乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 7 藤太がまへにすゑならべたる物をみれば、まききぬ(巻絹)二つ、くびふうたる俵、しやくどう(赤銅)  のなべ一つで候へけるたわら藤太(俵藤太)

2025-01-03 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 7 藤太がまへ(前)にすゑ(据え)ならべたる物をみれば、ま  ききぬ(巻絹)二つ、くび(首)ふうたる(結ふたる)俵、しやくどう(赤銅)  のなべ(鍋)一つで候へけるたわら藤太(俵藤太)

 

 

 

 

P.29

藤太がまへ(前)にすゑ(据え)ならべたる物をみれば、ま

ききぬ(巻絹)二つ、くび(首)ふうたる(結ふたつ)俵、しやくどう(赤銅)

のなべ(鍋)一つで候へけるたわら藤太(俵藤太)、、、、

 

 

 

 

『俵藤太物語絵巻』

 

 チェスター・ビューティ・ライブラリィ所蔵

 2006年

 勉誠出版

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 1 十四さいの時成りしかば、ういかう ぶり(初冠)をさせて、その名を田原藤田(ママ)と ぞ、よばれけり

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 2 ひでさとは大ごうの男なれば大蛇のせなかをむずむずとふんで、あなたへ通りけり 

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 3 まことにわらはをみしりたまはぬことはり(理)なれ。我はこのよのつねのひとにあらず。けふにもせたのからはしにてまみえ申せし大じや(大蛇)のへんげしたる女なり

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 4 かの山にむかでといふもの、いできて、野山のけだ物、かうがのうろづく(江河の鱗)をむさぼること、年久し。

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 5 「じごくをめぐらさず、今夜の中にまかりて、かのかたきをほろぼし侍るべし」

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 6 二、三千見えつるたいまつ  一どのばつときえ、百千万にいかづちのおともひしひしとなりやみにけり。さてはばけもののめつしたる(滅したる)こと、うたがひなし

『俵藤太物語絵巻』二度目を読む 7 藤太がまへにすゑならべたる物をみれば、まききぬ(巻絹)二つ、くびふうたる俵、しやくどう(赤銅)  のなべ一つで候へけるたわら藤太(俵藤太)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『俵藤太物語絵巻』二度目を... | トップ | 『俵藤太物語絵巻』二度目を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風」カテゴリの最新記事