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(5月の庭)
『権三と助十』『恋女房染分手綱~重の井』(見た順)
今月二度目の『権三と助十』『恋女房染分手綱~重の井』を見ました。
両演目、大変満足致しました。
『権三と助十』は江戸らしい店舗の良さ。
時蔵さんらは真面目な顔をして大笑いさせて下さいます。
歌舞伎は面白いなぁと思える芝居です。
『恋女房染分手綱~重の井』を見て涙が溢れ出ました。
好きな演目の一つです。
福助さんと児太郎さんの真野良い見事な場面に拍手です。
児太郎さんは『銘木先代萩』でも子役の実力を発揮されていますが、子役とはよべないくらいに真野良いお上手な役者さんの一人だと、いつも感心致します。
福助さんの名演技で福助さんの身を案じ、今は亡き芝勘さんの事も思い浮かべました。
芝居が悲しく、また、福助さんのことが気にかかります。良くなられます事を祈願しております。
『権三と助十』
本編尺:82分
製作年:2006年
製作会社:歌舞伎座
出演:尾上菊五郎 坂東三津五郎 中村時蔵 河原崎権十郎 尾上松也 片岡亀蔵 片岡市蔵 坂東秀調 市川團蔵 坂東彦三郎 市川左團次 澤村田之助
駕籠かきの権三と相棒の助十を中心にした長屋の人々の親しみやすく喜劇味溢れるドタバタ劇。
神田橋本町の裏長屋に住む権三(菊五郎)と助十(三津五郎)。普段から、権三の家では夫婦喧嘩、助十の家では兄弟喧嘩が絶えない。さて今日は年に一度、長屋の住人総出で井戸の掃除を行う井戸替えの日。そんな折、家主のもとへ小間物屋彦兵衛の息子彦三郎(松也)がやってきて、自分の父親は濡れ衣で捕まり牢死したと訴える。事の真相を追求すると…。権三に菊五郎、助十に三津五郎、女房おかんに時蔵、弟助八に権十郎、彦三郎に松也、左官屋勘太郎に團蔵、家主六郎兵衛に左團次、彦兵衛に田之助と、菊五郎劇団ならではのテンポの良い芝居をお届けする。
(2006年/平成18年5月・歌舞伎座)
『恋女房染分手綱~重の井』
本編尺:68分
製作年:2005年
出演:中村福助 中村児太郎 坂東亀三郎 坂東亀寿 中村七之助 坂東彌十郎
身分違いの母と息子の出会いと別れが描かれる、涙なくしては見られない「子別れ狂言」。福助と息子・児太郎の親子共演で、五代目歌右衛門以来の成駒屋の家の芸をお届けする。
武家に生まれた調姫は、未だ幼いうちに政略結婚のため父母に別れ遠国に行くのを嫌がっている。その姫を慰めた馬子の三吉(児太郎)も、元は武家の生まれだったが事情があって浪人した父と離れ、馬子としてひとりで生計を立てなければならない身の上だった。親の都合できめられた運命だが子供はそれをどうすることもできない。姫の乳母である重の井(福助)は、せっかく巡り合った息子の三吉を前にするも、忠義を優先して親子の情を押さえ込んでしまう…。
(2005年/平成17年12月・歌舞伎座)
『権三と助十』『恋女房染分手綱~重の井』(見た順)
今月二度目の『権三と助十』『恋女房染分手綱~重の井』を見ました。
両演目、大変満足致しました。
『権三と助十』は江戸らしい店舗の良さ。
時蔵さんらは真面目な顔をして大笑いさせて下さいます。
歌舞伎は面白いなぁと思える芝居です。
『恋女房染分手綱~重の井』を見て涙が溢れ出ました。
好きな演目の一つです。
福助さんと児太郎さんの真野良い見事な場面に拍手です。
児太郎さんは『銘木先代萩』でも子役の実力を発揮されていますが、子役とはよべないくらいに真野良いお上手な役者さんの一人だと、いつも感心致します。
福助さんの名演技で福助さんの身を案じ、今は亡き芝勘さんの事も思い浮かべました。
芝居が悲しく、また、福助さんのことが気にかかります。良くなられます事を祈願しております。
『権三と助十』
本編尺:82分
製作年:2006年
製作会社:歌舞伎座
出演:尾上菊五郎 坂東三津五郎 中村時蔵 河原崎権十郎 尾上松也 片岡亀蔵 片岡市蔵 坂東秀調 市川團蔵 坂東彦三郎 市川左團次 澤村田之助
駕籠かきの権三と相棒の助十を中心にした長屋の人々の親しみやすく喜劇味溢れるドタバタ劇。
神田橋本町の裏長屋に住む権三(菊五郎)と助十(三津五郎)。普段から、権三の家では夫婦喧嘩、助十の家では兄弟喧嘩が絶えない。さて今日は年に一度、長屋の住人総出で井戸の掃除を行う井戸替えの日。そんな折、家主のもとへ小間物屋彦兵衛の息子彦三郎(松也)がやってきて、自分の父親は濡れ衣で捕まり牢死したと訴える。事の真相を追求すると…。権三に菊五郎、助十に三津五郎、女房おかんに時蔵、弟助八に権十郎、彦三郎に松也、左官屋勘太郎に團蔵、家主六郎兵衛に左團次、彦兵衛に田之助と、菊五郎劇団ならではのテンポの良い芝居をお届けする。
(2006年/平成18年5月・歌舞伎座)
『恋女房染分手綱~重の井』
本編尺:68分
製作年:2005年
出演:中村福助 中村児太郎 坂東亀三郎 坂東亀寿 中村七之助 坂東彌十郎
身分違いの母と息子の出会いと別れが描かれる、涙なくしては見られない「子別れ狂言」。福助と息子・児太郎の親子共演で、五代目歌右衛門以来の成駒屋の家の芸をお届けする。
武家に生まれた調姫は、未だ幼いうちに政略結婚のため父母に別れ遠国に行くのを嫌がっている。その姫を慰めた馬子の三吉(児太郎)も、元は武家の生まれだったが事情があって浪人した父と離れ、馬子としてひとりで生計を立てなければならない身の上だった。親の都合できめられた運命だが子供はそれをどうすることもできない。姫の乳母である重の井(福助)は、せっかく巡り合った息子の三吉を前にするも、忠義を優先して親子の情を押さえ込んでしまう…。
(2005年/平成17年12月・歌舞伎座)
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