ワインを選ぶのは本当に難しい、と思うときは多い。
先日、男性が多く、ほとんどがお酒を飲むという10人ちょっとのグループの夕食の席でワインを選んで欲しいという要望があった。
実は一番苦手で、本当なら選びなくない、やんわりと断りたいタイプのケースであった。
ワインを選んでください〜って言われたくない〜と思っていた。
なぜかというと、グループの平均的なワインの好みがまだわかっていないこともあったのだが、日本の典型的なタイプ、つまり、最初にビールから初めて、ビールが終わらないうちに白、ほとんど同時に赤を頼み、つまり、お皿の前にビール、白ワイン、赤ワイン、時には加えてスプマンテと、3種類から4種類のグラスが並び、どれも中途半端な量で残っている(残りしている)。。。。
つまり、これでは、何を飲んでも本来の味はわからない。
レストランは、平均的に有名ワインのみを取り揃えているタイプで、結構な値段を取っていた。(笑)
まず、白からと言われた時に、
辛口ね、絶対に辛口を頼むね
と言う、リーダークラスの方の言葉があった。
すぐに、来たー、と思った。
このパターンは実は多い。
中小企業の社長となると、今では、日本でもいろいろな場面でワインを飲むだろう。
そこで、いろいろと飲んで、ワインは辛口が好き、と信じているのは良いのだが、何が辛口なのかをわかっていない人が、実は多いのである。
ほとんどが自分の印象。
もちろん、自分の印象で好みを決めたいただくことに問題はない。
しかし、どうか、せめて甘口と辛口のABCを理解していただきたい。
つまり、糖分の甘さとまろやかさの違いを、できれば理解していただきたいということである。
糖分の少ないタイプが好きなのだろう。
しかし、良いワインになるとまろやかさが出る。
これを甘いね〜、という人は多い。
若くてフレッシュなタイプは、すっきりしているので一般に辛口の印象だが、今度は、若いね〜とくる場合も多い。
また、フルーティさが強いと、これも、甘いね〜
違う、違う、ちょっと違う。。。
そこで、無難に、やや硬めの、塩味も含むワインを一応選んだが、良いワイナリーのものなので、フルーティーさも含んでいる。
やっぱり。。。。
やや甘いねー、女性に受けるワインだねー、まだ若いねー
もちろん、これ、美味しい、と(小声で)言ってくださった方もいらした。
決して甘いわけではない。まろやかさも含むのである。
女性に受けるワイン=甘いワインではない。
年を経たワインはまろやかになり、「甘く」なる。つまり、好みから遠ざかる。
この辺りを理解していただくのが本当に難しい。
人数が少なければさらっと説明するところだが、無勢に多勢。
沈黙が正解。
それに、みんな、自分の舌に狂いはない、と思っている。
自分の感覚は間違いがない、と思っている。
結局は、ワインなんてたかが飲み物なわけで、(自分が)美味しければ良い、食事を引き立てれば良いだけなのだが。。。。。(涙)
赤の方は、トスカーナのものが良いと言われ、ぐっと安いワインを選んだら、正解だった。
すっきりしてて美味しいー
そう、実は、辛口がいい、というリクエストがあった場合、安いワインを選ぶと正解だったりするのである。
先日、男性が多く、ほとんどがお酒を飲むという10人ちょっとのグループの夕食の席でワインを選んで欲しいという要望があった。
実は一番苦手で、本当なら選びなくない、やんわりと断りたいタイプのケースであった。
ワインを選んでください〜って言われたくない〜と思っていた。
なぜかというと、グループの平均的なワインの好みがまだわかっていないこともあったのだが、日本の典型的なタイプ、つまり、最初にビールから初めて、ビールが終わらないうちに白、ほとんど同時に赤を頼み、つまり、お皿の前にビール、白ワイン、赤ワイン、時には加えてスプマンテと、3種類から4種類のグラスが並び、どれも中途半端な量で残っている(残りしている)。。。。
つまり、これでは、何を飲んでも本来の味はわからない。
レストランは、平均的に有名ワインのみを取り揃えているタイプで、結構な値段を取っていた。(笑)
まず、白からと言われた時に、
辛口ね、絶対に辛口を頼むね
と言う、リーダークラスの方の言葉があった。
すぐに、来たー、と思った。
このパターンは実は多い。
中小企業の社長となると、今では、日本でもいろいろな場面でワインを飲むだろう。
そこで、いろいろと飲んで、ワインは辛口が好き、と信じているのは良いのだが、何が辛口なのかをわかっていない人が、実は多いのである。
ほとんどが自分の印象。
もちろん、自分の印象で好みを決めたいただくことに問題はない。
しかし、どうか、せめて甘口と辛口のABCを理解していただきたい。
つまり、糖分の甘さとまろやかさの違いを、できれば理解していただきたいということである。
糖分の少ないタイプが好きなのだろう。
しかし、良いワインになるとまろやかさが出る。
これを甘いね〜、という人は多い。
若くてフレッシュなタイプは、すっきりしているので一般に辛口の印象だが、今度は、若いね〜とくる場合も多い。
また、フルーティさが強いと、これも、甘いね〜
違う、違う、ちょっと違う。。。
そこで、無難に、やや硬めの、塩味も含むワインを一応選んだが、良いワイナリーのものなので、フルーティーさも含んでいる。
やっぱり。。。。
やや甘いねー、女性に受けるワインだねー、まだ若いねー
もちろん、これ、美味しい、と(小声で)言ってくださった方もいらした。
決して甘いわけではない。まろやかさも含むのである。
女性に受けるワイン=甘いワインではない。
年を経たワインはまろやかになり、「甘く」なる。つまり、好みから遠ざかる。
この辺りを理解していただくのが本当に難しい。
人数が少なければさらっと説明するところだが、無勢に多勢。
沈黙が正解。
それに、みんな、自分の舌に狂いはない、と思っている。
自分の感覚は間違いがない、と思っている。
結局は、ワインなんてたかが飲み物なわけで、(自分が)美味しければ良い、食事を引き立てれば良いだけなのだが。。。。。(涙)
赤の方は、トスカーナのものが良いと言われ、ぐっと安いワインを選んだら、正解だった。
すっきりしてて美味しいー
そう、実は、辛口がいい、というリクエストがあった場合、安いワインを選ぶと正解だったりするのである。