Etna Rosso 6種
Le sabbie dell’Etna 2014 Firriato
Etna Rosso 2014 Benanti
Etna Rosso 2014 Alta Mora(Cusmano)
Etna Rosso Guardiola 2013 Alta Mora(Cusmano)
Passorosso 2013 Passopisciaro
Cavanera 2011 Firriato
毎度おなじみのエノテカDi Biagio。
オーナーのアウグスト氏の人柄がいいこともあるが、今は息子のマルチェッロ氏が音頭を取って、さらに活動的。
うれしいことに、毎週土曜日の試飲会にさらに熱が入っている。
夕方の数時間、立ち飲み、無料。
飲んだたけで帰ってしまう人もいなくはないが、お店は、お酒以外にもなかり豊富なラインナップで、つい、ついで。。。に買ってしまうし、買うには実にちょうどいい機会。
お菓子、自家焙煎コーヒー、紅茶、高級パスタ、パテなどの瓶もの、ジャム、ビール、オリーブオイル、そして蒸留酒など、広い店内、実に多彩で豊富、かなり厳選されているので、どれも美味しい。ハズレがない。
それに、住宅街の中のエノテカなので、気取らず、行けて、近くに住んでいればぜひ通いたいエノテカ。
さて、このところ、フランスワイン、ドイツワインの試飲会もやったのであるが、今回はシチリアのエトナ。エトナ・ロッソ。
個人的に南イタリアのワインはあまり飲まない私も(ごめんなさい〜)、エトナのワインは喜んで飲む。
思ったより盛況で、ちょっと遠くから来ている友人もいた。
このところ試飲ワインの数が多いが、今回も6種。
Le sabbie dell’Etna 2014 Firriato
まず最初はフィリアートのワインから。
香りを嗅いで、うわ、懐かしい〜、が良く言えば。
まだこんなワインがあるんだぁ、が悪く言えば。
いや、私たちが飲まなくなっただけで、まだたくさん存在するのだと思う。
甘い樽の香り。香りの時点でかなり強い。バニラ〜
6ヶ月バリック熟成、とあるが、この値段(10ユーロ以下)で新樽を使っているとは思えないので、まさか、チップ?真実を語る人は多くはないので、聞いても無駄だろうが、とにかく甘い。しかし、この甘い香りがとてもきれいで、ワインが苦手な人には受けると思う。フルーツ、そして、アルコールがやや上がる。
アタックはまろやかで、バニラを感じる。しかし、タンニンの渋みはあり、渋みが余韻に残る。個人的には++だが、この値段でちゃんと造ってあるのは+++
Etna Rosso 2014 Benanti
ここで水が欲しい、と思ったら、ちゃんとマルチェッロ氏が水を用意していた。
フィリアートとベナンティでは全然違う。これだけ樽〜の後は、ベネンティも(かわいそうに)樽。。。になってしまう。
香りに酸味が出ていて、酸味のあるサクランボ(ヴィッショラ)、ややスモークな香り、そして、細い感じでミネラルが出ている。やや細さはあるがエレガント。
酸がきれいだが、トゲっぽくはなく、タンニンは繊細。わずか渋みがフィニッシュに残るが、心地よいくらいで、余韻は細く続く。+++(+)
Etna Rosso 2014 Alta Mora(Cusmano)
やっぱりクスマーノ。非常に良くできていて、印象がいい。
ワインらしい香りに、強さとエレガントさを持ち、程よい甘さ、香りが非常に綺麗。
酸味とタンニンのバランスがとても良く、最後ややアルコールが残る感じはあるが、非常に心地良い余韻が続く。値段も嬉しい。++++
Etna Rosso Guardiola 2013 Alta Mora(Cusmano)
同じくクスマーノ。
最初は香りが弱く、エレガントで個人的好きなのだが、ふっと値段を見ると35ユーロ以上。。。うーん。。。。ちょっと高すぎ。
フルーツの香りにミネラルが混じり、全体に優しい印象。
酸味がきれいで、タンニンも繊細で優しさを持ち、余韻が細くエレガント。長く続いた後すっと消える。++++(+)だが、値段を考慮すると++++。何故か?35ユーロ払ったら、もう少しインパクトのあるものを期待してしまうから。
Passorosso 2013 Passopisciaro
おなじみフランケッティ氏のシチリアのワイン。
変わった香りがする、という人がいたが、パッソピッシャーロに変わった香りがなければパッソピッシャーロではないような気がする。。。
私が感じたのは米ぬかの香り。これだけを飲むとあまり感じないだろうが、特にクスマーノのようなパフォーマンスの良いワインの後では、変わって感じるのも無理もないような。酸味がかなり綺麗。すっぱいと最初は思っても、最後は甘さがふわっと広がる感じがある。余韻は若干短いような気もするが、期待しすぎだからか。++++
Cavanera 2011 Firriato
今回は一番最初と一番最後がフィリアートとなった。
こちらは香りも良く、広がりがあり、印象が非常に良い。
しかし、期待すると、タンニンの渋みとアルコールがやや気になる。+++
今回一番値段ともバランスが取れていたと思うワイン
パフォーマンスが良く、誰にでも受けるタイプ
トスカーナではトリノーロでおなじみ、フランケッティ氏のエトナのワイン
これはベースで、ちょっと高いが「コントラーダ」もいい
ベナンティもファンが多いが、どうもワインの名前とラベルが変わったよう
Le sabbie dell’Etna 2014 Firriato
Etna Rosso 2014 Benanti
Etna Rosso 2014 Alta Mora(Cusmano)
