毎年この時期、今年の我が家のカメラ、みたいなタイトルで記事を書いてきたが、今年はカメラボディは買っていない。わずかに年初にMFTの標準ズームと、5月のQシリーズ終了のときにトイレンズをいくつか買ったくらい。外出があまりままならず、写真撮影の機会が減ったこと、とりあえず手持ちのもので一応の撮影はできてしまうこと、かつ、それらをまだつかいこなしていないことなどが主な理由。
ほかのデジタル系機器もたいしてふえていないが、年末に2 in 1のPCをかったのでこれをご紹介します。
少し前から、自宅以外で使える小さなPCがほしいと思っていたのですが、これまでは7インチのタブレットでしのいでいました。昼休みにはスタバで、タブレットにキーボードを接続して使っていましたが、いろいろと限界を感じることが多くて・・。Kingsoft Officeで入力していると、入力遅れが酷くて、「て」と書こうとしても「えt」とかになってしまったり、英字、漢字の切り替えがうまくいかなかったり、ストレスを感じることが多かったのです。。
ただ、僕の場合は現状出先で仕事をするということはなく、こうした需要はすべて私的なものです。そんなにヘビーな使い方はしない。昔はThinkPadとか、Let's Noteとかを貸与されて使っていたこともありましたが、あそこまでヘビーデューティな機能は必要ない。ThinkPadなんて、カッコいいし使いやすいですけどね。機種によるけどあれ、案外重たいんだよな。
ので、ネットPC的なものを探しました。車で言えば軽自動車でしょうか。いちおう日常できることはすべてできて、小さくて軽くて安い。しかし、人によってはあれは使えない、遅いし、パワーがないという。 このジャンルは日本メーカーは参入がなく、海外メーカーのものばかりで、品質管理上の問題がネットでは飛び交っている。選定はちょっと迷いました。
友人の買ったレノボのヨガなんていいかな、と思ったのですが、結局当初は検討していなかったASUSの2in1にしました。ASUSのパソコンは種類が多く、普通のクラムシェル型の軽量ノート、サーフェスそっくりのスタイルのもの、いろいろあって迷います。今回のTRANSBOOKは、キーボードを外してタブレット的に使ったり、逆につないでテントスタイルにしたりできるやつです。画面は10.1インチで、サーフェスと同じです。
Amazonにはメモリ4Gの限定版も売られていて、それも魅力的でしたが、故障のことを考えて、実店舗持ち込み可能なように、ビックロで購入。有楽町では展示がありましたが、ビックロにはなかったので、店員さんとカタログを見て注文。在庫はありましたが、あまり売れてないのかな。専用のケースはAmazonで。1000円ちょっとと非常に安かったです。つくりはそれなりですが、外出時に傷がついても惜しくないというメリットがあります。
ASUSはアップル並みに梱包に気を使っていて、この箱もきれいですよね。これで信頼性が高かったらいうことないのですが。。
スペックの細かいことは不案内なので省略しますが、メモリは2ギガ、ストレージはeMMCで64ギガです。メモリの小ささは処理速度に、ストレージは通常使用ではそれほど気になりませんが、windowsアップデートなどで困ることもある由。今日の低価格モデル(Intel Atom搭載もでる)の大部分は、メモリが32Gというものが多く、アップデートに失敗することもしばしばらしいです。
じっさい、本器も購入数日でwin10アニバーサリーアップデートが始まり、まだ古いOSが削除されずに残っています。このため、Cドライブの空き容量は9ギガくらいしかありません(いずれ古いOSは自動削除される由。購入時の空き容量は28Gくらい)。
Micro SDスロットがついているので、そこに64Gのカードを常時入れておくようにしました。なんでも仮想HDにしてしまうという方法があるそうで、本機も購入後VHD化し、Mドライブとしました。自動マウントもやってみたのですが、よくわからないが機能していない感じがします。ちょっと気持ちがなえて、それ以上直したりしていません。
じっさい、写真や動画は保存しないし、使うとしてもクラウドストレージから持ってくるので、本体にストレージはそれほどいらないのですが、例えばkindleの保存先をMドライブにするなどの変更はしました。koboデスクトップはインストールすると自動で手持ちの本をすべて、Cドライブに保存してしまうそうで、設定などでは保存先を変えられないとか。手続法はネットに出ているのですが、ちょっと面倒くさい。
申し遅れましたが、筐体は3色から選べます(グレイ、ピンク、ミントグリーン)。ので、ミントグリーンにしました。この色があるからこの機種にしたというところがあります。キーボードトップには薄くステッチ模様のようなものがついています。トップは金属製です。
そういえば、ウィンドウズアカウントの個人設定は手持ちの端末に共通して適用されるらしく、自宅に以前からある、メインPCの壁紙がいつの間にかASUS純正のもの(本機のデフォルトの壁紙)に勝手に変えられていました。ちょっとびっくりした。今は逆にメインPCの壁紙が本機に反映されるようにしています。
いまのところ不具合もなく、快適に使えています。念のため延長保証に加入しています(3年)。
ほとんど買い物はしていませんが、それなりに使ったのはこの12-32mm。少し古くなったLumix G3を中心に使用。直前にLumix GMシリーズも検討していたのですが、結局ボディは買わなかったので。
ちょうど1年前にQ-S1を買ったのですが、その後今年5月でQシリーズが終了になり、純正レンズ8本のうち、未入手の2本を買いました。
別にコレクターズアイテムでもないし、まあそのうち歴史に埋もれてしまうのだろうな。
これは最後に買った05 TOY LENS TELEPHOTO。最初のQと一緒に出たモデルですが、写りはそうとうまとも。おそらく、当初は本当に実用に使うことを前提に設計したのでしょうね。
こちらはマウントシールドレンズ。率直に言ってこういうレンズ遊びは、今別にしないのですが、まあ、なにかのときに。
今使っているカメラはLumix G6を筆頭に、E-P3、Lumix G3、それとQシリーズの3台。室内で模型などを撮るときは、コンデジのIXY31Sなどもまだ使っています。いずれも2年から5年くらい前の、古いモデルばかりで、アウトオブデイトの状況になりつつありますが、これだけまとまっていると代替更新がむずかしい。Q-S1はフォーカスが弱くて、余分に何回も撮影しないと、うち何回かは確実に外しています。
E-P3は中身が世代的に古いので、高感度がとても弱い。暗いところはまるでダメですが、日中は案外とよい描写をすることがある。ので、旅行のときとかには(それも今年はほとんど行けませんでしたが)持ち出しています。
まあ機構的には問題ないし、今買っても使う機会が少ないから、当面このままか。通勤カバンに入れるカメラは、QはやめてGRとかにしたほうが良いのかもしれない。ただそうすると、手持ちのレンズ群が一気に遊休化することになるので・・。で、現実にはGalaxy edge で撮ったほうが写りも使い勝手もよかったりする。ので、問題はあまり表面化していない。
ただし、年末にこんなものを買った。
Aki-Asahiの本革ストラップ。既にG3に購入して、その質感には満足している。年末忙しくて、まだ取り付けていない。
そんなわけで、あまりぱっとしない今年のデジもの状況でした。