でリリースボタンを押しながら、右手でレンズを持ち取り外す。Q10の場合はボディの下を持ち、中指でレンズの付け根辺りを押すことになるが、ボディは小さいし、革ケースもあるので押しにくいのだ。
Q10とほぼ同じ大きさの、パナソニックGM1も発売になった。店頭ですこしいじってみたが、全体の質感はGM1の方がしっかりしている。レンズは交換できるが、ボディが小さすぎて、望遠レンズなどは使いにくいかも知れない。現行のQ7にしても、価格差があるので競合はあまりしないかもしれないが、今手元にQ10を持っていなかったら、GM1、だいぶ気になっていたかもしれない。