乱鳥の書きなぐり

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108:『日本絵巻物全集 別冊 2』から「化物草子」影印(ボストン美術館蔵) (4枚)

2012-07-16 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風






 108:『日本絵巻物全集 別冊 2』から「化物草子」影印(ボストン美術館蔵) (4枚)




 角川 日本絵巻物全集別巻2

 昭和56年




『日本絵巻物全集 別冊 2』から「化物草子」影印(ボストン美術館蔵)「解説」を楽しむ。

 読む前、「化物草子」から考えて化物が出てくるのかと考えていたのだが,ずいぶん誓う。

『なぁんだ、気がつけば、そうだったのネ?』って感じであっけらかんとしている。











【「化物草子」影印(ボストン美術館蔵)は非情に短く、短編五話】




 A やせた男の子と太った子が相撲とっていたので不思議に思い,弓をいり翌日見ると 蟻と蚤の死骸だった とか…(笑)
  でも,弓をいるという感覚がわたしは怖い。

 B 九条の女がかち栗を食べていると,数度白いカワイイてがのびてきたので、栗をあげた
  翌日いろり端を見ると白い杓子とかち栗が数個転がっていた   とか…(笑)

 C 耳高法師が毎夜部屋を覗くので下男に調べさせる
  庭に折れた銚子の柄を見つけ捨てると,以降出てこなかった   とか…(笑)

 D 寝ている男の鼻の穴にハエが入り込み
  大海で死にかけていたが助かった…夢をみた    とか…(笑)

 E 案山子男でもいいから,わたしのもとへ来て欲しいと願った女のもとへ弓を持った男が通う。
  男のたもとに糸をつけつけて行くと,畑の弓を持った案山子だった  とか…(笑)


 B 

 

 

 



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