うさぎくん

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はらはら

2021年07月16日 | うんちく・小ネタ

職場の研修を受けました。テーマは職場におけるハラスメント。
(内容はまあ機密事項というわけでもないので、軽く紹介しても良いでしょう)。

ハラスメントは厳禁ですが、現実問題として大手企業でも時折裁判や労働審判等で明らかになることがある。
その根本となるものは、加害者側の無自覚という言葉に尽きるようです。僕等昭和世代には当たり前に思えることがそうではない。昔はそれが普通だった、自分は正しいことをしている、という意識が間違いを引き起こす、と。

講師の方も昭和世代ですが、ご自身も昔は相当絞られた経験をお持ちのようでした。「そんなこと言ったら昔なんか・」と仰っていたけど、それが本音なのでしょう。しかしそれでも、であります。

ちなみに僕は若い頃、ほんとうに危ないところまでいきました。幸いいまこうしてなんとか生きてますけど。さいきんだって、色々見てきたし、色々な思いもしましたが、とにかくそれが人の世ですからね。明智光秀しかり、浅野内匠頭しかり・、星飛雄馬、岡ひろみ・。

でも我々はハラスメントという言葉を発見してしまったのです。

先生は冒頭つかみとして、いろいろなハラスメントを紹介していました。
パワハラ、セクハラはしっていますが、ほかにもたくさんあるということで・。
マタハラ、モラハラはまあ聞いたことはある。が、アカハラっていうのがあるそうで、なんだそれ?(今でもわかりません)。シルハラ、オカハラ(よくこんなこと思いつくな・)。最新のハラスメントはワクチンハラだとか。

ブラハラ。 なんでしょう。


なんと、ブラッドタイプハラスメントなのだそうで。とくにB型、AB型が被害者になりやすいのだと。ひでえなあ。。
余談ですが昔、職場でいつも集まっている遊び仲間がいて、ある日みんなの血液型をきいたら、BとABしかいませんでした。どうりで。。

ハラハラ。 
「それはハラスメントだ!」と言って、相手を責めるような行為をハラハラというらしい。

そうするとたとえば、若くて威勢のいい原くんに、新任課長の原田さんがなにか命令すると、原くんがそんなこと言うとハラスメントですよ!とくってかかっている。側でみている僕はハラハラして、
「ハラ、それはハラダにハラハラだ!」と言うとか、ですかね。。

パワハラはやっかいというか、熱心に指導するあまり、結果としてハラスメントになるということがある。
これに対しセクハラは弁解の余地がない。一発アウトだ、と。

僕が最初に働いた職場は女性の方が多いところで、たぶん当時としては女性の権利は守られていた方だった(が、他の歪みがあってかなり追い詰められたけど)。
しかし、当時の上司によると、前の職場ではひじょうにアレなところがあったのだそうだ(どうアレだったかはここではいえないけど)。
その上司が赴任してまもなく、前の職場的なマナーで女性と接したところ、大騒ぎになって・・という話を聞いたことがある。
今さすがにこの上司の前職のようなところはないと思うが・・。

ただ、何気ない言葉がセクハラにあたる、みたいなのは依然として注意を要するようです。
ここで時折紹介するドラマ「ザ・ホワイトハウス」で、こんなシーンがあります。
夜のパーティに出るため、肩の出るドレスを着てオフィスに入ってきた法律顧問の女性(エインズリー)を見て、彼女と仲の良い広報部次長(サム)は「おお・犬も鎖を切って飛びつくよ!」と声をかけます。
そのオフィスには別の女性(セリア)が仕事をしていて、後からサムに「あの発言はセクハラだ、許せない」と言います。
言われてサムはひじょうに動揺しますが、エインズリーは「私は気にしない。仲間と思われている証拠だ」と言い返します。セリアは「そういうのはリップスティック・フェミニズムだ」と反論し・・。

なんだか難しいですが、アメリカでも職場でのセクハラには色々神経を使わされる、ということなのでしょう。

コメント (4)
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