(写真は2008 12/18 奈良の猿沢の池。
能楽の帰りに 猿沢の池に立ち寄る。
この日は珍しく、亀が見あたらなかったんだ。
おかしいな…。
寒いから、池の中にお潜りになっていたのかな?)
記録だけ
2008年度 141冊目
『ケガレの民俗誌』差別の文化的要因
宮田 登 著
人文書院
1996年2月15日第6版
270ページ 2400円+税
先日から読むすすめていた『ケガレの民俗誌』差別の文化的要因を本日読完。
この本は私の好きな宮田登氏の書かれたもの^^
図書館にあったことは知っていたのだが、なにげに手つかずでいた。
ところがこの本がなかなか面白い。
そう感じるのも、先日、町主催のハォキングに出かけたためかも知れない。
奈良に住まいて十余年もたつが、奈良のことを全く知らない。
町報冊子を見ていると、地名の意味合いなども含めてのフィールドワーク。
最近少しだけ民俗学にはまっている私としては、これは逃す手はない。
また、歩いたことも見たこともない未知なるの空間。
案の定話は面白く、帰宅後、家族やこどもをつかまえて、話し込んだ。
が、結局聞いてくれるの夫のみ。
今回この本を読んで、牛解きの意味や皮剥、その他女性や山伏や、色々広範囲な部分から民俗学が説かれていた。
とても面白い。
あまりにも面白いので、メモをとりながら読むと、時間がかかった。
ぁはは☆^^☆
そうこうしているうちに、図書館から、電話を頂いた。
お願いしていた宮田登他の本が届いたという。
図書館には、感謝の気持ちで一杯。
この場を借りて、御礼申し上げます。