さっきちょうど移民問題(出入国管理法改正)についての番組(NHK日曜討論)をやっていた。まあ実は家事をやっていたのでほとんど聞いていなかったけど、こういう問題、表にはあまり情報が出てこないけど、たぶん何人か集まって「あいつ(ら)を議論に入れるとまた決まらないから、なるべくそっと出してさっさと決めちまう」とか、やってるんでしょうね。。折しも隣国では徴用工の裁判が進んでいて、これはもちろん移民の問題とは全く別件ですが、過去も今も、労働力の不足は厳しい政治的な決断を要する問題だということは確かでしょうな。って、やけに慎重ないい方になってしまいますが。
個人的には、昔少し話題になった「新しい中世」(冷戦後、近代国家同士の対立構図が崩れ、中世のような地域的、相互依存的な社会に次第にシフトする)への移行が次第に進むのかな、という漠然とした期待のようなものを、まだ持っているのですが、欧州ですら人の往来に問題が生じている現状、少なくとも自分の生きている間はあれこれ試行錯誤が続いているのかもしれません。