うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

過ぎたこと 選ばなかった道 自分の居場所

2016年12月23日 | 鉄道、車、のりもの

 

と、いうわけで、映画を見てから3週間近くになったので、すこしほとぼりが冷めたかなあ、とおもって見返しているのですが・・。

やっぱり、泣けてきちゃう。人前で見るのは要注意ですね。。

漫画版はkindleで3巻購入していますが、買ってから数週間たっているのに、まだ読みきっていないのは、電車の中で読んでて泣いたら怖い、からというよりは、なんだか勿体ないからです。。

この作品で個人的に気になるのは、これのどこが自分の心を震わせるのかが、はっきりとつかめていないところです。

厳しい環境の中で、小さな幸せを確かめながら生きる姿、とか、いろいろ言い方はあるとは思うのですが。

時々出てくる台詞に心をつかまれる、というのはあるな。

「みんなが笑うて暮らせりゃええのにねえ」 (北條のおかあさん)、とか。

周作は選択することができたが、すずさんは何かを選ぶ、ということ自体が考えられなかった。

夢みたいなものだと。いろいろ困ることもあるけど、周作さんにも親切にしてもらっているし、友達もできたし、今夢が覚めたら面白くない、と。

 

自分も、思うけどな。

何かを選ぶ機会はあったはずだが、何かを選んだ結果は、何も選ばなかったときとどれほど違っているのか、自分ではわからない。

それでも、朝起きたときとか、何かの拍子にずっと昔のことを思い出す。あのとき、なぜあんなことを言ってしまったのか、なぜもう少し正直になれなかったのか、などと。

心配したって、明日はすぐきちゃうし、そのときはその時でどうにかなるものだよ、と。

同僚とランチに行く。

この同僚とも、ずいぶんと長く一緒にいる。

日を追うごとに、この関係が得難いものに思えてくる

長くいると、相手を認めながらも、超えられない溝がますます苦しくなる相手もいる。

次第に相手のことを理解し、貴重な縁と思える人もいる。その違いは何なのか、わからない。

予告ポスターは見たけど、まだ何もやってない。

この時点ではまだ嵐の前。

 

というわけで、とりとめのないはなしでした。

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