アルト・ピエモンテ 2
Lessona, Bramaterra, Gattinara(DOCG), Coste della Sesia DOCの規定
アルト・ピエモンテの続き。
前回はセシア川の左岸、つまり地図で右側。(川は北から南に流れている)
もう一度地図を見ると、真ん中にセシア川。
(セージアと発音するかも?イタリアのSはスだったり、ズだったり、ちなみにZもズだったり、ツだったり。。。)
川の(地図上の)右側、ノヴァーラ県は、ボーカ、ゲンメ、スィッツァーノ、ファーラが縦に仲良く並んでいる。
川の(地図上の)左側、こちらはヴェルチェッリ県とビエッラ県。
横に、3つのDOCが並んでいる感じ。
西から東に、以下。
Lessona DOC レッソーナ
Bramaterra DOC ブラマテッラ
Gattinara DOCG ガッティナーラ
Coste della Sesia DOC コスタ・デッラ・セシア はこの辺りを含むようにして範囲が広い
ガッティナーラは、ヴェルチェッリ県、レッソーナはビエッラ県、間に位置するブラマテッラと範囲が広いコステ・デッラ・セシアはヴェルチェッリ県とビエッラ県となる。
1。一番右に位置する GATTINARA DOCGから
Gattinara, Gattinara Riserva、それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 90-100%
Vespolina, Uva Rara(Bonaria di Gattinara) 10%まで
Gattinara 35ヶ月の熟成(うち24ヶ月が木樽)最低12、5%アルコール
Gattinara Riserva 47ヶ月(36ヶ月)13%
2。中間に位置する BRAMATERRA DOC
Bramaterra, Bramaterra Riserva、それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 50-80%
Croatina 30%まで
Vespolina, Uva Rara(Bonaria novarese) 20%まで
Bramaterra 22ヶ月の熟成(うち18ヶ月が木樽)最低12%アルコール
Bramaterra Riserva 34ヶ月(24ヶ月)12%
3。一番左に位置する LESSONA DOC
Lesiona, Lessona Riserva, それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 85-100%
Vespolina, Uva Rara(Bonaria novarese) 15%まで
Lessona 22ヶ月の熟成(うち12ヶ月が木樽)最低12%アルコール
Lessona Riserva 46ヶ月(30ヶ月)12%
4。地域の広い COSTE DELLA SESIA DOC
赤、ロゼ、白、Nebbiolo または Spanna, Croatina, Vespolinaがある。
Coste della Sesia 赤、ロゼ
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 50%以上
その他の赤 50%
アルコール度 11%以上
Coste della Sesia Nebbiolo または Spanna
品種は、
Nebbiolo 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia Vespolina
品種は、
Vespolina 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia Croatina
品種は、
Croatina 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia 白
品種は、
Erbaluce 100%
アルコール度 11%以上
以上、セシア川の左岸と右岸に分けたが、値域としてはそれほど広くない値域に関わらず、土質に大きな違いが見られる。
そして、品種、熟成期間もかなり違う。
品種の基本はネッビオーロ(地元ではスパンナと呼ばれる)だが、そのパーセンテージも大きく違い、ネッビオーロ100%では造れないものも多い。
そして、多くに、ヴェスポリーナ、ウーヴァ・ラーラ、場合によってクロアティーナが ブレンドされる。
また熟成期間が全体に長く、木樽熟成の期間も長め。
なお、ガッティナーラとゲンメはDOCGなので、他より知名度が頭一つ出ているが、その分値段も張ってくる。(特にガッティナーラは熟成期間も長いが、昔から有名なこともあり、高い)
その他のDOCは、まだ値段が比較的良心的なものが多いのが嬉しい。
なお、前回のセシア川左岸で、間違い、タイプミスなどがあったので修正。
Lessona, Bramaterra, Gattinara(DOCG), Coste della Sesia DOCの規定
アルト・ピエモンテの続き。
前回はセシア川の左岸、つまり地図で右側。(川は北から南に流れている)
もう一度地図を見ると、真ん中にセシア川。
(セージアと発音するかも?イタリアのSはスだったり、ズだったり、ちなみにZもズだったり、ツだったり。。。)
川の(地図上の)右側、ノヴァーラ県は、ボーカ、ゲンメ、スィッツァーノ、ファーラが縦に仲良く並んでいる。
川の(地図上の)左側、こちらはヴェルチェッリ県とビエッラ県。
横に、3つのDOCが並んでいる感じ。
西から東に、以下。
Lessona DOC レッソーナ
Bramaterra DOC ブラマテッラ
Gattinara DOCG ガッティナーラ
Coste della Sesia DOC コスタ・デッラ・セシア はこの辺りを含むようにして範囲が広い
ガッティナーラは、ヴェルチェッリ県、レッソーナはビエッラ県、間に位置するブラマテッラと範囲が広いコステ・デッラ・セシアはヴェルチェッリ県とビエッラ県となる。
1。一番右に位置する GATTINARA DOCGから
Gattinara, Gattinara Riserva、それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 90-100%
Vespolina, Uva Rara(Bonaria di Gattinara) 10%まで
Gattinara 35ヶ月の熟成(うち24ヶ月が木樽)最低12、5%アルコール
Gattinara Riserva 47ヶ月(36ヶ月)13%
2。中間に位置する BRAMATERRA DOC
Bramaterra, Bramaterra Riserva、それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 50-80%
Croatina 30%まで
Vespolina, Uva Rara(Bonaria novarese) 20%まで
Bramaterra 22ヶ月の熟成(うち18ヶ月が木樽)最低12%アルコール
Bramaterra Riserva 34ヶ月(24ヶ月)12%
3。一番左に位置する LESSONA DOC
Lesiona, Lessona Riserva, それぞれ畑名入り、がある。
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 85-100%
Vespolina, Uva Rara(Bonaria novarese) 15%まで
Lessona 22ヶ月の熟成(うち12ヶ月が木樽)最低12%アルコール
Lessona Riserva 46ヶ月(30ヶ月)12%
4。地域の広い COSTE DELLA SESIA DOC
赤、ロゼ、白、Nebbiolo または Spanna, Croatina, Vespolinaがある。
Coste della Sesia 赤、ロゼ
品種は、
Nebbiolo(Spanna) 50%以上
その他の赤 50%
アルコール度 11%以上
Coste della Sesia Nebbiolo または Spanna
品種は、
Nebbiolo 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia Vespolina
品種は、
Vespolina 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia Croatina
品種は、
Croatina 85%以上
その他の赤 15%まで
アルコール度 11%以上(畑名入り11、5%)
Coste della Sesia 白
品種は、
Erbaluce 100%
アルコール度 11%以上
以上、セシア川の左岸と右岸に分けたが、値域としてはそれほど広くない値域に関わらず、土質に大きな違いが見られる。
そして、品種、熟成期間もかなり違う。
品種の基本はネッビオーロ(地元ではスパンナと呼ばれる)だが、そのパーセンテージも大きく違い、ネッビオーロ100%では造れないものも多い。
そして、多くに、ヴェスポリーナ、ウーヴァ・ラーラ、場合によってクロアティーナが ブレンドされる。
また熟成期間が全体に長く、木樽熟成の期間も長め。
なお、ガッティナーラとゲンメはDOCGなので、他より知名度が頭一つ出ているが、その分値段も張ってくる。(特にガッティナーラは熟成期間も長いが、昔から有名なこともあり、高い)
その他のDOCは、まだ値段が比較的良心的なものが多いのが嬉しい。
なお、前回のセシア川左岸で、間違い、タイプミスなどがあったので修正。