チャイは国にとって飲み方が違うらしい。
中国は水の変わりに、食事中も飲む。
これは、日本も同様か・・・。
イランでは紅茶を入れ、受け皿を左手に持って、口の中に氷砂糖や角砂糖のようなもの、乾燥果実を含んで茶を楽しむ人も多い。
イランでは食事中はドゥーグゥと言うヨーグルトにミントと塩を加えたものか、コーラかオレンジ十スを飲むことが多い。
チャイは食事の後や、ほっこりしたい時に飲むようだ。
先日 こどもの一人がインドから帰ってきた。
インドのチャイは日本で飲むようなものとは違い、スパイシーで甘くうまかったという。
あまりのうまさに、毎日毎日楽しんだという。
インドチャイの苦手だった私としては、目からうろこである。
インドのチャイは素焼きの陶器の茶碗に入っているという。
日本円にして一杯十円。
素焼きの器は使い捨てで、飲んだ後は、勢いよく地面にたたきつけ、割れ具合を楽しむという。
貧乏性の私は、素焼きの器を使い捨てるのは、もったいないのではないかと思った。
しかしながら 衛生上の問題やカースト制を考えると、インドからすれば当然とも考えられるのか・・・・・・。
インドでは階級制を目の当たりにしたという。
さてさて、こどもはインドのチャイを買ってきてくれた。
インドでは紅茶にスパイスとミルクを入れて、お鍋で煮込んだものを『チャイ』と呼んでいるらしい。
ここまでは分かっていたが、スパイスを思いの外多く入れることは知らなかった。
スパイシーなチャイはアクセントが効いて、かなり濃厚でさわやか。単純な味ではない。
「これはうまい!」
とのりにのって、家族三人で話に花を咲かせた。
尚、不思議なことに、中国やイランでもそうであったように、インドでも普通にリプトンティパックが飲まれているという。
どうもリプトンティパックとネスカフェはどこに行っても共通な気がする・・・。(笑み)