乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

某展示室を見たあと、土師器・須恵器の違いで遊び、唐草文様でまどろむ。

2010-06-19 | 美術・文様・展示物





 これ、ころころとした形で、かわいいと思いませんか?

 某町にある土師器の一つで、10㎝内外の小さな土器です。

 

 土師器、須恵器の違いを調べると土の堅さまで違い、結構面白いことになってきます。

 時間がいくらあっても足りないので小一時間と決め込んで、昨日は『土師器、須恵器の違い』で遊んでいました。
 
 それにしても,本当にかわいらしい形。



 上の土器の説明がありました。

 どれどれ、地名は載ってないと確認^^OKです。載せておきましょう。



 上は古墳時代中期のミニチュア土器。祭儀用に使用されたという。

 こういったミニチュアものは器の他 動物や食べ物も作られている。

 実際ミニチュア食べ物などを目を凝らしてみて見たが,お芋なのか穀物なのか何がなんだかわからないから、おもしろい。

 想像巧みに,各個人が楽しむことができる。



 この展示室はわたしは今回で三度目。

 わたしは勝手に自分のテーマを設け,展示室を楽しんでいた。

       一度目;唐草文様と水銀朱と銅鏡

       二度目;唐草文様と瓦

       三度目;唐草文様と土器と埴輪

 一度目、三度目は歴史関係講義のあとに拝見させていただいたので、時間はすこぶる短い。






 上二枚は去年の秋に撮った同展示室の偏向唐草文の瓦。



 学生時代から唐草文様の好きなわたしは瓦などの文様にだけは必ず目がいってしまう。

 唐草文様を初めに意識したのはスペインのアルハンブラ宮殿。

 とにかく美しくて、夕方になるまで一人で宮殿を歩いていた。

 暗くなってアルハンブラ宮殿を跡にする坂道。

 左手には一見の居酒屋風のお店のオレンジのライトが暖かだった。

 二十歳そこそこの女一人。海外出の女一人歩きは、日が暮れると危険だ。

 夕刻に店に入るのも怖いので店を遠目に、息が切れるほどの急ぎ足でホテルに向かう。

 今もあの店は健在か?

 唐草文様に思いを乗せて、行ってみたいなと思う今日この頃。



 中東では当たり前のようにどこかしこで唐草文様。

 これにはまいった。美しすぎる。

 唐草文様への思い、それは渦巻きが連鎖し、飽きることがない。



 唐草文様の分布図を見ると,結構広範囲。

 もちろん中国でも多く見ることができる。

 唐草文様も色々あって楽しいんじゃない?と一人ほくそ笑む。

 




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