乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『うわさの神仏』其ノ二 あやし紀行 加門七海 著 集英社文庫

2008-12-27 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(この写真は前にUPした猿沢の池.

 逆さにしてみたよ。

 ところで・・・写真(小)は、全部本物だよ。)

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2008年度 148冊目  

 

 『うわさの神仏』其ノ二 あやし紀行

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 加門 七海著

 集英社文庫

 2007年3月25日第7版

 256ページ 495円+税

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『うわさの神仏』日本闇世界 めぐりに続く第二弾、『うわさの神仏』其ノ二 あやし紀行を読む。

 今回も実に愉快。

 楽しませていただきました。

 

 東北、京都、出雲、大阪、奈良、沖縄、吉野、長野、恐山、台北などの紀行ならず 奇行の数々を、自らの経験にもとづき書き進められているところがいやはや 潔くて好きだな。

 これって、変なテレビドラマを見ているよりも、楽しいよ。

 

 あ!そうだ。

 沖縄の項ではグスク(城)についても書かれていたよ。

 

 それにしても彼女の経験は読んでいてにやけてくるな。

 また、読もうっと。

 簡単且つコミカルなタッチの文章。

 中には首を傾げる部分もあったが、全体をとおして、満足^^

 

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『河原にできた中世の町 ~へんれきする人々の集まるところ~』  (絵本)網野善彦 文  司修 絵

2008-12-27 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫

(写真は奈良の墨阪神社にて) 

 

記録だけ  

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 2008年度 147冊目  

 

 『河原にできた中世の町     

    ~へんれきする人々の集まるところ~』 

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 網野 善彦 文   

 司 修 絵 

 岩波書店  (絵本) 

 1990年10月15日第5版

 55ページ 1650円

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 網野善彦氏を検索の上、図書館に行く。

 毎日賞をとったという目当ての本は貸し出し中。

 でも、網野善彦氏の絵本を見つけたよ。

 

 この絵本は、書庫にしまい込まれていた。

 本は美しく、あまり貸し出された形跡はない。

 

 巻末の説明は詳しく見事。

 以前にも宮田登氏 文の絵本(同仕様・岩波)を楽しんだが、それと同じ形式。

 とても詳しく、充実。

 司 修氏の絵も見事に上手く描き出され、堪能。

 絵本なので、イメージも広がりやすい。

 

 歴史と民俗学を融合。

 時代をとおして、人々の暮らしぶりが理解できるといった良書絵本。

 今まで民俗学関係の本で度々出てきた内容が、川を支軸に丁寧に説明。

 子供にも大人にも満足がいくよう 書き上げられていた。

 

 理屈抜きで、楽しめる一冊。

 

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