
映画『無本松の一生』
★★★★★ ★★★★☆
東宝 1958年 106分
監督 稲垣浩
原作 岩下俊作『富島松五郎伝』
脚本 (脚色)伊丹万作
稲垣浩
キャスト
三船敏郎
高峰秀子
芥川比呂志
笠原健司
たいへん面白く酸かったするが、最後は涙した。
もう一度見たくなる映画。
高峰秀子さんは美しかった。
三船敏郎さんは黒沢監督などの何作品かは見たことがあるが、この映画で好きになった。
昔はこんなにも重厚克つ軽快な映画が簡単に楽しめたんだなぁ。
難しいことはわからないが、テレビが普及したのは便利だが、こういった文化をもっと本腰を入れて守るべきだったんじゃないのかな?
とはいえ、そういうわたしもこういった映画を日本映画専門チャンネルで見ているのだけれど、ね。
日本映画専門チャンネルより下記を転載させていただきました。▼
'43年に坂東妻三郎主演で撮られた同名映画の再映画化。当時の検閲によってカットされたのを不満に感じた稲垣浩が同じ伊丹万作脚本をカラー、シネマスコープで新たに監督し、ヴェネチア国際映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞した。暴れん坊だが無垢の心を持つ天涯孤独の松五郎(三船)はある日、足を痛めた少年・敏雄(笠原)を救う。それが縁で夫を失った親子と親密になっていく。敏雄を実の息子のようにかわいがり、未亡人の良子(高峰)にはいつしか淡い恋心を抱くようになるが、時は流れていった…。松五郎の太鼓の音が胸に響く。
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