(写真はイランのエスファハーンのバザールの壁)
いつ頃からだろうか、壁に興味を持ったのは・・・。
学生時代、美術館にテーマをおいて、ヨーロッパを7ヶ国見て回った事がある。
その頃私は、父のニコンF2を押しのけて、わざわざオリンパスのバカチョンカメラを購入。
確か1万円前後で、学生の私にはきつかった。
オリンパスのバカチョンカメラはフィルム1本36枚とりで 72枚~74枚も撮すことができるといった優れもの。
おまけに私にも撮すことができた(笑み)
そのカメラでフィルム10本以上もとってしまったから、たまらない。
父に頼んで、現像代を確保。
焼き上がった中にはポンペイの貴重な壁画などもあるにはあったが、各国のこどもたちや壁の写真が多かった。
今になって思えば、その頃から壁に惹かれる私がいる。
多分、安部公房氏を尊敬しているためだろう・・・
何事においても、単純である。