乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『高坏』平成23年明治座 / 『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』平成23年新橋演舞場

2012-12-24 | TVで 歌舞伎・能楽


 『高坏』
出演:中村勘太郎(現・勘九郎) 中村亀鶴 澤村宗之助 片岡亀蔵
2011年(全3話)
34分
カラー
下駄でタップという趣向が楽しい軽妙洒脱な踊り。 花見に出かけた次郎冠者は、主人から高坏(たかつき=盃をのせるための道具)を買ってくるよう命じられた。高坏がどんなものかを知らず、困った次郎冠者は「高坏買いましょう」と声をはりあげて歩き始める。するとそこへ高足売が現われて…。 高足売りが言葉巧みに騙して下駄を売りつけるところが笑いを誘う。下駄でタップという趣向が楽しく、酔っ払って転げそうになりながらも巧みに下駄を操り、拍子を取って踊る場面が最大の見せ場。初演は昭和8年、勘太郎の曽祖父に当たる六代目菊五郎が、当時流行していたタップ・ダンスの技法をとりいれて演じた。勘太郎の次郎冠者、亀鶴の高足売、宗之助の太郎冠者、亀蔵の大名某で。 (2011年/平成23年5月・明治座)



 『新皿屋舗月雨暈~魚屋宗五郎』
出演:尾上菊五郎 中村時蔵 尾上松緑 尾上菊之助 尾上右近 藤間大河 片岡亀蔵 市村萬次郎 市川團蔵 坂東三津五郎 市川左團次
2011年
78分
カラー
年末年始は二ヶ月連続で“江戸の匂い”を感じさせる俳優・尾上菊五郎を大特集! 江戸前の粋な二枚目から美貌の女方まで、音羽屋ならではの颯爽とした芸風を凝縮した代表作をお届けする。 江戸庶民の粋と哀感を描いた河竹黙阿弥の生世話物の名作。 魚屋宗五郎の家では、妹のお蔦が奉公先の磯部主計之助によって不義の咎で手討ちにされたと知り皆が悲しみに暮れている。しかし弔問に来たお蔦の朋輩おなぎの話から濡れ衣であった事が判明。禁酒中の宗五郎だったが、妹の無惨な死に耐えかねて酒を飲んで泥酔し磯部邸に乗り込んでいく。 菊五郎の宗五郎、時蔵のおはま、松緑の三吉、菊之助のおなぎ、三津五郎の磯部主計之助、左團次の裏戸十左衛門で。(2011年/平成23年11月・新橋演舞場)




 またまた今日もテレビで歌舞伎
 オードブルとお酒をいただきながらながらの歌舞伎は
 これまた良いものでごじゃリまするなぁ

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表の看板 三味線屋 ちょと寄って くだしゃんせ 裏から回って 三軒目

2012-12-24 | ことのは


 
 松阪に三味線やさんがありました。

 

   
 下駄隠し   ちゅうれんぼう 
 おくにに   十年            (ちゅうねん…笑)
 はしりの下の ネズミが
 草履を加えて ちゅっちゅくちゅ
 ちゅっちゅくまんじゅは 誰が食た
 誰も食わない わしが食た
 表の看板   三味線屋
 ちょと寄って くだしゃんせ        (わたくしの地域では、掛詞:下さいしゃみせん という意味)
 裏から回って 三軒目           
                      京都市内で歌う
   
 
 

 こどもの頃、遊んでいました
 わたしが歌っていたのは上の歌詞ですが、
 ネットで見ると、もっと短い歌が多いようです。
 みなさんはどんな風に歌っていましたか?

 
コメント (4)
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松阪で食す。豊国もあった!      (10景)

2012-12-24 | お出かけ

 


 月並な記録で申し訳ございません。
 もうずいぶん前になりますが、この秋、松阪でお肉をいただきました。
 今回は和田金ではなく、牛銀
 開高健さん丸谷才一さん、御免御免、ごめんなしゃいまっしぃ(笑)
 
 和田金は今やすごく立派な店構えでございますが…
 牛銀は外も中も昔ながらの趣が残っています。
 この造りは懐かしい思いがこみ上げてまいります。
 牛銀には豊国などの浮世絵がわんさか飾られていました。(嬉)







 
 牛銀のオーナーは相撲をとっていらっしゃった方らしく、お相撲の浮世絵が多いのが特徴。
 松阪ということで、海女の画もいくつかありました。


 残念なことに舌の上でとろける「あぶりやき」が品切れ(泣


     
 なので、とりあえず、すき焼き肉三人前
 続きまして(笑)すき焼き二人前
 三人で、合計五人分のすき焼きをいただきました(まぁ!になる)
 

 おいしかったでごじゃりまする(オロオロになる)


 松阪記録
 「本居宣長記念館」 三重県松阪市殿町1536-7  (10景 内資料5枚)

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184:『歌舞伎名作集』「どんどろ」/ 『近松全集第十五巻』『十五巻印影』「けいせい阿波のなると」

2012-12-24 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本



184:『歌舞伎名作集』より「どんどろ」、『近松全集第十五巻』『近松全集第十五巻印影』より「けいせい阿波のなると」


『近松全集第十五巻印影』より「けいせい阿波のなると」


『近松全集第十五巻印影』より「けいせい阿波のなると」


『近松全集第十五巻』「けいせい阿波のなると」




 岩波日本古典文学大系49『近松浄瑠璃集上』より「夕霧阿波鳴渡」近松門左衛門を読んだが、あまりにも思っていた内容と違ったので、続けて『歌舞伎名作集』より「どんどろ」、『近松全集第十五巻』『近松全集第十五巻印影』より「けいせい阿波のなると」を読む。

『歌舞伎名作集』の説明は簡単で短く。流れがわかりよい。

『近松全集第十五巻印影』で絵と文字のデザインを楽しみ、三ページほど読んだあと、全体を『近松全集第十五巻』で読む。

 やはり文楽と言うより、わたくしには歌舞伎役者の声が聞こえるので、その抑揚に文を載せて読み進めた。


 こゝろに描く内容とのずれを感じたが、おもしろかった。










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183:  岩波日本古典文学大系49『近松浄瑠璃集上』より「夕霧阿波鳴渡」近松門左衛門

2012-12-24 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本



183:  岩波日本古典文学大系49『近松浄瑠璃集上』より「夕霧阿波鳴渡」近松門左衛門


 岩波日本古典文学大系49『近松浄瑠璃集上』より「夕霧阿波鳴渡」を読む。

 途中、藤十郎さん、片岡我當さん、仁左衛門さん、芝雀さん、扇雀さんの声が聞こえてきて、この役者さんの台詞に乗せて読むと大変面白い。

「夕霧阿波鳴渡」は思っていた筋書きとは大きく違っていた。本も舞台も楽しいなぁ~☆

 




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