記録だけ
2008年度 110冊目
『新潮日本文学アルバム 開高 健』
新潮日本文学アルバム 52
開高 健
株 新潮社
2002年4月25日発行
111ページ 1200円+税
新潮日本文学アルバム 開高 健 を楽しむ。
懐かしいな。
学生時代はととこのロマンに憧れて、その一部でもと思ッたが、魚釣りは難しい。
父は結構釣りが好きで、手先が器用なものだから、釣りの浮き輪もいっぱい作っていたな。
何度か釣れてもらったが、うごめくエサを針に付けるところで、 軟弱な私は釣りをあきらめた。
ならばお食事!とばかりに神戸へ行っては明石焼き、沖縄に行っては てびちやうりずんのとうふよう・・・。新聞のバス旅行で和田金ツアーがあったので、試食程度の焼き肉とすき焼きを食べにもいった。しかしながら、大学生のお金では、続かない。
開高氏が書き連ねたうまそうな食事を総て食べたいとも思うたが、金が続かず、あっけなく入り口程度で幕を閉じた。
そんなこんながあってか、今でも食べることは好きである。
どこに行っても、結構どんな料理でも 美味しくてもまずくても 一応は残さず食べるのは、私の特技である。
また、海外一ヶ月程度では日本食を恋しがらないどころか、帰国後は暫く料理の再現が続くといったどん欲さは、彼の影響を受けたのかも知れない。
ただし、私は和食の大好きであることも付け加えておきたい。
開高氏が結局行き着いたのは水・・・という小説の結末を若かりし私は信じこみ、山に出かけては名水も求めた。
そうしてのちになって知ったのは・・・彼は煮込み肉が好きだったとのこと。
まぁ、真実とはえてして こんなものである(笑み)
新潮日本文学アルバムによると、開高 健氏は日高六郎氏とも交流があったらしい。
その旨夫に問うと、詳しく教えてくれた。
パニック パニック パニパニパニック・・・
若い頃 彼の小説で手に入るものはほとんど読んだが、彼の小説も読みたくなってきた。
世の中にはいろいろな本がいっぱい出版されているというのに、二度読む事はいかがだろうか・・・。
誰か忘れたが、有名な人が、二度読む時間はないといっていたっけ・・・あれは誰だったのかな?
そういうと本日図書館より連絡があった。
先日お願いしておいた三冊のうちの二冊が届いたそうだ。
二冊なら、宮田登全集の方かも知れない。
明日は図書館に向かってみよう^^
図書館に対する感謝の念は大きい。