キャンティの規定
もういい加減面倒臭いと思いながら、ちゃんと調べてみると面白い。(キャンティのページは40ページ以上!)
そういえば昔、キャンティ・クラシコの生産者が格下げのキャンティを作っていた時はそれなりに飲んでいたと思う。
それができなくなってから(のような気がする)、そういえば、今はキャンティは飲まないね~
だが、こうやってちゃんと調べてみると、以外と悪くなかったりして。
なんだか、懐かしさいっぱい。
*キャンティ・クラシコに関して別ページを参照してください~
DOC 1967年に制定
DOCG 1984年から
*当時はキャンティ・クラシコと一緒に一つのDOCG
1996年の大改革でキャンティ・クラシコが独立し、キャンティDOCGとなる
1.名称
ーキャンティ Chianti
ーキャンティ・スーペリオーレ Chianti Superiore
地域名入り
ーキャンティ・コッリ・アルティーニ Chianti Colli Aretini
ーキャンティ・コッリ・フィオレンティーニ Chianti Colli Fiorentini
ーキャンティ・コッリ・セネージ Chianti Colli Senesi
ーキャンティ・コッリーネ・ピサーネ Chianti Colline Pisane
ーキャンティ・モンタルバーノ Chianti Montalbano
ーキャンティ・モンテスペルトリChianti Monterpertoli
ーキャンティ・ルフィーナ Chianti Rufina
*7つあるのは有名です~(試験に出るよ~ なーんて)
2.品種
サンジョヴェーゼ Sangiovese 70ー100%
他はトスカーナで認可されている品種を使用することができる
*クラシコは「赤」ぶどう限定になっています~注意。
白ぶどう品種は10%まで
カベルネ・フランCabernet Fanc とカベルネ・ソーヴィニオンCabernet Sauvignon は15%まで
ただし今の所、キャンティ・コッリ・セネージだけは
サンジョヴェーゼ 75-100%
他は赤ぶどう限定 25%まで
カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニオンの使用は最高10%
ただし、2015年ヴィンテージまではトレッビアーノ・トスカーノ、マルヴァジア・デル・キャンティの使用は10%まで良い
*あれーこういうのやめてほしい。。。(どんぐりの背比べなのに)ボクだけちょっと違うのよ~
そして、今のところセネーゼだけだけど他も追随するかも??
いずれ、白ぶどうが混ぜられなくなったら悲しい。。。。
*なお、トスカーナで認可されている品種リストがだらだらあり(赤、白)見ると面白い。
すごーーーーーーくいろんな品種がある!(小さくて読めなかったらごめんなさい)
3.栽培地域
アレッツォ県
フィレンツェ県
プラート県
ピサ県
ピストイア県
シエナ県
4.栽培に関して
標高は700mまで
新しい畑はヘクタールあたり4000本以上
棚式の栽培は禁止(屋根式と前書いたような。。。日本語の方が難しかったりする今日この頃。。。)
ヘクタールあたりの収量 と ぶどうのアルコール度
キャンティ 9t 10、50%
キャンティ・コッリ・アレティーニ 8t 11、00%
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ 8t 11、00%
キャンティ・コッリ・セネージ 8t 11、50%
キャンティ・コッリ・セネージ・リゼルヴァ 8t 12、50%
キャンティ・コッリーネ・ピサーネ 8t 11、00%
キャンティ・モンタルバーノ 8t 11、00%
キャンティ・モンテスペルトリ 8t 11、00%
キャンティ・ルフィーナ 8t 11、00%
キャンティ・スーペリオーレ 7、5t 11、50%
*ややこしい。。。。統一して欲しいと思うのは私だけではないと思う。。。
ぶどう1本の収量(平均) 最高3キロ(1996年以前の畑は5キロまで)
3年目の畑 最高の収量の60%
4年目から通常通り
5.醸造に関して
=ゴヴェルノ・トスカーノ governo all’uso Toscano はOK
=最高のワインの収量 と ヘクタールあたりのワインの最高の収量
キャンティ 70% 63ヘクトリットル
キャンティ・スーペリオーレ 70% 52、5ヘクトリットル
あとは全て 70% 56ヘクトリットル
=熟成
2年以上の熟成で リゼルヴァRiserva を名乗れる
ただし
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ と キャンティ・ルフィーナ はリセルヴァを名乗るのに うち6ヶ月以上の木樽熟成 が必要
キャンティ・コッリ・セネージ はリゼルヴァを名乗るのに うち8ヶ月以上の木樽の熟成 と 4ヶ月以上のボトル熟成 が必要
*いいかげんにして~お願い~
