と、いうわけで、映画を見てから3週間近くになったので、すこしほとぼりが冷めたかなあ、とおもって見返しているのですが・・。
やっぱり、泣けてきちゃう。人前で見るのは要注意ですね。。
漫画版はkindleで3巻購入していますが、買ってから数週間たっているのに、まだ読みきっていないのは、電車の中で読んでて泣いたら怖い、からというよりは、なんだか勿体ないからです。。
この作品で個人的に気になるのは、これのどこが自分の心を震わせるのかが、はっきりとつかめていないところです。
厳しい環境の中で、小さな幸せを確かめながら生きる姿、とか、いろいろ言い方はあるとは思うのですが。
時々出てくる台詞に心をつかまれる、というのはあるな。
「みんなが笑うて暮らせりゃええのにねえ」 (北條のおかあさん)、とか。
周作は選択することができたが、すずさんは何かを選ぶ、ということ自体が考えられなかった。
夢みたいなものだと。いろいろ困ることもあるけど、周作さんにも親切にしてもらっているし、友達もできたし、今夢が覚めたら面白くない、と。
自分も、思うけどな。
何かを選ぶ機会はあったはずだが、何かを選んだ結果は、何も選ばなかったときとどれほど違っているのか、自分ではわからない。
それでも、朝起きたときとか、何かの拍子にずっと昔のことを思い出す。あのとき、なぜあんなことを言ってしまったのか、なぜもう少し正直になれなかったのか、などと。
心配したって、明日はすぐきちゃうし、そのときはその時でどうにかなるものだよ、と。
同僚とランチに行く。
この同僚とも、ずいぶんと長く一緒にいる。
日を追うごとに、この関係が得難いものに思えてくる
長くいると、相手を認めながらも、超えられない溝がますます苦しくなる相手もいる。
次第に相手のことを理解し、貴重な縁と思える人もいる。その違いは何なのか、わからない。
予告ポスターは見たけど、まだ何もやってない。
この時点ではまだ嵐の前。
というわけで、とりとめのないはなしでした。