5 vini di Bolgheri -Toscana
お待ちかね、試飲会の季節になりました~。
ボルゲリ・ワイン協会主催の試飲会は、立ち飲みとセミナーとの2種で、立ち飲みの方は、サッシカイアとオルネッライアまで出ているという豪華なもの。さすがお金持ち!は違う。
ただし、私はセミナーに出ている間に、両ワインとも飲み損ねてしまった…
“カンポ・アル・マーレ2007”カンポ・アル・マーレ(点数7)
“Campo al Mare 2007” Campo al Mare –Toscana
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニオン20%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド5%
香りの深みはまあまあで、やや変化に乏しい。最初の印象はよいのだが、しばらくすると飽きてくる感じ。フルーツ(サクランボ、森の木の実)、花の香りでとてもきれいで、アメを含む甘い感じがとても心地よい。
味はアルコールがやや強すぎかも。しかし、ボルゲリに期待するボディがちゃんとあって、タンニンは思ったよりまろやで、期待を裏切らない面がある。最後に塩味が心地よい程度に残る。
“ルイ・ホーラ 2007”カッチャ・アル・ピアノ(点数5.5)
“Ruit Hora 2007” Caccia al Piano -Toscana
ワイン名の発音は正しくないかもしれない…
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニオン32%、シラー8%
香りにアルコールが上がる感じがあり、そのせいで香りが弱い。グラスを回してやっと出てくる。フルーツと花の香りがあるが、全体的に印象が弱い。
こういうワインの前にして、生産者が同席しているとき、司会者は苦労する…何て言って褒めたらよいのか…その苦労がよーく分かりました。
タンニンは渋さがある上にアルコールがある。酸がかなりある感じは良いが、味が消えてしまったあと、どうしてもアルコールの熱さだけが残ってしまう。
“カンポ・アル・フィーコ2006”イ・ルオーギ(点数7.5+)
“Campo al Fico 2007” I Luoghi –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン80%、カベルネ・フラン20%
木の香りが強く、好きな人にはかなり良い。深見もなかなか良く、バニラの甘さ、花とフルーツの甘さがとにかく心地よい。印象のとても良いワイン。スパイスも出ているが、同じく甘く、緑の香りがほとんどない印象。モダンでインターナショナルを目指したワインだと思う。
味のインパクトもよく、甘く、程よいボディ、タンニンの質もよく、塩味がかなり強い。持続性もあり全体に良い印象。
“グアルダ・ボスキ2006”レ・フォルナチェッレ(点数7.5)
“Guardaboschi 2006” Le Fornacelle –Toscana
メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニオン30%、カベルネ・フラン30%
やや緑の香りが強く(カベルネ・フランから来ている感じ)、その分、エレガントな印象。
花、酸味を含むフルーツ、実bacche、新しい革、ミネラルなど、深見もあり面白い。
味のインパクトに優しさがあるが、ちゃんとボディがある。塩味がかなりあり、長く残る。
“サパイオ2006”ポーデレ・サパイオ(点数8.5+)
“Sapaio 2006” Podere Sapaio –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン55%、カベルネ・フラン25%、メルロー10%、プティ・ヴェルド10%
ボルゲリのワインは当然色がみんな濃いめだが、これは特に濃い。
甘い香り、甘いスモークの香りがある。香りの強さもあり、長さも申し分ない。変化もあり飽きない。良く熟したフルーツ(赤と黒)、トースト、甘いカラメル、タバコ、パイプタバコ、バルサム臭、リコリースなどの奥に緑の香りがほんのり漂う。
味のインパクトもよく、ボディは期待通り、タンニンの質もよく特にさんとのバランスが大変良い。長く熟成できるタイプ。数年を経てから飲んでみたいと思った。
しかし、後でベースワインの方を飲んでみたが、こちらはタンニンにやや渋みが感じられ、普通だった…
“グァド・アル・タッソ2006”グァド・アル・タッソ(点数8.5おまけで+)
“Guad al Tasso 2006” Guad al Tasso –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン65%、メルロー30%、シラー5%
最初の印象は閉じている。そのせいか弱い。しかし、ゆっくり出てくるので良しとしよう。小さな森の木の実、花、実bacche酸がきれいでエレガント。ボルゲリの海岸線にたくさんある緑の茂みmacchia mediterraneaの香りなど、緑の香りがきれいに混じる。
味に優しさがあり、酸と塩味がちょうどよいくらいに感じられ、味の方もエレガント。もちろん、持続性はあるが、こんなに優しかったかしら?と思ってしまう。個人的に優しいワインは好きだし、良いとして、しかし、期待している人は期待を裏切られるのでは?と。
“イ・カスターニ2006”ミケーレ・サッタ(点数9.5)
“I Castagni 2006” Michele Satta –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン70%、シラー20%、テロルデゴ10%
緑がきれいで断然エレガント。深見と味の変化があり、その辺は大御所であり、ワイン造りを心から愛しているものとしてさすが。香りから、好きな人からもらった美しく嬉しい花束を思い出す。今咲いている花、薔薇、スミレ、緑が新鮮な茎、生けた花瓶の水の香り。香りを美しいと表現したくなる。
