期待なしに人生を生きること。
具体的な結果を必要とせずに生きること。
これが自由である。これが神性である。
そこで問う、あなたは結果に期待しないのですか?
神は言う。
決して執着しない。
私の喜びは創造にあって
その結果にはない。
悟るという行為は、
否定しようと決意することではなくて
行為の結果には意味がないと理解すること。
完璧な神様が造られた人間が完璧でないはずがない。
自然を美しいと人間は感じ、
例えば雪の結晶のシンメトリーな姿に心を打たれる。
人間はその存在と同じだ、と言う。
確かに人間は輪廻転生する、その回数は約五百回。
その間に私たちは全ての人の人生を体験している。
王、乞食、殺人者やその被害者。
男や女、子供や大人、幸せな結婚や不幸せな顛末や
エトセトラ・・・だと。