販売は収穫の翌年の3月1日から
ただし
キャンティ・モンテスペルトリ は6月1日から
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ と キャンティ・ルフィーナ と キャンティ・スーペリオーレ は9月1日から
*統一してほしいよね~ でもイタリアはこういうのができない。。。。
6.ワイン
キャンティ
最低アルコール度 11、50%
最高残糖分 4、0g/l
最低酸度 4、5g/l
最低エストラクト 20g/l
リゼルヴァは アルコール度 12%、エスラクト 22g/l
キャンティ・コッリ・アレティーニ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・コッリ・セネージ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 13、00%、23g/l
キャンティ・コッリーネ・ピサーネ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・モンタルバーノ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リセルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・モンテスペルトリ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・ルフィーナ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リセルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・スーペリオーレ
12、00%、4g/l、4、5g/l、22g/l
*見ていて頭が痛くなるのは私だけではないだろう。同じように見えても(残糖分と酸度を除いて)ビミョ~に違う。
イタリア人はこういう統一ができない。。。。
うちの畑はあっちのよりいいんだよ~というのを見せたいなら、、別にこれは最低、最高の基準なのだから、個人的に差をつければいいだけなのに。。。。
7.ラベルなど
畑入りは認められている
8.ボトル
伝統的なフィアスコ入りは認められている
以上です~ 疲れた。
でもまだブルネッロもある。。。
もういい加減面倒臭いと思いながら、ちゃんと調べてみると面白い。(キャンティのページは40ページ以上!)
そういえば昔、キャンティ・クラシコの生産者が格下げのキャンティを作っていた時はそれなりに飲んでいたと思う。
それができなくなってから(のような気がする)、そういえば、今はキャンティは飲まないね~
だが、こうやってちゃんと調べてみると、以外と悪くなかったりして。
なんだか、懐かしさいっぱい。
*キャンティ・クラシコに関して別ページを参照してください~
DOC 1967年に制定
DOCG 1984年から
*当時はキャンティ・クラシコと一緒に一つのDOCG
1996年の大改革でキャンティ・クラシコが独立し、キャンティDOCGとなる
1.名称
ーキャンティ Chianti
ーキャンティ・スーペリオーレ Chianti Superiore
地域名入り
ーキャンティ・コッリ・アルティーニ Chianti Colli Aretini
ーキャンティ・コッリ・フィオレンティーニ Chianti Colli Fiorentini
ーキャンティ・コッリ・セネージ Chianti Colli Senesi
ーキャンティ・コッリーネ・ピサーネ Chianti Colline Pisane
ーキャンティ・モンタルバーノ Chianti Montalbano
ーキャンティ・モンテスペルトリChianti Monterpertoli
ーキャンティ・ルフィーナ Chianti Rufina
*7つあるのは有名です~(試験に出るよ~ なーんて)
2.品種
サンジョヴェーゼ Sangiovese 70ー100%
他はトスカーナで認可されている品種を使用することができる
*クラシコは「赤」ぶどう限定になっています~注意。
白ぶどう品種は10%まで
カベルネ・フランCabernet Fanc とカベルネ・ソーヴィニオンCabernet Sauvignon は15%まで
ただし今の所、キャンティ・コッリ・セネージだけは
サンジョヴェーゼ 75-100%
他は赤ぶどう限定 25%まで
カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニオンの使用は最高10%
ただし、2015年ヴィンテージまではトレッビアーノ・トスカーノ、マルヴァジア・デル・キャンティの使用は10%まで良い
*あれーこういうのやめてほしい。。。(どんぐりの背比べなのに)ボクだけちょっと違うのよ~
そして、今のところセネーゼだけだけど他も追随するかも??