味も当然よく、酸味がきれいで、タンニンの質は当たり前によく、エレガント、心地良く、洗練されている。
お待ちかね、試飲会の季節になりました~。
ボルゲリ・ワイン協会主催の試飲会は、立ち飲みとセミナーとの2種で、立ち飲みの方は、サッシカイアとオルネッライアまで出ているという豪華なもの。さすがお金持ち!は違う。
ただし、私はセミナーに出ている間に、両ワインとも飲み損ねてしまった…
“カンポ・アル・マーレ2007”カンポ・アル・マーレ(点数7)
“Campo al Mare 2007” Campo al Mare –Toscana
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニオン20%、カベルネ・フラン15%、プティ・ヴェルド5%
香りの深みはまあまあで、やや変化に乏しい。最初の印象はよいのだが、しばらくすると飽きてくる感じ。フルーツ(サクランボ、森の木の実)、花の香りでとてもきれいで、アメを含む甘い感じがとても心地よい。
味はアルコールがやや強すぎかも。しかし、ボルゲリに期待するボディがちゃんとあって、タンニンは思ったよりまろやで、期待を裏切らない面がある。最後に塩味が心地よい程度に残る。
“ルイ・ホーラ 2007”カッチャ・アル・ピアノ(点数5.5)
“Ruit Hora 2007” Caccia al Piano -Toscana
ワイン名の発音は正しくないかもしれない…
メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニオン32%、シラー8%
香りにアルコールが上がる感じがあり、そのせいで香りが弱い。グラスを回してやっと出てくる。フルーツと花の香りがあるが、全体的に印象が弱い。
こういうワインの前にして、生産者が同席しているとき、司会者は苦労する…何て言って褒めたらよいのか…その苦労がよーく分かりました。
タンニンは渋さがある上にアルコールがある。酸がかなりある感じは良いが、味が消えてしまったあと、どうしてもアルコールの熱さだけが残ってしまう。
“カンポ・アル・フィーコ2006”イ・ルオーギ(点数7.5+)
“Campo al Fico 2007” I Luoghi –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン80%、カベルネ・フラン20%
木の香りが強く、好きな人にはかなり良い。深見もなかなか良く、バニラの甘さ、花とフルーツの甘さがとにかく心地よい。印象のとても良いワイン。スパイスも出ているが、同じく甘く、緑の香りがほとんどない印象。モダンでインターナショナルを目指したワインだと思う。
味のインパクトもよく、甘く、程よいボディ、タンニンの質もよく、塩味がかなり強い。持続性もあり全体に良い印象。
“グアルダ・ボスキ2006”レ・フォルナチェッレ(点数7.5)
“Guardaboschi 2006” Le Fornacelle –Toscana
メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニオン30%、カベルネ・フラン30%
やや緑の香りが強く(カベルネ・フランから来ている感じ)、その分、エレガントな印象。
花、酸味を含むフルーツ、実bacche、新しい革、ミネラルなど、深見もあり面白い。
味のインパクトに優しさがあるが、ちゃんとボディがある。塩味がかなりあり、長く残る。
“サパイオ2006”ポーデレ・サパイオ(点数8.5+)
“Sapaio 2006” Podere Sapaio –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン55%、カベルネ・フラン25%、メルロー10%、プティ・ヴェルド10%
ボルゲリのワインは当然色がみんな濃いめだが、これは特に濃い。
甘い香り、甘いスモークの香りがある。香りの強さもあり、長さも申し分ない。変化もあり飽きない。良く熟したフルーツ(赤と黒)、トースト、甘いカラメル、タバコ、パイプタバコ、バルサム臭、リコリースなどの奥に緑の香りがほんのり漂う。
味のインパクトもよく、ボディは期待通り、タンニンの質もよく特にさんとのバランスが大変良い。長く熟成できるタイプ。数年を経てから飲んでみたいと思った。
しかし、後でベースワインの方を飲んでみたが、こちらはタンニンにやや渋みが感じられ、普通だった…
“グァド・アル・タッソ2006”グァド・アル・タッソ(点数8.5おまけで+)
“Guad al Tasso 2006” Guad al Tasso –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン65%、メルロー30%、シラー5%
最初の印象は閉じている。そのせいか弱い。しかし、ゆっくり出てくるので良しとしよう。小さな森の木の実、花、実bacche酸がきれいでエレガント。ボルゲリの海岸線にたくさんある緑の茂みmacchia mediterraneaの香りなど、緑の香りがきれいに混じる。
味に優しさがあり、酸と塩味がちょうどよいくらいに感じられ、味の方もエレガント。もちろん、持続性はあるが、こんなに優しかったかしら?と思ってしまう。個人的に優しいワインは好きだし、良いとして、しかし、期待している人は期待を裏切られるのでは?と。
“イ・カスターニ2006”ミケーレ・サッタ(点数9.5)
“I Castagni 2006” Michele Satta –Toscana
カベルネ・ソーヴィニオン70%、シラー20%、テロルデゴ10%
緑がきれいで断然エレガント。深見と味の変化があり、その辺は大御所であり、ワイン造りを心から愛しているものとしてさすが。香りから、好きな人からもらった美しく嬉しい花束を思い出す。今咲いている花、薔薇、スミレ、緑が新鮮な茎、生けた花瓶の水の香り。香りを美しいと表現したくなる。
味も当然よく、酸味がきれいで、タンニンの質は当たり前によく、エレガント、心地良く、洗練されている。