乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

麗江古城で歌い踊るナシ族の女性 雲南省 昼の麗江古城

2007-02-18 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

 

 昼の麗江古城

     麗江古城で歌い踊るナシ族の女性

 

 

 麗江古城を入ってすぐの広場でも、ナシ族の歌舞を見た。

 両手をつないで『相手のいない箪笥長持ち』のような踊りの歌舞は有名らしく、麗江の色々な場所で見ることができた。

 ここ麗江古城でも踊りの輪の中に入っておどり歌うことは可能。

 ただ中国北部からの観光客や諸外国のカメラマニアの方があまりにも多いため、歌舞に参加するとじゃまになりそうなの止める。『人間あきらめが肝心』と心に言い聞かせる。

 

 

 古城を入って土産物屋や飲食店の付近は比較的新しい。

 麗江は1996年M7.0の震災で甚大な被害を受け、再建されたようだ。

 

 

 古城の中に進み登ってゆくにつれ、昔ながらの落ち着いた町並みの表情を現す。

 上には糸杉のきれいな麗江獅子山公園がある。

 入園料一人十五元。

 中に入ってしばらく歩いたが、糸杉ばかりが続く。

 時間や距離などの先が見えない、一人として人に出会わないという二つの理由で途中で断念。

 夫は最後まで行きたかったようだが、今回はあきらめてもらう。

 しめてて三十元のパァ。

 私たちは町並みを楽しみながら、ゆっくりとしたに向かった。

 

 

 しっかりとした美しい石畳と木で作られた家並み、屋根やその組方が美しい。 

 形が面白いのでガイドに問うてみると、屋根の形は鳥を表し、屋根から正面に垂れ下がる魚の形の木は水を表していると教えてくれた。

 

 

 屋根の上には可愛らしい形の陶器の猫が的を眺めている。

 街の方々の看板には可愛らしいトンパ文字。

 ところどころにミロのようなトンパ独特の色付けのも文字とも絵とも考えられる額が飾られている。

 可愛らしい形の陶器の猫の意味合いは定かではないが、この猫とトンパ文字はよく似合う。

 

 

 麗江獅子山公園から二時間弱をかけてゆっくりと広場に着くと、写真の女性たちはまだおどり続けていた。

 ご年配の女性も多く、少ししゃがれた声で歌われる平たい旋律が妙に心に残る。

 とても美しい歌声(掛け声)だった・・・

 

 

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ナシ族民族音楽(麗江古城の入り口広場) 雲南省 昼の麗江古城

2007-02-18 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

 

    ナシ族民族音楽

 

 麗江古城の入り口付近でもナシ族民族音楽を聞く。

 麗江はナシ族自治県の中心地で、多くのナシ族の方たちに出会うことができる。

 特にご年配の方々は日常生活においても民族衣装を着ておられることが多い。

 800年の歴史を持つ屋根と石畳に特徴を持つ美しい麗江古城には、音楽を愛するナシ族と、トンパ文字がよく似合う。

 麗江ではナシ族の他に 漢族、ペー族、イー族、リス族などの民族も混住。

 独特の文化を持っているこの麗江古城のなかにも民宿があり、再度ここを訪れるならば古城内で数日間を過ごしてみたい。夫婦そろって、夜遊びしたいなどとばかげた思いを膨らませてしまう、そんな楽しい文化に出会えるところだ。

 

 

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納西族(ナシ族)の歌い踊るおばあちゃんたち 雲南省/麗江/白沙村

2007-02-18 | 中国 2006~2019(7回)・台湾・ベトナム

 

  雲南省 麗江 白沙村

        納西族(ナシ族)の歌い踊るおばあちゃんたち

 

 

 麗江から北12km地点に白沙村がある。

 この白沙村は明清時代は麗江の政治・文化の中心地であったことをガイドが教えてくれる。

 

 

 私たちはまず白沙村で有名な『麗江壁画』を楽しむ。

 『麗江壁画』とは木氏が納西族(ナシ族)、漢族、ぺー族、チベット族の画家に描かせた 大乗仏教、チベット仏教、道教などの宗教画の一つで、保存状態は至って良好。

 大胆な筆使いと時空を超えたこなれた色彩が魅力的。

 建物の外は写真を撮ることはできるが、壁画は不可。

 観光客の私も、このままのきれいな保存を望む。

 

