乱鳥の書きなぐり

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『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 オンパラパラ ラントリ。コロナウイルス、消滅〜〜〜!エイ!!  吉川弘文館

2020-03-21 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫
   『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 吉川弘文館       P.1~P.90

 以前にも読んだ宮田登氏の『日本を語る 4 俗信の世界』を読み進めている。
 Ⅰ では、ケとケガレとハレや、村から個人の祈願、イタコやゴミソ、絵馬(古代先行の先生もおっしゃっていた生馬(うま)の話などを興味深く読んだ。

 そして、Ⅱ の俗信と心意(俗信の世界)の初っ端に、Ⅰ と重複するが、こんなことが書かれていたので、単語/\で追ってみたい。


 日本民俗信仰に表われた“符呪”

 護符と呪符
 「熱さまし桜護符」 (市川市妙正寺)
  江戸時代に疱瘡が流行し、桜の皮を細かく刻んだものを煎じると熱に効くと言う感想した桜の皮が、お守りに入っているらしい。

 富士講
  江戸時代中期には、富士山を祈る富士講は、主として「おふせぎ」と言う呪法を用いて、信者を集めた。(開田各業始める 伝)

 道切り  
  疫病などの災厄が村内に防ぐことの呪術  


 忌む、払う、浄め

 民俗学状の儀礼論からいうと、
   ケ 日常生活状態
   ケガレ
     個人次元では身体の不調、病気にかかり、日常生活が維持できなくなった状態
     共同体では村や町が天変地異、災害に襲われ、崩壊の聞きに遅された状態

 このケガレに対する抵抗手段として、
     忌む、払う、浄めという三つの儀礼が行われる。


 苦しい時の神頼み。

 私も何らかの形で、忌み、払い、浄めようかしらん^^

 オンパラパラ ラントリ。コロナウイルス、消滅〜〜〜!エイ!!

 
 Ⅰ=祈りの民俗(人は神仏に何を祈るか/民間信仰と現世利益/江戸時代に再編成された日本の宗教/奇怪なる神々/絵馬について/江戸の絵馬―絵馬の由来と変遷―/安産の神仏たち)
 Ⅱ=俗信と心意(俗信の世界/日本民俗信仰に表われた“符呪”) 

 内容説明
 人は神や仏に何を祈るのか。日本的な現世(げんぜ)利益(りやく)の観念を、祈願・禁忌(きんき)・予兆(よちょう)・占い・まじないなどのさまざまな具体例を通して解き明かす。地名や命名の心意、あるいは色・音・匂いの民俗的な意味を問い、近世の絵馬・七福神などの図像資料から現代の都市の怪異に至るまで、時間と空間を大胆に横切りながら、現代における宗教の意味を明らかにする。


 Ⅰ=祈りの民俗(人は神仏に何を祈るか/民間信仰と現世利益/江戸時代に再編成された日本の宗教/奇怪なる神々/絵馬について/江戸の絵馬―絵馬の由来と変遷―/安産の神仏たち)/
 Ⅱ=俗信と心意(俗信の世界/日本民俗信仰に表われた“符呪”/日本人と匂い/辻のフォークロア/神霊・怪異の音/餅の呪力―里の食物誌―/日本の数信仰/名前のフォークロア―命名の心意―/俗信の諸相)/
 Ⅲ=世相と俗信(日本コスモロジー―現代における宗教の意味と意義―/現代都市の怪異―恐怖の増殖―/現代都市の命運―都市の民俗学序説―/民俗学からみた
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