乱鳥の書きなぐり

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映画『母なる証明』  監督・原案・脚本 ポン・ジュノ ★★★★★ ★★★★★  2009年 韓国 

2011-05-29 | 映画
  (写真は東京池袋近くの、雑司ヶ谷鬼子母神堂。ここでは立派な大型絵馬を見ることが出来る。


    映画 『母なる証明』




 ★★★★★ ★★★★★

 2009年 130分 韓国


 監督・原案・脚本:ポン・ジュノ

 脚本:パク・ウンギョ

 出演:ウォンビン キム・ヘジャ








 以前から気になっていた『母なる証明』を見る。

 本来わたしがイメージする韓国映画の匂いがして、あらすじも演技も満足した。

 息子が真犯人と認識した後に、成り行きで新たな犯人として仕立てられた知的障害者と母は面会。

「お母さんはいらっしゃるの?お母さんはいらっしゃるの?」
の言葉は、見ている側に重くのしかかる。

 知的障害者の息子は釈放され、母の針を手渡される。

 自らの殺害の罪、息子の罪と冤罪。罪の意識は大きい。

 知的障害を満つ息子のためにも忘れねばいけない。

 母は自分の太もも(嫌な過去を忘れ去る事が出来るツボ)に針をうち、踊る。

 わたしはこの母に、鬼子母神の姿を見た。




 私の好きな韓国映画で今すぐに思いつくのは『風の丘を越えて 西便制』

 この映画は私の好きなカラーの重厚なつくりの中国映画と類似した作りで、満足感が大きい。

 他にも『大統領の理髪師』など韓国の映画で好きなものがあるが、今回の『母なる証明』もお気に入り映画に付け加えておこう。

 





 
 おつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 今回も題名のみにて失礼申し上げます。












【PG-12】
  永遠に失われることのない母と子の絆。 全ての“謎”の先に“人間の真実”が明かされる。 殺人事件の容疑者となった息子を救うため、真犯人を追う母親の姿を極限まで描く…。 「この子を守るのは私しかいない…。」 子を想う母の“無償の愛”を通じ、善と悪、光と闇を湛えた“人間の真実”をスリリングに描き出すヒューマン・ミステリーの最高傑作!30分に及ぶ衝撃のラストは観る者の心を激しく揺さぶり、圧倒する! 第62回カンヌ国際映画祭のある視点部門上映作品












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