 

 白沙村は麗江の豪族・木氏土司が住んでいた。

 現代でも多くのきらびやかな建築物の一部が残されている。

 この白沙村には村や家に囲いが無いとガイドが説明。

「木さんの木に囲いをつけると、困りますからねぇ。」

とガイドは笑って付け加える。

 木さんの洒落たジョークとこだわりである。

 

 

 麗江壁画と白沙村を堪能した後、我らは納西族家庭料理を楽しむ。

 ここは白沙村から麗江に少しばかり移動したレストラン。

 食後レストランの横を2分ほど進むと広場があり、納西族(ナシ族)の歌い踊るおばあちゃんたちに出会う。

 おばあちゃんたちは納西族(ナシ族)特有の趣のある歌と踊りを披露してくれる。

 歌の内容はわからないが、日本の『♪箪笥長持ち』に似た踊りで、歌は旋律が平坦。 

 物語のように皺の感じるよい声で歌う。

『これが納西族(ナシ族)のリズムの一つなんだな・・・』

と思うと、喜びもひとしお。

 

 おばあちゃんたちの歌舞の前には台と籠が置かれている。

 私は彼女たちの歌舞の中に入り、いっしょに足を上げ歌う。

 リズムの取れない私の姿におばあちゃんたちが笑う。

 つられて私も笑う。

 休みを利用して旅に同行してくれた夫がシャッターを押してくれる。

 

 籠の中には5元、10元、20元、50元の札が認められた。

 私は心ばかりのお礼を籠の中に入れて、彼女たちの輪から外れた。

 後で写真を見ると、純粋に笑っている私の姿。

 楽しかった~~

 納西族(ナシ族)のおばあちゃんたち、思い出をありがとう・・・

 

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大理古城でペー族の民族音楽に聞き惚れる

2007-02-18 | 舞台・芝居

 

 大理古城の舞台

     ペー族の民族音楽

 

 

 大理古城は麗江の古城とはまた違った感じ。

 古城の景観そのものは私の場合は麗江のポイントが高いが、ここ大理古城ではあちらこちらで歌と演奏、或いは大人数の民族音楽の演奏が奏でられ、心地の良い観光地である。

 城壁の壮大さや形は美しい。

 レンガは10センチ×20センチもあるだろうか・・・普通より大きなレンガは薪で焼かれているので、石などを含んでもわれないといった特徴があるとのこと。歴史を感じさせる。

 

 大理古城を入ると両脇にはみやげ物店が軒を連ねている。

 中でも『大理風情特産 烤乳扇 雲南十八回怪』といった山羊の乳を平らにした湯葉のようなものを熱をかけて箸で巻き、蜂蜜?をかけたような食べ物が美味い。

 この菓子はかなり甘く、手はべたべたになるが、独特の香りが素晴らしく印象的な味。但し服を汚さないといった注意が必要。あらかじめ濡れティッシュをよういされたし。

 これだけ強烈に脳裏に焼きつく菓子が一本二元。

 これは買い得である。

 

 華やかな趣深い大理古城を進むと、幅の狭い川と橋。

 もう少し進むと少し狭い目の広場。

 広場の向こうにはまた未知が続く・・・

 

 この空間に人が十人ほど楽器を持って演奏できる舞台がある。

 日本の能舞台に比べると狭い。

 形は四角で、全方向から楽しむことができる。

 屋根は独特の形。柱や天井にも特徴的な文様と鮮やかな色彩が認められる。

 

 楽器はやはりペルシャから来たような楽器や中国らしい楽器。

 ペー族の歌の旋律はきわめて美しい。

 哀愁が漂い、内容は分からなくても、心に染み入る歌い方・・・

 ギャラリーは少なく、私たち二人だけだったが、それでも彼らは満足げに歌ってくれた。

 私たちは時間が許す限りの何曲かを楽しんで彼らの歌と別れた。

  できることなら、ずっとその場にいたかった・・・

 

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