いずれ、白ぶどうが混ぜられなくなったら悲しい。。。。
*なお、トスカーナで認可されている品種リストがだらだらあり(赤、白)見ると面白い。
すごーーーーーーくいろんな品種がある!(小さくて読めなかったらごめんなさい)
3.栽培地域
アレッツォ県
フィレンツェ県
プラート県
ピサ県
ピストイア県
シエナ県
4.栽培に関して
標高は700mまで
新しい畑はヘクタールあたり4000本以上
棚式の栽培は禁止(屋根式と前書いたような。。。日本語の方が難しかったりする今日この頃。。。)
ヘクタールあたりの収量 と ぶどうのアルコール度
キャンティ 9t 10、50%
キャンティ・コッリ・アレティーニ 8t 11、00%
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ 8t 11、00%
キャンティ・コッリ・セネージ 8t 11、50%
キャンティ・コッリ・セネージ・リゼルヴァ 8t 12、50%
キャンティ・コッリーネ・ピサーネ 8t 11、00%
キャンティ・モンタルバーノ 8t 11、00%
キャンティ・モンテスペルトリ 8t 11、00%
キャンティ・ルフィーナ 8t 11、00%
キャンティ・スーペリオーレ 7、5t 11、50%
*ややこしい。。。。統一して欲しいと思うのは私だけではないと思う。。。
ぶどう1本の収量(平均) 最高3キロ(1996年以前の畑は5キロまで)
3年目の畑 最高の収量の60%
4年目から通常通り
5.醸造に関して
=ゴヴェルノ・トスカーノ governo all’uso Toscano はOK
=最高のワインの収量 と ヘクタールあたりのワインの最高の収量
キャンティ 70% 63ヘクトリットル
キャンティ・スーペリオーレ 70% 52、5ヘクトリットル
あとは全て 70% 56ヘクトリットル
=熟成
2年以上の熟成で リゼルヴァRiserva を名乗れる
ただし
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ と キャンティ・ルフィーナ はリセルヴァを名乗るのに うち6ヶ月以上の木樽熟成 が必要
キャンティ・コッリ・セネージ はリゼルヴァを名乗るのに うち8ヶ月以上の木樽の熟成 と 4ヶ月以上のボトル熟成 が必要
*いいかげんにして~お願い~
販売は収穫の翌年の3月1日から
ただし
キャンティ・モンテスペルトリ は6月1日から
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ と キャンティ・ルフィーナ と キャンティ・スーペリオーレ は9月1日から
*統一してほしいよね~ でもイタリアはこういうのができない。。。。
6.ワイン
キャンティ
最低アルコール度 11、50%
最高残糖分 4、0g/l
最低酸度 4、5g/l
最低エストラクト 20g/l
リゼルヴァは アルコール度 12%、エスラクト 22g/l
キャンティ・コッリ・アレティーニ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・コッリ・フィオレンティーニ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・コッリ・セネージ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 13、00%、23g/l
キャンティ・コッリーネ・ピサーネ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・モンタルバーノ
11、50%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リセルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・モンテスペルトリ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リゼルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・ルフィーナ
12、00%、4g/l、4、5g/l、21g/l
リセルヴァ 12、50%、22g/l
キャンティ・スーペリオーレ
12、00%、4g/l、4、5g/l、22g/l
*見ていて頭が痛くなるのは私だけではないだろう。同じように見えても(残糖分と酸度を除いて)ビミョ~に違う。
イタリア人はこういう統一ができない。。。。
うちの畑はあっちのよりいいんだよ~というのを見せたいなら、、別にこれは最低、最高の基準なのだから、個人的に差をつければいいだけなのに。。。。
7.ラベルなど
畑入りは認められている
8.ボトル
伝統的なフィアスコ入りは認められている
以上です~ 疲れた。
でもまだブルネッロもある。。。
バローネ・リカーゾリ ブローリオ・キャンティ・クラッシコ 750ml | |
BARONE RICASOLI(バローネ・リカーゾリ) | |
フードライナー |