猿沢池
大和路アーカイブ 奈良県観光情報 HPより ▼
興福寺の放生池。
わずか360mの周囲には柳が植えられており、大変風情がある。小さな池ではあるが、水面に興福寺五重塔の影が映る様子は、奈良公園には欠かせない景観の一つに挙げられる。また、甲羅干しをする亀でも知られている。奈良時代、帝の寵愛が衰えたことに悲嘆した釆女が身投げをしたとの言い伝えもあり、池畔には祭神を釆女とする釆女神社がある。
ほうじょう‐ち【放生池】とは 大辞泉より▼
捕らえた魚類などを放してやるために設けた池。→放生会(ほうじょうえ)
大和路アーカイブ 奈良県観光情報 HPより ▼
猿沢池の西北の隅に鳥居を背にした珍しい(采女)神社があります。これが采女神社で『大和物語』によりますと
「奈良時代に帝に仕えていた采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした。」
と伝えられています
2012年5月27日 奈良 猿沢池(興福寺の放生池)