Etna Rosso Guardiola 2013 Alta Mora(Cusmano)
Passorosso 2013 Passopisciaro
Cavanera 2011 Firriato
毎度おなじみのエノテカDi Biagio。
オーナーのアウグスト氏の人柄がいいこともあるが、今は息子のマルチェッロ氏が音頭を取って、さらに活動的。
うれしいことに、毎週土曜日の試飲会にさらに熱が入っている。
夕方の数時間、立ち飲み、無料。
飲んだたけで帰ってしまう人もいなくはないが、お店は、お酒以外にもなかり豊富なラインナップで、つい、ついで。。。に買ってしまうし、買うには実にちょうどいい機会。
お菓子、自家焙煎コーヒー、紅茶、高級パスタ、パテなどの瓶もの、ジャム、ビール、オリーブオイル、そして蒸留酒など、広い店内、実に多彩で豊富、かなり厳選されているので、どれも美味しい。ハズレがない。
それに、住宅街の中のエノテカなので、気取らず、行けて、近くに住んでいればぜひ通いたいエノテカ。
さて、このところ、フランスワイン、ドイツワインの試飲会もやったのであるが、今回はシチリアのエトナ。エトナ・ロッソ。
個人的に南イタリアのワインはあまり飲まない私も(ごめんなさい〜)、エトナのワインは喜んで飲む。
思ったより盛況で、ちょっと遠くから来ている友人もいた。
このところ試飲ワインの数が多いが、今回も6種。
Le sabbie dell’Etna 2014 Firriato
まず最初はフィリアートのワインから。
香りを嗅いで、うわ、懐かしい〜、が良く言えば。
まだこんなワインがあるんだぁ、が悪く言えば。
いや、私たちが飲まなくなっただけで、まだたくさん存在するのだと思う。
甘い樽の香り。香りの時点でかなり強い。バニラ〜
6ヶ月バリック熟成、とあるが、この値段(10ユーロ以下)で新樽を使っているとは思えないので、まさか、チップ?真実を語る人は多くはないので、聞いても無駄だろうが、とにかく甘い。しかし、この甘い香りがとてもきれいで、ワインが苦手な人には受けると思う。フルーツ、そして、アルコールがやや上がる。
アタックはまろやかで、バニラを感じる。しかし、タンニンの渋みはあり、渋みが余韻に残る。個人的には++だが、この値段でちゃんと造ってあるのは+++
Etna Rosso 2014 Benanti
ここで水が欲しい、と思ったら、ちゃんとマルチェッロ氏が水を用意していた。
フィリアートとベナンティでは全然違う。これだけ樽〜の後は、ベネンティも(かわいそうに)樽。。。になってしまう。
香りに酸味が出ていて、酸味のあるサクランボ(ヴィッショラ)、ややスモークな香り、そして、細い感じでミネラルが出ている。やや細さはあるがエレガント。
酸がきれいだが、トゲっぽくはなく、タンニンは繊細。わずか渋みがフィニッシュに残るが、心地よいくらいで、余韻は細く続く。+++(+)
Etna Rosso 2014 Alta Mora(Cusmano)
やっぱりクスマーノ。非常に良くできていて、印象がいい。
ワインらしい香りに、強さとエレガントさを持ち、程よい甘さ、香りが非常に綺麗。
酸味とタンニンのバランスがとても良く、最後ややアルコールが残る感じはあるが、非常に心地良い余韻が続く。値段も嬉しい。++++
Etna Rosso Guardiola 2013 Alta Mora(Cusmano)
同じくクスマーノ。
最初は香りが弱く、エレガントで個人的好きなのだが、ふっと値段を見ると35ユーロ以上。。。うーん。。。。ちょっと高すぎ。
フルーツの香りにミネラルが混じり、全体に優しい印象。
酸味がきれいで、タンニンも繊細で優しさを持ち、余韻が細くエレガント。長く続いた後すっと消える。++++(+)だが、値段を考慮すると++++。何故か?35ユーロ払ったら、もう少しインパクトのあるものを期待してしまうから。
Passorosso 2013 Passopisciaro
おなじみフランケッティ氏のシチリアのワイン。
変わった香りがする、という人がいたが、パッソピッシャーロに変わった香りがなければパッソピッシャーロではないような気がする。。。
私が感じたのは米ぬかの香り。これだけを飲むとあまり感じないだろうが、特にクスマーノのようなパフォーマンスの良いワインの後では、変わって感じるのも無理もないような。酸味がかなり綺麗。すっぱいと最初は思っても、最後は甘さがふわっと広がる感じがある。余韻は若干短いような気もするが、期待しすぎだからか。++++
Cavanera 2011 Firriato
今回は一番最初と一番最後がフィリアートとなった。
こちらは香りも良く、広がりがあり、印象が非常に良い。
しかし、期待すると、タンニンの渋みとアルコールがやや気になる。+++
今回一番値段ともバランスが取れていたと思うワイン
パフォーマンスが良く、誰にでも受けるタイプ
アルタ モーラ エトナ ロッソ クズマーノ 2014 赤 750ml | |
クズマーノ | |
クズマーノ |
トスカーナではトリノーロでおなじみ、フランケッティ氏のエトナのワイン
これはベースで、ちょっと高いが「コントラーダ」もいい
パッソロッソ パッソピッシャーロ 2013 赤 750ml | |
パッソピッシャーロ | |
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ベナンティもファンが多いが、どうもワインの名前とラベルが変わったよう
エトナ・ロッソ・ロッソ・ディ・ヴェルツェッラ[2012]ベナンティ(赤ワイン)[S][Y] | |
ベナンティ | |
ベナンティ |