本屋に寄って、本当は別のものを買おうと思っていたのだが、なんとなく手にしたカメラ雑誌をレジに持って行ってしまった。
カメラ雑誌というとさいきんは年末のカレンダーが欲しくて、DCM(デジタルカメラマガジン)を買うぐらいで、日本カメラとかもう7-8年は買ってないかな。。
旧宅にいたころはカメラ雑誌も結構ストックしてあったが、転居を機会にムック本を除いてほぼすべて処分してしまった。わずかに残ったのが、オリンパスOMシリーズ終了のときの特集(アサヒカメラ2002年2,3月号)と、上の写真右側にある、日本カメラ2000年12月号、これは最初に買ったカメラ雑誌だ。
20年ほど前にいっとき、カメラでも買うかと量販店を見に行ったことがあったが、その後まもなく家を買うことになり贅沢禁止に。2000年末頃は仕事が大変でひいひい言っていた。
のだが、たぶんふと何かのきっかけー昼休みにDPE頼みに行った写真屋で、フジのデジカメのパンフレットをもらってきたーで、そういえばさいきんのカメラはどうなってるのかな、と興味を持つようになった。とりあえずということで、雑誌を買ってきたのだと思う。
そういえば、何の機会か忘れたが、当時の上司(直属ではないが「支配人」という肩書のスイス人)と備品の整理をしていたら、古い一眼レフ(キヤノンEOS Kiss)が出てきた。お前にやるよ、と言ってくれたが、とっさの判断で遠慮していいっすよ、と言った。そしたら案の定といったらあれだけど、支配人氏、自分で持って帰っていった。。その少し前に会社でカメラが必要だといって、てニコンのF50だかを買ったばかりだったのだが。あのとき、EOSをもらっていたら、今でもキヤノンの一眼を愛用していたかもしれないな。。
話は戻るが、そのころはEOSがどうのというのは全然知識がなかった。ので、この号の特集「カメラ選び2000」は興味深く読んだ。。
のだが、この特集、各機種のスペックとか特徴の説明がなくて、選者のコメントぐらいしか書かれていない。基本マニア向けの解説なので「そうか、このクラスでは秀逸、なのかこれは」ということぐらいしかわからなかった。
そんなことを思い出しながら、2018年12月号を買ってみた。
やっていることは(市販のカメラのなかでどれが一番かを選考する)変わっていない。たぶんこういうのは、メーカーのお金がうごく性質のものなので、雑誌としてもやらないといけないんでしょうね。。昔は上級一眼レフ、中堅、初心者向け、などとクラス分けしていたが、今は無差別級というか、どう読んだら良いのかよくわからないです・。
もうひとつ気がついたのは、さいきんのカメラ機種、どこが何を出しているのか、すっかりわからなくなりました。ニコンも最近はだめだし、ソニーと富士は全く知りません。。ペンタキシアンになってから、もう完全に唯我独尊になってしまったので。。Qシリーズももう買うものないし、新型が出る心配もないので、らくだわぁ・。
冒頭の浅井慎平氏、中井精也氏の写真もいいけど、後半のコンテスト写真、特に若い人の写真が面白かったです。意外と年配の方の写真も面白い。自分じゃ写真を人に見てもらうなんて(ブログにのっけるとかいうのは別)まるっきり思いもよらないけど(いちおう本業は絵描きのつもりでいるので)、写真じゃないとできない表現もあるし、いいよな。。みんなごく普通のカメラで撮っているのも、カッコいいです。