私の画は作品によってまちまちですが、
発想が生まれるときは「作らねば」というプレッシャーがないとき。
でも、「新作をそろそろ考えなきゃ」と、頭の片隅で意識するというのは無駄ではない。
私の特徴は、あえて自分のタッチを確立していないこと。自分のオリジナルタッチがない。
「日本画や墨絵と西洋の抽象画は絶対にドッキングできるはず、
ドッキングさせてみせる」という思考。
それがないと、何を見ても、発想としては浮かばない。
その前の悶々と悩むものがずっと頭にあって、
何かを見た瞬間に、はじめてひらめく。
簡単にいえば若いころは、
クズみたいなアイディアが1日に5つ、6つ浮かんでは消えていくという、
新陳代謝の激しい時代でした。
でも、今は
「こういう風に考えても行き止まりだな」というような判断は、
失敗を重ねて経験的にわかるようになったので、
少しは効率がよくなったでしょう。
若い頃は「すごいアイディアを思いついた!」と、
いちいち興奮しても、次の日になると「なんでこんなくだらないことを、
すばらしいと思っちゃったんだろう?」ということも多くて、騒がしい時代でした。
でもどっちがいいかというと、若い頃のほうがいいです。
とはいっても、
画風は確立させないでよい、ということにしておこうという方針です。
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